CAになりやすい学部を知りたいあなたへ。

CAになるための大学選びも重要ですが、それと同じくらい学部選びも重要です。今後オリンピックなどを終えた後は、CAの採用数も今の様に大規模なものではなくなるでしょう。

しかしながら、きちんと正しい要領で準備した受験生にはCA合格が約束されます。

確実に合格に繋げる「学部選び」を、何百ものCA合格者を輩出している私がご紹介しましょう。

本記事の内容

・CAになりやすい学部を徹底比較♪
・CA内定のための履修科目やゼミ活動
・CA面接に有効な課外活動は「留学生パートナー」

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CAになりやすい学部を徹底比較【第一位は意外に社会学部】

社会学部

 意外とCAになりやすいのが、社会系の学部です。

その理由としては社会学部での専攻は多岐に分かれており、幅広い分野を学ぶことができるからです。CAとして求められる要素は様々な分野に興味関心を持ち、吸収し続けようとする姿勢です。

実際にどのような勉強ができるのかについてですが、必修科目、第二外国語、国内・国際の社会問題について学べます。

それに加えて、地域コミュニティなどに関する授業も多いことが魅力です。たくさんの航空会社が地域とのつながりや地域復興を意識した取り組みやサービスを行っています。

そのため幅広く国内の地域コミュニティから諸外国問題まで学べる社会学部はオススメです。

 外国語学部

CA志望者にとって、一番人気があるのが、やっぱり外国語学部です。

CAは日系・外資系、国内線・国際線に関わらず最低限の英語能力が求められます。それに加えて中国語や韓国語、時にはスペイン語やフランス語が有利になる場合もあります。

機内で十分に外国のお客様とコミュニケーションを図る力を身につけるため、外国語を専門的に学べることはメリットになるでしょう。

また、学部入学と同時に留学が必須になっている大学も多く、4年で卒業を目指しつつ長期留学を実現することも可能になります。

外国語学部には留学生が多く、交流を盛んに図れることも魅力です。授業以外にも外国人と交流する機会も多く英語以外の言語のアウトプットの場も多いでしょう。

 大事なのは学部より、学部でどう学ぶ姿勢を持つか

 CAになりやすい学部や人気の学部を紹介しましたが、一番大事なのは学部より、学部でどう学ぶ姿勢を持つかです。

CAの募集要項では学部に関する制限は特にありません。実際には理系出身、教育学部、法学部など、CAとはあまり関係がないような学部出身の合格者がたくさんいます。

航空会社によれば、学部を記載する欄がない場合もあります。それよりも、例えば「理系なのになぜCAを目指したのか。」「大学で何を学んだのか。それをCAとしてどう生かしたいのか。」について語れることが大切です。

それを論理的に話すことができる場合は、学部が原因でCA受験に不合格になることはありません。

 学部に加えて、CA合格するために慎重に決めるべき3つ

 

履修科目

最近では、CA受験において学業に関する質問をされことが増えています。

履修科目について、「一番力を入れた授業はなんですか。」と聞かれる場合があります。そこではっきりと授業名と簡単に概要を説明できるようにしておきましょう。

よくあるのが、自己PRや志望動機はスラスラと言えるのに、こういった質問になるといきなりしどろもどろになってしまうケースです。

そうならないようにしっかりと事前に整理することが大事です。授業は四年間の中でどの段階の授業でも構いません。

加えて、その授業で何を学んだのかも答えられるように準備しておきましょう。学校の成績表を提出されるケースもあるので、単位が取れていればいいという考えも捨てましょう。

なるべくいい判定がもらえるよう常々の勉学にも力を入れてくださいね。

 ゼミ活動

「力を入れた授業」に加えて、ゼミ活動についての質問も多くされます。

エントリーシートにゼミについて記載する欄を設ける航空会社も多いので、慎重にゼミを選びましょう。ゼミがない学部に所属している受験生の方も、空欄で提出するのではなく、上記の「力を入れた授業」について書くようにしましょう。

ゼミ活動についても詳細を語れるようにすることが大切です。肝心なのは、ゼミの研究内容を具体的に述べるのではなく、フィールドワークやプレゼンテーションなど自分が行動したことに焦点を当てながら回答することです。

そこからの結果や学びも話せるようにしておきましょう。

 課外授業

授業以外の大学での活動についても整理しておきましょう。

面接でアルバイトの話ばかりする受験生が増えています。しかし学生の本業は、学業やそれに付随する活動であることを忘れないようにしましょう。

PRや自分の強みがアルバイトの話ばかりの方は、今一度考えなければなりません。例えば、「ステューデントパートナー」と呼ばれる留学生のサポートをする活動が人気です。

国際交流をしながら語学だけでなく、様々な価値観や多様性を感じたりする経験はかけがえのないものになるでしょう。その他、ボランティア活動やエコ活動などに積極的に取り組むこともオススメです。

 まとめ|CAになりやすい学部は「社会学部」「外国語学部」

  • 社会学部は総合的な学問に触れられるためCAになりやすい学部です。
  • 外国語学部もCAになるための語学力を身につけられるため、人気の学部だと言えるでしょう。
  • 学部選びも大事ですが、学部での受験制限がCA面接にはないため、何を学んだのか、どうCAとして活かせるのかを明確にすることが大切です。
  • 学部にくわえて、ゼミ活動や課外活動などの質問も多くされるためアルバイト以外にも積極的に色々な活動に参加するようにしましょう。

     みなさんが、自分にとって納得できる学部に所属し、課外活動を含め有意義な学びに繋げられることを祈っています。

    その結果みなさんがCAとして合格して、活躍できますように。