英語ペラペラで外国のお客様やクルーと楽しそうにフライトしている日本人の外資系CAたち、彼女たちはどうしてあんなに英語が話せるのでしょうか。
話せないと合格できない?
外資系CAに合格するにはどのくらいの英語力が必要なのか、
TOEICは900点越えが当たり前?
外資系CAを目指す皆が知りたい現役CAたちの英語力について、また、どのように英語を習得したのかお伝えします♪。
・外資系CAに求められるTOEICスコアが700点では足りない理由
・外資系CAを目指すには「TOEICスコア+話す力」を身につける!
外資系CAに求められるTOEICスコアが700点では足りない理由
現役外資系CAたちはTOEIC何点?
TOEICの点数だけでいうと、基本的に850点以上がほとんどです。
会社の採用基準にもよりますが、書類選考の次が面接の場合は700点では書類審査パスは難しいでしょう。
最初から簡単な面接を行う中東系エアラインや、電話インタビューなどを実施している航空会社であれば、実際に面接官が英語力を試すことが可能なので、TOEICの点数が多少低くても円滑なコミュニケーションがとれれば大丈夫です。
もちろん、スコアが700点の人の方でもスピーキングに自信がある可能性もあります。
また、過去に外資系航空会社に在籍していた経験があれば、ある程度の英語力を所持していることがわかりますね。ただし、未経験の人や、新卒でればできるだけ高い点数を目指しましょう!書類で落とされたらなんにもできません!
TOEICスコアはいつまでに出すのが期限なの?という方は、CA就活でTOEICはいつまでにとるべきか+3か月独学メニューで詳しく解説しています。合わせてどうぞ。
短期間で点数アップTOEIC勉強方法
TOEICは正直、時間と語彙力の勝負です。例えばパート5の問題は数秒で解くのが鍵。考えている暇はありません。というのも、品詞・代名詞問題であれば単語の意味を知らなくても前後を見るだけで解けます。
何十回も練習することによって、自分が苦手なパートがどれか明確になります。そうすればどのような時間配分で解いていけばいいのかわかりますね。文が長くなればなるほど重要なのは語彙力です。そして読むときは慎重に一回で理解しましょう。理解できないまま飛ばし読みをすると結局最後にその部分に戻らないといけません。
TOEICは、他の英語テストと違ってランダムな問題の出題はありませんので、大体毎回似たり寄ったりの内容です。わからない単語に出会ったらそのたびに覚えましょう。解けば解く程、点数は必ずアップするのがTOEICです
外資系CAを目指すには「TOEICスコア+話す力」を身につける!
外資系CAになるには留学は必須?
結論から言うと「NO!」筆者の現在在籍している外資系航空会社の同期は、1人を除き誰も留学経験はありません。しかし、大半が様々な外資系CAを経験したのち、入社しています。外資系CA受験における留学経験のメリットはなんでしょう?
強いて言うなら英語を話すことに抵抗がなくなる、ことが挙げられます。自然な英語が身に付き、ユーモアのある話し方ができるようになります。また、価値観が変わったり、世界を見る目が変わるのは留学の良い点と言えますが、CAになるためだけの英語力をつけるために何百万円も投資するのは勿体ないですよね。
正直なところ、日本語英語でも問題ないんです。外資系CAというと、ネイティブ並みにペラペラな英語を話すのかと思われがちですが、決してそうではありません。あくまで言語とは仕事におけるツールであるにすぎないのです。
略したり、スラングを使ったりするのではなく、丁寧な英語を話すこと。自分の意思をしっかり伝えられることが大事です。日本人を採用するということは、CAは日本っぽさを兼ね揃えている必要があります。英語が得意じゃない人に伝えたいことは、日本人らしい英語でも良いんです、堂々と自信を持って英語を話せるように努力しましょう。
スピーキング上達のための3ステップ
TOEICは高得点、でもスピーキングは苦手という悩みを持つ人が多いですね。実際に海外にいれば自然と英語を話す環境ですが、日本にいるとなかなか難しいのが現実。そんなあなたにおススメのスピーキング練習法を教えます!
オンライン英会話
オンラインでレッスンを受けることができるので簡単なのと、先生は皆ネイティブなので生きた英語を学ぶことができます。料金も英会話スクールに通うより断然安い!
また、最近ではアプリでもその外国語を母国語とする人たちと会話ができたり、わからない発音をお互いが教えあえたりできます。簡単にアクセスできるので空いた時間を利用して毎日続けられます。
シャドーイング
学校でも習いますが、これ意外と役に立つんです。自分の好きなセレブのトークショーや、ドキュメンタリーをピックアップすれば楽しく勉強できます。英語字幕を使って、何度も繰り返しシャドーイングを行うことによって、自然と耳も慣れ、頭に残ります。
英語で独り言をいう
これは筆者が留学から戻ってから英語を忘れないために10年間続けている習慣です。一人の時、考えごとをしたり、独り言いったりしますよね。それを英語で言うんです。
多少間違っていてもかまいません、慣れてくると英語を話すときに考えなくても自然に英語がでます。間違っている部分を直されたら、その時覚え直せばいいんです。
まとめ|外資系CAに求められるTOEICスコア
外資系CAになるために必須な英語ですが、誰にでもチャンスはあります。
書類審査のためにTOEICでは弱点をしっかりと把握し、外形CAにはTOEIC800以上を目指しましょう。また、外資系CAに求められているのはTOEICスコアに加えて「話す力」です。上の3ステップを参考にてスピーキングもマスターしましょう。
気持ちの持ちようと努力であなたも憧れの外資系CAの仲間入りです^^