・先輩CAが怖いというイメージがあるけど実際どうなんだろう?
・新人CAは何をしたらいいのか、暗黙のルールなどあればが知りたい。

航空業界を目指す人なら「先輩が怖い」というような噂を一度は耳にしたことがあるはず。

ドラマや映画でのイメージもありますが、実際のところどうなのか、そんな世界で上手くやっていくにはどうすればいいのか新人CAへの心構えや暗黙のルールをお話します!

本記事の内容

・新人CAの心構え・暗黙のルール5選【日系は、個性より統一美】
・先輩CAと上手く楽しくやっていくアピール術

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新人CAの心構え・暗黙のルール5選

先輩が怖い!という噂の真実

先輩は本当に怖いのか。…答えはイエスでありノーです!

鬼のように怖い先輩もいれば、女神のような優しい先輩もいます。中には理不尽に怒ったり、新人を毛嫌いするような先輩もいますが、そんな人はごく一部です。基本的には新人CAが働きやすいように接してくれますし、自分の新人時代を思い出して接してくれます。 

会社で怖いと言われている先輩も、怖いというより愛があって、厳しく指導してくださるという方があっていました。指導していただけるというのは指導しがいがあり見込まれているからです。諦められ、指導されなくなる方が本当に怖いものです。 

新人CAの心構え

先ほどもお話しましたが、先輩に怒られたときは「指導していただいている」という心構えでいることが一番大切です。そうすれば自然と「自分のために言ってくれている」と思えますし素直に聞き入れることができます。

そうすれば成長に繋がります。ですが、まれに理不尽に怒ったり、明らかに間違った内容を言ってくることもあります。

そんな時は反論せずその場では従い、気にしないこと、そして正しいことを教えてくれる先輩に教わりましょう。何でもかんでも鵜呑みにせず自分で判断できるようになることも大事です。

日系は何といっても「みんなと同じ」が好まれます。個性は極力出さずに先輩がしていること、新人CAがしていることを同じように行動し、変に目立たない心構えを! 

暗黙のルール5選

それでは、新人CAとして実際に何をすれば良いか、暗黙のルールを5選お伝えします。

  • 第一印象大切!まずは自分から挨拶

オフィスで会った先輩に、一緒にフライトする先輩に率先して挨拶をしに行きましょう。

もちろん「おはようございます」「お疲れ様です」などの挨拶は会う方会う方にするべきですが、初めて会う先輩CAには「今ご挨拶よろしいですか?」と声をかけ、入社期と名前など挨拶しましょう。

それに加えて一緒にフライトする先輩には、今の自分の進捗状況なども伝えて自分のことをわかってもらいましょう。

  • 事前準備はしっかりと行い、やる気をみせる

一緒にフライトする先輩に進捗状況を伝えた際、聞かれる前に目標や課題まで伝えられるとやる気が伝わり「このこは自分のことを分析できていてしっかりしている」と思ってもらえます。

さらに今日はどんな役割がしたいのかなど少しステップアップしたことを伝えることでさらにやる気を認められます。やる気をみせたところで、準備がしっかりされていないとイメージダウンとなってしまいます。

自分の強み弱みを分析して目標をたて、そのフライトでやってみたい役割についてしっかりと勉強しましょう。先輩はどんな準備をしてきたか聞いてくるはずです。

その時に答えられるよう準備は抜かりなく行いましょう。また新人時代は知識確認をされる場合がほとんどです。ここで答えられなければ「このこ本当にフライトして大丈夫?」と思われてしまいます。

特に緊急時の手順などは日々リマインドし、すぐに答えられるようにしておきましょう。 

  • 個性は出さない!周りに染まること

先ほどもお話しましたが、日系は個性よりも統一感を求めています。目立ってしまうようなはみ出たことをすると目をつけられやすくなります。

会社に染まり、周りに染まることでそのリスクは回避できますので、特に新人のうちは「周りと同じように」ということを忘れず行動しましょう。

  • わからないことは聞く!何度も同じことは聞かない!

新人CA、わからないことだらけなのは仕方のないことで先輩たちもそのことはわかっています。マニュアルを見てもわからない、考えてみたけど合っているのかわからない…そんな時は先輩に聞きましょう。

わからないまま進めると失敗します。そして怒られるという負の連鎖です。調べてわかるようなことを聞くと怒られますが「このやり方で合っていますか?」「マニュアルにこう書いてあるのはこういう解釈でいいですか?」のように確認することが大切です。

そして一度聞いたことはメモを取って、同じことを何度も聞かないようにしましょう。

  • 誰にでもできることは新人がする!

たとえば、ステイ先の空港からホテルへの移動のタクシーでタクシーチケットにサインする、ホテルでチェックインするなど、小さなことですが誰にでもできることは新人CAが率先して行いましょう。

またステイ明けにホテルのフロントで待ち合わせますが、その時も時間より少しだけ早く行って先輩を待たせないようにしましょう。気にしない先輩も多くいますが、気にする先輩もいます。1日気まずい思いをしないように新人らしくという心構えを。

先輩CAと上手く楽しくやっていく術

仕事ができると思ってもらうには

誰もが早く、仕事ができると思ってもらいたい、先輩に認められたいと思いますよね。新人CAは上手く仕事ができないものです。いくら訓練を受けても、実際のフライトとなると思うようにいきません。

先輩の仕事を見てマネをしてみたり、相談してみるのも良いかと思います。アドバイスしてもらったことや指導してもらったことはすぐに実践することで努力を認めてもらえます。

先輩と積極的にコミュニケーションを取り、自分ができることは率先して全力でやる。「これ、やらせてください」と言える新人CAなら、すぐに認められるようになります。 

先輩に可愛がってもらえる新人CAって?

人間関係が上手くいけば、悩みも減り楽しく過ごせますよね。どんな新人CAが好かれるのか紹介します。

大事なことは、素直にミスを認めて謝れること、そしてお世話になったり何かしてもらったらお礼を伝えられること。そんな基本的なこと?と思うかもしれませんが意外とこれができない新人CAは多いのです。特にミスをしてしまった時、言い訳をするのはやめましょう。

はきはきと明るく笑顔でいることも大切です。体育会系とも言われているこの業界、はきはきと受け答えできることは信頼感に繋がります。

しっかりしている→頑張っている→色々教えてあげたいという流れに乗ると、きっと可愛がられる新人CAになれるはず。

まとめ|これだけやっていれば新人CA時代を乗り越えられる

最後に、新人CAの心構えと暗黙のルールを振り返ってみましょう。

・指導してもらえるのは見込まれている証拠
・理不尽なことはその場だけ従い、気にしないメンタルを
・挨拶は絶対。当たり前に「自分から笑顔で」
・抜かりのない事前準備をし、やる気をみせる
・個性より統一美に気を付ける
・わからないことはわからないままにせず、同じことは何度も聞かない
・誰にでもできるようなことは率先して行う
・アドバイスや指導されたことはすぐに実践
・ミスは素直に認め、言い訳はしないこと

先輩だって人間です。そんな怖いものではありませんやるべきことをしっかりとやっていれば、すぐに仲間として認められますよ。

だって先輩CAたちにも新人時代ありましたからね。あまり心配しすぎず、怖がらず、夢のCA生活を楽しみましょう!