ANAグループで働きたい!

でも、ANAウィングスとANA、どちらが自分に合った会社なんだろう?

併願受験は出来るのかな?

 

今回はこのような疑問にお答えします。

近年、ANAウィングスとANAのCA新卒募集では、合同募集といってエントリーの時点で両社を併願できます

なんと、エントリ―時にANAのみ応募するか、ANAウィングスのみ応募するか、両社応募するかを選ぶことができるんです!!(なんと素晴らしい!何度も受験しなくていいんですよ!一度に二社受けられる♪)

ANAグループで実際に12年間CAをしていた私がANA CAとANAウィングスCAの年収や採用条件など、違いを分かりやすく解説していきたいと思います♪

本記事の内容

➀ANAウィングスCAとANA CAの年収や採用条件の違いは?
➁ANAウィングスとANAの併願受験は?どちらが働きやすい?

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ANAウィングスCAANA CAの年収や採用条件の違いは?

➀年収の違いはどれくらい??

ANAウィングスCAとANA CAの平均年収の差は約50万円程ANAが高いと言われています。

両社の初任給(基本給)の差は院卒で9000円、大卒で6000円、短大専門卒で900円程ANA CAの方が多くなっているのが現状です。理由は会社の規模もありますが、国際線を担っているANA CAは深夜手当が付くということと、基本給が高い分、賞与が多いからです。

ANA CAが担当する路線は国際線と国内線。現在は入社一年目から国際線の乗務があるので、一年目の年収から大きく差がついてきます。ANA CAの平均年収は450万円程、ANAウィングスCAの平均年収は400万円程です。

勤続年数が長くなるほど両社ともに年収は上がるので、5~7年を超えると平均年収よりも多くなってくるCAが多いでしょう。

また、年収には含まれませんが、ステイ費といって、一泊宿泊する毎に5000円の手当がつくので、宿泊回数が多ければ多い程、月々に貰える給料額も多くなりますよ♪

➁採用条件の違いは??

ANA CAとANAウィングスの採用条件の違いはズバリ“勤務地”です!

ANA CAのベースは東京(羽田・成田)で、ANAウィングスCAのベースは大阪・中部・福岡のいずれかとなっているんです。

国際線を乗務するANA CAはパスポートを取得できること等の条件がありますが、その他の採用条件はほぼ同じ。地元から離れずに仕事がしたい!地元に貢献したい!実家から通いたい!彼の居る東京に住みたい!という理由から、勤務地で会社を選ぶCAも多いので、自分が生活したい場所を会社選びの条件にするのもひとつですね♪

ちなみに、ANAウィングスにも東京ベースがありますが、現在のところは経験者採用のみとなっています。将来的には東京ベースが出来るかも?!

両社とも出向も含めて転勤があり、同じ勤務地でずっと働くことが出来ないこともあるので注意が必要です。(私は二回転勤を経験してます)

参考までに、両社CA共通の採用条件を纏めておきますね↓

ANA CAとANAウィングスCAの共通の採用条件

・2020年4月から2021年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)を卒業または修了見込みの方。(2021年新卒募集)

・裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。
・航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がないこと。
・TOEIC600点、GTEC-LR2技能260点または同程度以上の英語力を有し、英語での意思疎通が
円滑に行える能力を有すること。

ANAウィングスとANAの併願受験は出来るの?ぶっちゃけどちらが働きやすい?

➀ANAウィングスとANAの併願受験は出来るの??

最初にも書きましたが、最近はANAとANAウィングスのCAの併願受験ができます!

というのも、エントリーの時点で

・ANA CAとANAウィングス両方受けたい

・ANA CAのみ受けたい

・ANAウィングスCAのみ受けたい

が選べるんです。

とにかく、どちらの会社でも良いのでCAになりたい!と思っている人は是非併願をしてみて下さい。ただ、気を付けなければならないのは両社の勤務地の違い。絶対に東京で働きたい!という人はANAのみ受験することをお勧めします。

➁ぶっちゃけどちらが働きやすい?

どちらが働きやすいのか、これは皆さんが望んでいる職場環境やライフスタイルによると思います。

理由は、同じANAグループでも、両社の社内環境は全く違うものだからです。

ポイントは何に対して皆さんがストレスを感じるか。良いところの裏側には必ず影の部分があるものです・・・

【ANA CA】

・国際線乗務があるので、世界各国にフライトできる。ステイは現地でOFF時間が十分確保されているので、現地での時間を楽しめる。
⇒ 時差など、体調管理と時間管理が必要。

・一便に乗務する人数が多いので、大人数の中で仕事する緊張感がある。
⇒ 一人一人に目が届かない部分があるので、干渉度が低い。頼れる人が沢山いる。

・初めましてのCAと乗務する機会が多い。
⇒ あまり個人的に干渉されずに仕事が出来る。苦手な人と乗務する機会を減らせる。

・チーフパーサー資格取得までに年数が必要。
⇒ 責任ある仕事を早く任せられたい人にはストレスに。責任ある仕事はなるべく避けたい人には良い点。

【ANAウィングス】

・一便に乗務する人数が少ないので、一人にかかる責任が大きい。
⇒ 乗務人数が二人~四人なので、干渉されやすい。失敗が目立つ。三人乗務の場合は2:1になりやすい。

・顔見知りのCAが多く、アットホームな雰囲気。一人一人の育成をしっかりして貰える。
⇒ 良いことも悪いことも噂が広がりやすく、逃げ場がない。苦手なCAとの乗務が多くなる。干渉度が高い。

・チーフパーサー資格取得の時期が早い。
⇒ 責任ある仕事を早く任せられたい人には良い点。責任ある仕事はなるべく避けたい人にはストレスに。

まとめ|ANA WingsのCA、ANAとの違いまとめ(給料・働きやすさ)

ANAウィングスCAの平均年収は400万円程。ANA CAの平均年収は450万円程。

月収とは別にステイ費が貰えたり、無料航空券が使えるので、体感としては実際の年収よりも貰っている感覚で生活できます!

採用条件はほぼ同じで、大きく違うのは勤務地!

・ANA→東京(羽田・成田)
・ANAウィングス→大阪(神戸・関西含む)・中部・福岡

さて、皆さんはご自身がANAグループの一員となってフライトする姿を想像できましたか? 是非会社選びの役に立ててくださいね♪