私たちCAは普通に道を歩いていても、「あの人、なんとなくCAっぽい。同業者かも!」というCAセンサーが働くことがあります。
どんなところでCAっぽさが出てしまっているのでしょうか。
今回はCAが普段からついついやってしまう、CAの職業病あるある20選をお話しします!
- お茶目なCAがやってしまうあるある
- まさにCA職業病あるある
- CAセンサーが働くとき
- CAあるあるから「CAらしさ」を学ぶ
3分ほどで読めますm(__)m 現役CAの方でも楽しんでもらえる内容なので是非どうぞ♪
お茶目なCAがやってしまう あるある
CAの仕事が垣間見える瞬間
1.お手洗いのことを「ラバ」という
2.親指を立てたOKサイン
私のいた航空会社では、お手洗いのことを「ラバ」と呼んでいました。(ラバトリーの省略形です。)
そして、「了解!」とか「OK!」という合図は、親指を立てたジェスチャーをします。
これらのクセはなかなか治らず、街中でもついついやってしまう、CAあるあるです。
私「ちょっとラバ行ってくるね。」
友「オッケー」(親指を立てたジェスチャー)
こんな感じで使います。
私生活のこんなところでも
3.早食い・大食い
4.荷物が少ない
5.人がいるところでは笑顔
CAは常に時間と戦っているので、食事は「食べられるときに、急いで食べる」が鉄則です。
お休みの時も急いでいないのに、気がつけばついつい早食いに。そんなCAは外出も多いのですが、普段から最低限の荷物しか持ちません。
小さいカバンの中には、財布・携帯電話・ハンカチ・リップくらいしか入っていませんが、最低限の荷物でも「なんとかなる」ということを普段の経験から知っています。
また、常に笑顔を求められるCAは、人がいるところでは無意識に笑顔になってしまうようです。
私は祖父の法事の際、無意識でニコニコしていたらしく、母に怒られた経験が・・・(^^;
これらも一種の職業病ですよね?
まさに職業病!あるある
CAの厳しい目が光る
6.店員さんのチェック
7.ラバチェック
CA同士でお食事に行ったりすると、ついついお店や店員さんのサービスをチェックしてしまいます。
身だしなみとか、気遣いとか、言葉遣いとか。もちろん、店員さんの親しみやすさまで厳しくチェック!
ついでに、冒頭でも出てきた「ラバ」も必ずチェック。
自分がラバから出てくるときには、「トイレの蓋は閉める」「トイレットペーパーの三角折り」「洗面台の水滴を拭く」がお約束です。
電車でも. CAあるある
8.新幹線でシートベルトを探してしまう
9.他の人の荷物の整理をしたくなる
10.揺れていても、安定して立っていられる
新幹線に乗ると、ついついシートベルトを探してしまうことがあります。
なんだか不安なんですよね、いつもしているはずのものがないと(^^;
ついでに、他のお客さんの足元や膝の上に置いてある手荷物も、すごく気になり、思わず「恐れ入りますが、足元のお手荷物は前の座席の下に・・・」なんて言いたくなってしまいます。(笑)
もちろん、上の棚に手荷物が乱雑に置かれている場合は、テトリスの要領で整理整頓をしたくなります。
完全に職業病ですね。
ちなみに電車は結構揺れますが、CAの職場もよく揺れるので、たいして気になりません。
むしろ、その揺れに抵抗しようと踏ん張ってしまう傾向にあるかも。
CAあるある CAセンサーが働くとき
会話の中に専門用語やCAがよく使うワードが出てくる あるある
例えば、友達とカフェでランチをしているときや、街を歩いているときに「あの人、CAだ!」というCAセンサーが反応することがあります。
CAセンサーが反応する一番のきっかけは、相手の話が聞こえてきたとき。
CAは、外出先でも専門用語を使いがちなんです(^^;
- ディレイ →飛行機が遅れること(使用例「今日は1時間ディレイしたから、集合遅れます!」)
- ホリ・エッチ →ホリデイの略・頭文字。お休みのこと(使用例「あしたから2ホリ!」)
- レグ →便のこと(使用例「今日は4レグで疲れた〜」)
- クレーム →苦情(使用例「今日はクレームの嵐だった。」)
- デッドヘット → 乗客として飛行機に搭乗すること(使用例「今回のパターンは2回もデッドヘットがある」)
- デブリ →デブリーフィングの略、乗務後の反省会のようなもの(使用例「今日のデブリは長かった・・・」)
これらのCAワードが聞こえてきたら・・・その人は間違いなくCAです。
11.外出先で専門用語をよく使う
12.話し方から「あの人CAかも」というCAセンサーが働く
外見からなんとなく感じる CAあるある
制服を着ているわけではないけれど、すれ違っただけで「もしかして、CA?」と思う事もあります。
13.バレエシューズ(ヒールのない靴)を履いている
14.持ち物や服装(ストール、モンクレールのコート、リモアのピギーバック、ロンシャン・エルベのバック)
15.黒髪
16.ネイルがシンプル
17.「私、CA!」という隠しきれないオーラ
CAは普段からヒールのないバレエシューズを愛用している人がかなり多いです。
また、国際線に行くと安く買えるモンクレールのコートやロンシャンのバック、リモアのピギーバックなどは「これらはCAの制服の一部なのか?」と勘違いするほどの確率で、みんなが持ってます(笑)
さらに、CAは美容基準が厳しいので、髪の色は黒に近い色、ネイルはシンプルなもの(ストーン・ラメ禁止、色はベージュかピンク)と決まっています。
あとは、滲み出すオーラでしょうか。
「私はCAなのよ!」というような自信満々の態度で、CAだとわかってしまう事もあります(^^; こちらの記事もCAがどれだけセレブではないかについてまとめています。CAさんの裏話・ナイショ話|もう時効だから言っちゃいますね【セレブ崩壊♪】
CAプライドを満たす CAあるある
おしゃれなレストランはCAだらけ
勤務パターンがバラバラで、平日のお休みが多いCAたち。
普段から美味しいものを食べるのが大好きな人が多いので、ちょっとリッチでおしゃれなレストランでランチを楽しむ人も多いです。
CAが知るおしゃれなお店情報は、あっという間にCA間で共有されるので、日中ランチに行ったら、CAぽいお客さまだらけ・・・ということもよくあります(^^;)
さらに、お酒が好きな人も多いので、昼間っからランチワインを嗜んでいることも・・・ソムリエ資格を持っているCAも多いんですよ!
18.おしゃれなレストランの平日のランチタイムはCAだらけ
19.平日の昼間からランチワインを飲んでいるのは、もしかしてCAかも
楽しいこと大好きなCA
CAは楽しいイベントには目がありません。ワインの試飲会、ブランド品の新作発表会、合コンなど「おもしろそう!」「華やかそう!」と思われる場所には、必ずCAが現れます。
普段から注目の的であるCAは、目立つことも大好きなんですよね♪
CAは、そういうイベントへの参加に声がかかる機会も多いんです。
20.イベント会場にはCAの姿がある
CAあるあるから「CAらしさ」を学ぶ
見た目から真似をしてみる
「CAになりたい!」と思うなら、まずは見た目からCAの真似をしてみるのはいかがですか?
CAらしさを学んでおけば、航空会社ごとのCAの違いがわかってきたり、CAの採用試験にも役立つこともあるかもしれません。
実際に空港で働くCAを観察してみるのもいいですし、CAの雑誌などを参考にしてみてもいいですね。
航空会社のHPに出てくるCAさんたちは、まさに「会社の顔」なので、参考にする価値ありですよ♪
- 歩き方・姿勢
- 髪型
- メイク(口紅の色やチーク、アイシャドウの色)
- ネイル
- 持ち物
- 表情
- 話し方
- 所作
- 制服の着こなし
- 靴
- CAのOFFスタイル(出退社の際の服装など)
探せば、色々と参考にできることがありそうですね!
好奇心旺盛に何でもチャレンジ!
CAには、好奇心旺盛な人が多いのも特徴。
好奇心旺盛な人って、キラキラ・イキイキしていると思いませんか?
CAのキラキラ感も、実はそんなところに理由があるのかもしれません。
「興味のあることにチャレンジしようと参加した先で、現役CAに出会った!」という話も、よく聞きますよ。
- フルマラソン
- 料理教室
- ヨガを極める
- 各種資格や免許などにチャレンジ
- 語学を磨く
- セルフネイル
- 音楽や観劇
- パーティー
- 登山、キャンプ
いろんなことにチャレンジすることで、自分の知識の引き出しを増やせます。
飛行機を利用するお客様には、いろんな人がいらっしゃいますよね?CAには「相手の気持ちを汲み取って、行動できる」という力が必要。
結果的に経験の多さが、お客さまとのコミュニケーションに役立ったりするんですよ!
参考記事 ⇒ CA就活が有利になる資格・スキルのベスト5【貴方だけのサービス】
まとめ|CAは雰囲気からCAである
CAセンサーは高感度
CAの職業病あるある、お楽しみいただけましたでしょうか。
今回は私が働いていた日系のCAあるあるをお届けしました。CAとして働いている人は、自社であれ他社であれ、やっぱり他のCAに敏感。
CAセンサーの反応はかなりの精度です。
この記事を参考に、今度お出かけした時には周りをちょっと観察してみてください。カフェであなたの隣に座っているその人は、もしかしたらCAかもしれませんよ!