CAのエントリーシートに貼る写真ってどんなもの?

一般企業の写真との違いや書類通過するポイントは?

 

今回はこのような悩み・疑問にお答えします。

証明写真は航空会社によって多少好まれるものは違うものの、通過する基本になる部分は同じです。エントリーシートに記入する内容も大事ですが、証明写真はさらに重要なポイントになります。

私は、CAとしてフライト経験を重ね、現在ではエアライン講師として働いています。ESに添付する証明写真についてご紹介しましょう。

本記事の内容

・CA受験の証明写真良い例・悪い例
・絶対エントリーシート通過!証明写真のポイント
・顔写真以外を求める会社に対応するために

3分ほどで読めますm(._.)m

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CA就活】ES通過は証明写真の第一印象でほぼ決まる【NG例付き】

CA受験のための証明写真の重要性

CAのエントリーシートに添付する写真は、書類通過するために一番!と言っていいほど重要です。

CA受験にふさわしい写真を準備することが必須です。CA受験に必要な証明写真の種類は会社によって違います。

大きく分けて

①顔写真
②全身写真(スタジオ撮影)
③全身写真(スタジオ以外での撮影)
④自己PRにつながる様子を撮影している写真

が必要になります。

採用が出た時にすぐ準備できるように早めに写真を準備しておくことが重要です。

中でも④の自己PRにつながる写真に関しては、写真館に出向き撮影するものではなく、皆さんの日常生活においてコツコツと撮り溜めることが必要です。

アルバイトや部活など皆さんがPRしたいエピソードに関する写真を日頃から撮ることを念頭に置いておきましょう。

CA証明写真 (良い例)

使用頻度の高い①顔写真を例に良い例をご紹介しましょう。

①背景の色

写真館に行くとスタッフの方から写真の背景色をどうするか聞かれます。最近は「背景は白に近いもの」などと指定がある会社もありますが、ダントツで多いのは薄い青色の背景を選択する受験生です。

外資系では黒色など大人っぽく映るものも受け入れられますが、一番の定番は薄い青色です。受験生らしいフレッシュな印象を与えてくれますので、一番おすすめです。

②メイクも写真館にお任せする

普段のおしゃれメイクとCAメイクは少し違います。写真館のメイクのプロにお任せすることでCA風メイクをしてもらった状態で、写真を撮影してもらうことができます。

日系と外資系航空会社を受験する方で日系用と外資系用でメイクを変えて2枚撮影する方もいますが、決して安い投資ではないため「日系と外資系航空会社両方で使用したい。」

とあらかじめメイクさんに伝えておくことで、程よくメイクの濃さを調整していただけます。

CA証明写真(悪い例)

 使用頻度の高い「①顔写真」を例に悪い例をご紹介しましょう。

①修正しすぎている

受験生の証明写真を講師として確認する中で気になるのが、顔写真の過度な修正です。少しでも美しく写りたいのは分かるのですが、不自然に肌が白かったり目が大きかったりするものはかえって逆効果です。

実際稀ではありますが、面接で「顔写真と少し雰囲気が違いますね。」と言った圧迫面接のようなことを言ってくる面接官もいるのが現実です。

修正することは悪いことではありませんが、「とにかく自然に仕上げる。」を意識しましょう。

②笑顔が出ていない

CA受験の顔写真は一般企業とは違い、笑顔で歯を見せながら笑顔で写っている写真が好まれます。そのため写真館で緊張していても、とびっきりの笑顔で撮影できるよう普段から笑顔の練習をしましょう。

笑顔がなかったり、引きつってしまっている写真はマイナスポイントになってしまうので注意が必要です。

 【CA就活】証明写真はES絶対通過のためのポイント

 

顔写真のポイント

①少し斜めから撮影する

アングルを工夫することで、よりお顔を美しく見せることができます。左右どちらから見た表情があなたらしいか研究しておきましょう。

②髪型を工夫しましょう

前髪を横分けにする方も左右のバランスによってお顔の印象が随分変わります。

左右の横分けの比率を考えることが重要です。また、大人しい印象になりがちな受験生は思い切ってオールバックにするのもおすすめです。

前髪一つで印象が大きく変わるので自分に一番似合う髪型を研究しましょう。

③歯並びについて

CAの顔写真は歯を出して笑っているものが定番です。しかし歯並びに不安を感じている方もいらっしゃると思います。

CAの顔写真や面接のために歯の矯正を検討する受験生は比較的多くいます。最近では数ヶ月で完了する矯正治療などもあるため、歯並びが気になる方は早めに医療機関に相談すると良いでしょう。

全身写真のポイント

①スタイルがよく見える服装

受験生の全身のバランスを確認するために、いくつかの航空会社では全身写真の提出を要求します。

ウエストラインがわかるもの、足ができるだけ長く見える服装を心がけましょう。私の講師の経験上、あまりポーズなどは取らずに「自然体」で撮影しているものが好ましいと思います。

また背景は公園など緑が多い場所、大学構内などがおすすめです。なるべく人物が目立つように背景はシンプルにすることをお勧めします。

②写真館のロケ撮影の利用

全身写真は友達や親に撮ってもらう受験生が多いですが、どうしても恥ずかしい方や、頼めそうな人がいない場合は写真館のロケ撮影でプロに撮ってもらうのもいいでしょう。

よりスタイルよく撮影してくれるほか、表情のアドバイスなどもしてくれるため、かなり完成度の高い写真を撮ることができます。

 自己PRにつながる写真のポイント

①背景に人物が映りすぎないこと

自己PRにつながる写真で、アルバイト仲間や部活仲間と一緒に写真に写っている写真を添付する受験生が一定数います。

人事の方が一目であなたがどの人物なのか判断できる写真を選びましょう。しかし、必ずしも一人で写っている写真でなければならない訳ではありません。

例えば、「留学先のホストマザーと私」というお題での写真などはOKです。

②縦横両方の写真を準備する

会社によって添付する写真の向きが縦と横様々です。

トリミングで調整するのもアリですが、なるべく早くから写真を撮り溜めることが重要で、その際縦と横の写真の両方を撮ることを覚えておきましょう。 

まとめ|証明写真で決まる♪CAのES通過

  • CAの証明写真には①顔写真・②全身写真(スタジオ撮影)・③全身写真(スタジオ以外での撮影)・④自己PRにつながる様子を撮影している写真などがあり多岐に渡ります。
  • 背景や、表情、アングルなどCA受験用のものを準備しましょう。一般企業の写真とは好まれるものが全然違います。
  • 全身写真も提出させる会社が多いため、早い段階で撮影しておきましょう。スタイルがよく見える立ち姿や服装が大切です。
  • 自己PRにつながる様子を撮影している写真は一朝一夕では手に入れることができませんので、日常生活からCA受験に使えそうな写真を撮っておくことが大切です。

証明写真はCA受験の中でも一番重要な部分です。しっかり準備して質の高いエントリーシートを作成しましょう!