英検ってCA就活ではどれくらい評価されるのかな?
TOEICだけじゃなく、英検も取った方が差をつけれられる?

今回はこのような疑問にお答えします。

本記事の内容

・CA就活で英検2級・準1級はどれくらい評価される?
CA就活にとっての語学力の重要性について【昇進とは切っても切れない話】

小中高生の頃に英検の勉強をしたことがあるという方が多いかもしれません。今回は、CA就活において、英検がどのように評価されるのか、また、TOEICと英検のどちらも良い結果を出すことでCA就活にとのような影響が出るかという点をお話ししていきます!

※この記事で扱うTOEICとは、TOEIC Listening&Reading Test のことを指します。

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CAが求められるTOEICスコア・英語レベルについて

ここではCAが一般的に求められる英語レベルに関して、ざっくりと説明していきます。

国内航空会社の場合、求められる英語力は以下のように記載されています。

JAL・・・TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有する方

ANA・・・TOEIC600点程度以上の英語力を有すること

ANAウイングス・・・TOEIC600点、GTEC-LR2技能260点または同程度以上の英語力を有すること

J-AIR ・・・TOEIC550点程度以上、または英検2級以上の英語力を有すること

スカイマーク・・・TOEIC650点以上もしくは英検2級以上程度の英語力を有する方

ソラシドエア ・・・TOEIC600点以上もしくは同程度の英語力を有する方

スターフライヤー ・・・TOEIC600点以上の英語力が望ましい

AIRDO ・・・TOEIC550点、GTEC-LR240点、英検2級程度の英語力を有する方

ジェットスター・ジャパン ・・・TOEIC600点程度、または同程度の英語力を有していること

エアアジア・ジャパン ・・・TOEICスコアが650点以上もしくは英検2級以上の英語力を有する方

やはり、TOEIC600点以上、もしくは英検2級以上を最低ラインとして設ける会社が多数派のようですね。

データを確認すると分かるように、TOEIC550~650点を、英検2級と同程度のレベルであると位置づけする会社が多いように感じます。

「TOEICスコアっていつまでに取っておいたらいいの?」という方は、CA就活でTOEICはいつまでにとるべきか+3か月独学メニューで詳しく解説しています。合わせてどうぞ。

英検とTOEICの試験内容の違い

ここでは、英検とTOEICの大きな違いを、いくつか挙げていきます。

・TOEICはビジネスシーンを想定した問題が多いのに対し、英検は学術的なことから日常会話まで、出題内容がさまざまであること

・TOEIC(L&Rの場合)にはスピーキングテストが無いが、英検は二次試験でスピーキングテストが課され、一次試験と二次試験の両方に合格しなければ資格を取得することができない

・TOEICには独立した文法問題が存在するが、英検には存在しない

・TOEICのリーディングには、長文だけではなく中規模の長さの文章がいくつも存在するため、集中力と同じくらいスピード感が重要視されるが、英検は長文を高い確実性で解いていくことが問われる

・TOEIC(L&R)には英作文を作成する問題が存在しないが、英検には存在する

他にも細かな特徴はまだまだあるかと思いますが、代表的な違いはこのくらいでしょうか。

CA就活に有利なのは、TOEICか英検のどちらなのか?

結論は「TOEICと英検、どっちも取るべき」です。日本の学生の多くは、英語の資格試験は、高校時代までは英検を受験し、大学に入ってから現在に至るまではTOEICを受験しています。

そのため、CA就活をしていた頃のエントリーシート等の書類には、TOEICと英検の二種類の成績を記載しておりました。また、同期や、同じくCAを目指していた知人達も、TOEICと英検の二種類を英語資格としてエントリーシート等に記載していた人が多かったです。

TOEICが600点ギリギリもしくは600点に満たないけれど、CAにどうしてもなりたいという方は、英検も記載して、努力家であることをアピールしても好印象になること間違いなし、おすすめです!

会社の基準を満たしているのであれば、どちらか片方の成績のみを記載してマイナスになるということは無いですが、両方の成績を記載することにより、目標に向かってコツコツと努力を重ねることができる人であるというアピールができますね。

CA就活にとっての語学力の重要性について【昇進とは切っても切れない話】

CAというと、やはり高い語学力があるというイメージが根強く浸透しているかと思いますが、実際のところはどうなのかという点について説明していきます。

入社時だけではなく、昇進時や国際線移行の際にも英語力は非常に重要視されますので、CAとしてステップアップしていきたいのであれば、英語力を磨いていくことは必須です。

多くのCAが、お休みの日やステイ先、移動時間などをこまめに活用し、日々英語力の研鑽に注力しています。また、英語だけではなく、最近ですと中国語(北京語)が一定以上できると判断されると、就活の際に優遇される会社も増えてきています。

国際線だけではなく、春節や国慶節などの中国の大型連休の際には国内線においても、お客様がほぼ中国からのお客様であることが非常に多いため、使える言語が一つでも多いほうが、かなり重宝されるCAになることができます。

まとめ|CA就活生はコロナ過のうちにTOEIC+英検の両方をとる

・CA就活においては、英検2級はTOEIC600点と同等レベルに扱われることがある

・CA就活において、TOEICと英検両方の資格を保有していると、アピールポイントが増える

語学を取得することは決して簡単なことではなく、時には辛いと感じることがあるかもしれませんが、その頑張りはCAとなった時に必ずあなたの力になりますよ。

そして語学習得には「我慢強さ」や「継続力」が要ります。それらはスコア以上にCAになってから役立つもの。

コロナ過の今の期間を利用して、活躍の幅を広げてくださいね!