華やかな世界に見られがちなCA業界、
「昨日医者の見習いと合コンしてきてね~」、「今度起業家の友達がパーテイーするんだけど、来る?」なんて話をよく聞きます。長距離のフライトやステイではしばしば恋バナが繰り広げられます。やっぱり女の子たちが集まれば自然と話はすべて恋や男の話!
かと思いきや、一方ではCAは若いうち、体力があって可愛いうちに世界中をフライトしてさっさと辞めちゃう、なんていう足踏み台にしているCAも多くいます。
・CAたちの本音と裏話「5年以内にセレブ婚?」
・生涯CA、その心理は?【転職組 vs 生涯CA】
3分ほどおつきあいくださいm(__)m
CAたちの本音と裏話「5年以内にセレブ婚?」
セレブ婚を夢見る新人CA
まだまだ入社してフライトし始めたばっかりの新人CAたち、
きゃぴきゃぴしていてなんとも新人にしか醸し出せない可愛らしいオーラがあります。特にこの時期はどうしてもセレブ婚だったり、素敵な出会いを期待する時ですね。
特に外資系エアラインで働くと、フライト後にステイ先でパーティーをしたり、皆で近くのバーに行ったり、自然と出会いの場が広がります。そういう面で多くの人と出会うようになり、自分とは全く違う世界に住んでいる人たちと知り合う機会が増えます。
漠然とどこか頭の片隅にあった「セレブ婚」が可能になるかもしれない!と、思うことでセレブ婚を夢見る人が多いのは嘘ではないのです。
でも、ただただフライトをしているだけでは、セレブ婚は程遠いです。宝くじに当たるか当たらないかのチャンスだと思った方がいいかもしれません。自分からどんどん人脈を広げ、新しい出会いを求め、人を知っていく努力が必要なんですね。なのでセレブ婚したCAは相当なやり手、努力家なのです^^
CA合コンのリアル|ステータスをフル活用
CAというとやっぱり響きがいいですよね。もちろん合コンにも役に立ちます。効果があるとは断定できませんが、、、。同期の中にも合コン好きの同僚が必ずいます!そういう子と一緒に参加すれば、知らずと人脈も広がっていき、チャンスも増えます。
また、比較的平日休みも多いCAのスケジュール上、休みの度に合コンなんて人もいます。フライトが重なると、前回の合コンの話で大盛り上がり。もちろんCAだからモテるとは言えませんが、その肩書きがある間に素敵な人に出会いたいと切実に願っているCAは多いようです。
しかし、世界中を飛び回り、いろんな人に会っている分、良い意味でも悪い意味でも理想が高くなってしまい合コンではなかなか気になる人に出会えないというのが現状です。
機内での出会いってどんな感じ?
CAは機内でどのような出会いがあるのでしょうか?
一番多いのは、名刺を渡されるパターン。
サービスが全て終わり、CAたちも息抜きする時間になるとお客様もギャレーにきてしばしお喋りが始まります。そこで話が盛り上がったり、お目当てのCAがいたりすると名刺を渡されたり、今度もっとお話ししよう、なんていう展開になることは多々あります。
ビジネスクラスの担当になると、サービス中にもお客様と接することが多く、お客様ひとりひとりと会話をする時間が増えます。離陸が近づくにつれ、「もっとキミのこと知りたいんだけど、、」という感じで連絡先を渡されることも。
恋愛における出会いだけでなく、仕事の依頼を受けることだってあります。「僕のプライベートジェットで働かない?」なんていうお誘いも珍しくないとか。
セレブ婚とはいかなくても、意外にも機内で出会い結婚するCAも多いです。
生涯CAその心理は?【転職組 vs 生涯CA】
CAは転職組と生涯CA組と分かれる!
日系は基本的には生涯雇用なので、一度入社をするとずっと働くことができます。しかし外資系エアラインにおいて生涯雇用を実施している会社は多くありません。契約社員として、何十年も働いている方も多いですが、経営悪化などで急に解雇を余儀なくされるなんてこともあります。
転職組は、ひとつは数年ごとにいろんなエアラインを経験するパターン、もうひとつはCAとしての経験と肩書きを活かしキャリアアップを目指すパターンです。
前者の場合、本当にCAという仕事、それを趣味とするようにフライトをする人生が好きで、続けていることが多いです。
逆に、後者の場合はエアライン業界に未練なくCAというブランド力を踏み台にし、全く違う業界へと転職します。セレブ婚にあこがれる人は後者が多いかもしれませんね(笑)
CAがそのステータスを利用したおすすめの転職先を知りたい方は、CAの転職先ベスト5♪ 退職後のセカンドキャリアの作り方で具体的に解説しています。合わせてどうぞ。
CA職一筋の女性が求める男性理想像
CAの仕事をずっと続けている人は、華やかなCAの世界にはあまり憧れを持っていないことがよくあります。機内にセレブがいようが、芸能人が乗ろうが、イケメンにナンパされようが、それはそれ。そのためにCAをするという考えにはいたりません。
筆者が外資系CAとして働きながら見る限り、長くCAを続ける同僚には性格上の共通点があります。
・とてもアクティブで一人外出や一人観光が苦ではない
・自立していて、あまり恋人に依存するタイプではない
・ストレスフリー、どんな時も自分が幸せになれる方法を知っている
=相手に自分を幸せにしてくれる要因を求めていない 等があげられます。
多くの国籍の人と働きながら、恋愛に対する考え方も少し典型的な日本人とは違う部分もありそうです。もちろん、お金持ちで、容姿が良くて、、申し分ないですが、
それよりも一緒にいれない時間が多いため、信頼関係を大事に考える人が多いのも事実です。
まとめ|CAたちの本音・裏話
CA界では、入社時にはセレブ婚や楽な将来に憧れている人が多いですが、数年後にはハッキリと道が別れていきます。
CAという利点を利用して自分の夢見る生活を手に入れることは可能ですが、白馬に乗った王子様が現れる確率は、相当低いです。
幸せは自らが作り上げるものですよ^^ CAという肩書きを最大限利用することは悪いことではありませんから、積極的に転職活動をしたり、素敵な人を見つけたりして自分の将来を見極めるのがちょうど飛び始めて5年後くらいですかね。