「CAになるには、CAスクールに通ったほうがいいのかな?」
「CAスクールってたくさんあって、どれがいいのかわからない。」
CAを目指すみなさまなら、一度はこんなことを考えるのではないでしょうか。
はっきり言います。
CAスクールに通う必要は、必ずしもありません。
しかし、ちょっとでもCA採用に関しての不安要素があったり、既卒試験でなかなかCAの採用を突破できないのなら、CAスクールを利用する価値はあります。
・CAスクールのメリット10選(ディメリットは5つ)
・CAスクールは内定に本当に必要?独学は回り道?
今回は、いろいろあるCAスクールの比較やCAスクールのメリット・デメリットなどをお話ししていきます!
CAスクールのメリット・ディメリット比較
おすすめは、大学+CAスクール
CAスクールの利用に関して、最もおすすめなのは、大学に行きながら(もしくは仕事をしながら)CAスクールに通う方法です。
週に何回かのコースや、夏休みなどの長期休みを利用した集中講座など、CAスクールによってさまざまなプログラムが用意されています。
ちなみに私は、アルバイトをしながら、週2回のCAスクールに3ヶ月間通いました。
色々なCAスクールがあると思いますが、私が感じたCAスクールのメリットとデメリットを書き出してみます。
- 学業、仕事との両立ができる
- 自分に合わせたプログラムやカリキュラムが選べる
- 同じ環境の仲間がいる
- 学校というよりは、習い事のようなイメージ
- CAのこと(仕事・環境・人間関係)を知れる
- 情報を入手しやすい
- 新卒で受験する人は、他業種の採用にも有利(面接の方法や、身だしなみなどを教えてもらえるので)
- 自分のことを他人の目から厳しくチェックしてもらえる
- 書類の添削などをしてもらえる
- 授業を簡単に休めるので、嫌なことから逃げてしまいがち(英会話面接のロールプレイなど)
- 学業や仕事との両立が難しい場合もある
高校卒業後の進路の一つ、CAの専門学校
高校を卒業後、すぐにCAの専門学校に入学する方法もあります。
私の周りにも数人、専門学校卒のCAがいました。
若いうちから「CAになる!」という高い志を持って勉強しており、若くてもしっかりしている人が多い印象です。
CA専門学校についてもメリット、デメリットを考えてみましょう。
- モチベーションの高い人が集まっている
- モックアップ(飛行機の模型)を使って、サービスやアナウンスの練習ができる
- CAという仕事について、想像しやすい
- 学校なので、しっかり学べる
- CAの合格率が高い
- 履歴書に記載できる
- 一人一人にあった、きめ細かい指導をしてもらえる
- 授業料が高い
- サービスやアナウンスの練習は、CA内定後にも教えてもらえるなので、特に必要がない
大手航空会社が運営するCAスクール
JALやANAには、それぞれ関連会社が運営しているCAスクールがあります。
それぞれ、航空会社がバックについていますので、メリットも多いですよ♪
現役のCAからの話が聞ける
講師陣も大手の出身者(OG)なので、良いアドバイスを受けられる
採用の情報もいち早く入手できる
採用に関して言えば、直接的に「そのスクールにいたから合格!」とはなりませんが、それぞれの航空会社の特徴や試験対策ができるのがいいですよね!
JALに関してはJALのCAスクール、ANAに関してはANAのCAスクールが多少有利かもしれませんね!
CAスクールは内定に本当に必要?独学は回り道?
CAスクールに行くメリットは?
CAの中には、CAスクールなんてまったく経験せずに入社している人もたくさんいます。
それではなぜ、CAスクールに行く人がいるのでしょうか。
- どうしてもCAになりたい!
- CAになるにあたって不安要素(英語、面接、書類選考)がある
- CA既卒試験で、何度受験しても合格しない(自分の悪いところがわからない)
私の場合は3つ目の「CA既卒試験で、何度受験しても合格しない(自分の悪いところがわからない)」が理由でした。
実際にCAスクールに行ってみて、よかったと思うことは次の通りです。
採用の情報がいち早く入手できる過去の試験内容などの情報を閲覧できる
書類の添削をしてもらえる
面接での見え方、話し方をアドバイスしてもらえる
周りにCAを目指す人がいるので、モチベーションを高く持てる
筆記試験対策、英語面接対策など、やるべきことがはっきりする
元CAの先生方の話を聞ける
そのCAスクールの卒業生の話が聞ける(現在の仕事のこと、会社や受験のこと)
まとめ|CAスクールにもいろいろある
CAスクールの種類
一口でCAスクールと言っても、いろんなタイプのCAスクールがありましたね!
どんなタイプがあったか、まとめてみましょう。
- 学業、仕事と両立して通うCAスクール
- 夏休みなどの長期休みを利用して短期講義を実施しているCAスクール
- 学校のように毎日、決まった時間通うCA専門学校
- 大手航空会社が運営するCAスクール
他にも、通信制だったり、インターネットを利用したCAスクール、個人のCAスクール(プライベート)などもあるようですよ。
メリットとデメリットをよく考えて、自分にぴったりのCAスクールを選んでくださいね。
CAスクールのメリット、デメリットを考えよう
CAスクールやCA専門学校には、それぞれメリットとデメリットがあります。
ご自身の現在の状況と合わせて、CAスクールにするか、CA専門学校にするか、どこにも行かずにインターネットをフル活用するか、考えてみてください。
高校卒業後「絶対CA!になる」 → CA専門学校がおすすめ
大学卒業後にCA、又は働きながら「CAに転職」 → CAスクールがおすすめ
CA採用試験のチャンスは1回きりではありませんから、初めてのCA受験では、ひとまずインターネットなどを活用して、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
もしそれで上手くいかず、「やっぱりどうしてもCAになりたい!」という思いが強いなら、CAスクールを利用するのもいいかもしれません。