CAの既卒採用は何歳まで？【有利になる前職キャリアまとめ】

CAを既卒受験しているときに、なかなか内定が取れないと年齢のことが気になってきて焦ってきませんか？

そしてこれから既卒採用を目指す方も実際のところどうなんだろう？と疑問に思うこともあるはず…

今日は CAの既卒受験に年齢は関係するのか、どんな前職の人が採用されているのか、既卒採用についての疑問を解消します！

3分ほどお付き合いくださいm(_ _)m

CAの既卒採用は何歳まで？【有利になる前職キャリアまとめ】

CAに合格する年齢は？

ずばり、今は何歳でも合格できます！少し前までは20代後半になるとCA合格する確率はとても低くなると言われていましたが、最近では逆に社会人1，2年目よりもキャリアを積んだ20代後半～30歳前後の合格者が多い印象です。

ただ、30歳を過ぎると合格者は少なくなってはいます。LCCや外資系航空会社では40代や50代で採用されたという話も聞きますので年齢で諦めるのは勿体ないです。

私は日系航空会社でCAをしていたのですが、社会人2年目の24歳で既卒入社しました。これぐらいの年齢が多いだろうなと思っていたのですが、その年の既卒採用の最年少でした。一番上で30歳、平均は27歳ぐらいでした。

結婚していたり、子供がいる場合は不利になるのかという点も女性は気になりますよね。既婚者で本人が単身赴任になってしまう場合でも、子供が3人いる人も採用されているので、採用された時にどうするかをしっかり考えられていれば問題ないと思います。

バラエティー豊かな前職キャリア

CAの既卒採用にはCAやグランドスタッフ、また接客の仕事をしていなければいけないと思っていませんか？

もちろん外資・日系のCA、グランドスタッフだった人も即戦力として採用されていますが、皆さんの想像以上に既卒合格者の前職はバラエティー豊かですよ。

接客関連では、受付、ホテル、化粧品販売、新幹線パーサーなど

接客以外では、事務、教師、看護師、MR、銀行員、塾講師など

既卒の強みは、CAの仕事では経験することの出来ない経験をしてきているところです。フライト中は何が起こるかわからないものですので、役に立つと思ってなかった前職での経験も役に立つことがあるんです。それは同乗クルーにとっても、とても心強い！

前職が接客業の人は毎回一定数採用されており、すぐにCAの仕事に活かせる点でとても有利なことは間違いないですが、採用試験で接客に関わる仕事をしている人はとても多く、面接官に印象付けるには難しいです。

逆に一見全くCAと関係のないような前職の人は、その仕事に興味を持ってもらえて印象に残すことができるのでとても有利です。

また前職のキャリアを重視する会社ほど合格者の平均年齢が高いように感じます。

どんな前職でもそこで経験したことはCAの仕事にも活かすことはできます。それを上手くESに書き、面接で話せる人が合格しています。

平均年齢以上で合格した「既卒合格者CA」の共通点

最初に何歳でも採用されるとお話しましたが、やはり有利さでいうと20代です。そんな中でも採用される、合格平均年齢以上の人には一体どんな特徴があるのでしょうか。

① 体力がある(ありそうに見える)、アグレッシブ

CAは体力勝負で健康でなければ続けられない仕事です。

いくつになっても20代に負けない体力が必要です。健康的な見た目、元気さを感じられる雰囲気を作って面接に挑む必要がありますので、体力作りを日ごろから行っておきましょう。

② 見た目の若さ

既卒で採用を勝ち取っているCAさんは、ほぼ全員、若々しく、美意識が高いように見えます。

またCAは常にお客様に見られていると思わなくてはならない職業ですし、会社からも言われ続けます。いくつになっても美意識を保てられるように努力しましょう。

③ 柔軟さ(頭の柔らかさ、人間関係をうまく築ける)

訓練では膨大な量の知識を詰め込まれます。年齢を経ると新しいことを覚えるのは大変です。

その意味で頭の柔らかさはとても重要です。また航空業界は暗黙の了解で”先輩は絶対”ですし、”先に入社している人が先輩”です。自分よりいくつも年下で社会人経験が自分より浅くても、その会社で先に入社していればその人は先輩です。

そんな環境の中で、年齢や今までの経験に対するプライドは捨て、上手くやっていく柔軟さが必要です。

④ しっかりとキャリアを積んでいる

ある程度の年齢になると、キャリアを積んでいることが重要視されます。既卒採用者には前職の経験を活かしてもらいたいからですね。全く関係のない業界でも問題はなく、何をどのように経験したかが重要です。

まとめ｜20代が若干有利な傾向。でも年齢で諦める必要は全然なし

それでは既卒採用についてまとめます。

・即戦力として有利なのは接客業出身、ただし面接官に印象を残せるのは接客業と全く違った仕事

・前職の経験をCAの仕事に繋げて、ESや面接でその再現性を上手くアピール

・新卒入社に負けない体力、謙虚さ、頭の柔らかさ

既卒合格者は20代が多いことは確かですが、昔ほど年齢を気にする必要はありません。年齢を経た分、経験を積んでいればいいんです！

既卒入社を目指している方は、しっかりと自分の経験を伝えられ、活かすことができるように準備しておきましょうね。