外資CAたちの平均勤務年数は大手国内よりも短く、
およそ３年と言われています。
CAの持っているスキルは
高い接客スキル・語学力・海外でも活躍できる行動力
コミュニケーション能力・自己管理能力・メンタルの強さ
などがあげられ、外資系CAはこれに加えて高い語学力があります。これらのスキルを活かして外資CAたちはどんな異業種に転職しているのでしょうか。
・外資CAたちの転職先ベスト３ CAキャリアをフル活用せよ
・外資CAから異業種に転職するために「高評価される」スキル
3分ほどお付き合いください。
外資CAたちの転職先ベスト３
外資CAが転職を決意する理由には日本に帰国したい、結婚などでの環境の変化、そして体力面を考慮してなどがあげられます。外資で働くCAの多くに「一度は海外で働いてみたい！」という思いで就職する人がいます。
何年か働いた後、やはり永住するなら日本がいいと考える人も多く、日本での仕事への転職活動を始めるわけです。
そして、結婚や出産を機に転職をする場合も多いです。パートナーが日本人ならばなおさら将来は日本に拠点を置いてと考えるのが自然でしょう。そして出産後も働くとすれば、育児と両立できる仕事に転職を考えます。
CAは不規則な生活が続き、体力も必要な仕事です。長く続けていくのも大変な仕事なので、長く続けていきやすい仕事をと考えるというわけです。
外資CAの転職先
第一位 国内大手のエアラインCA
第二位 英会話講師またはその他の講師業
第三位 接客業・営業職
第1位：国内大手のエアラインCA
CAの転職で圧倒的に多いのは他の航空会社への転職です。
その中でも多いのが外資CAから国内の航空会社のCAへの転職です。一番の理由は福利厚生が一番安定しているのが国内の航空会社だからです。
長くCAを続けようと思っている人は何か理由がない限りほとんどの方が国内の航空会社に転職しています。他社での経験もあり、外資で培った語学力があるということで、大手の国内航空会社への転職も難しくはありません。
やはり、経験や転職のしやすさから考えて航空会社への転職を選ぶ人が多いわけです。そして、育休制度などもしっかりとしていて、結婚、出産後も続けやすいという理由から国内の航空会社を選ぶ人が多いのです。
第2位：英会話講師またはその他の講師業
外資の客室乗務員の強みといえば高い英語力です。その英語力を活かして英会話の講師をされる方も多いです。
最近ではオンラインでの英会話教室も人気が出て来ていて、そこで英会話を教えている元CAも多くいます。特に今はコロナで大変な状況下で、現役のCAでも英会話講師をやっている方はたくさんいます。
中にはインターナショナルスクールや学校で英語を教えている人もいます。語学以外にもマナー講師や、エアライン講師などとして働く人もいます。
第3位： 接客業・営業職
ホスピタリティとコミュニケーション能力が高く、接客のプロとも言われるCAです。
言葉遣いから立ち居振る舞いまで厳しく訓練を受け、相手のニーズを先回りしたりできる質の高い接客技術を身に着けたCAであれば他業種の接客業についても適応能力は高いです。
CA同様華やかな職業ということで企業などの受付を転職先に選ぶCAはたくさんいます。
その他のCA転職先
秘書：マナーや立ち居振る舞い、高いコミュニケーション能力が必要な秘書の仕事はCAの仕事とも似ているのでCAからも採用する会社側からも人気の高い職業です。
外資系企業：外資の航空会社で働いているCAなら、国内企業とは違った外資系企業の社風に溶け込みやすかったり、必要な英語力も備わっているので人気です。
起業：行動力の高いCAは自分で身に着けたスキルや経験を生かして企業する方もたくさんいます。
外資CAから異業種に転職するために役に立つスキル
CAとして働く人の多くは好奇心が旺盛で、向上心も高く行動力があります。ですので、休みの日や時間があれば趣味や資格の取得などと、とてもアクティブです。
自分の将来のキャリアを考えた時にどんなスキルが必要になってくるのか考えて行動しましょう。外資CAたちはどんなスキルを身に着けているのでしょうか
パソコンスキル
CAの弱みの一つはPC知識やスキルの弱さです。CA業務では使うことはほとんどないので、苦手な人は多いです。
しかし、企業に転職しようとすれば必ずと言っていいほど必要になってくるのがPCスキルなので、少なくとも基本的なソフト、WordやExcelは使いこなせるようにしておきたいですね。
他社での転職だけではなく、航空会社内で客室乗務員の所属する客室部から他部署へ移動したい時もPCスキルがあると便利です。
PCスキルは多くの会社が最低限必要な条件として提示していたりするので、転職競争に打ち勝つためには*マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）など、パソコンスキルを証明できる資格を持っていれば、転職の幅も広がるかと思います。
*WordやExcelなどのオフィスのスキルを証明する国家資格があると強いですね。
ヨガなどのスポーツ経験
CAには美意識が高く、体型維持や健康のために適度に運動している人が多いです。
中でも人気なのはヨガで、CAを辞めて、ヨガなどのスポーツインストラクターに転職するという人も多いです。
TOEIC
海外で働く際にはあまり必要ではありませんが、日本の企業に転職する際にどれくらいの英語力があるのかという照明でTOEICが必要な、または、あれば便利な場合があります。
海外で働くうちに英語力も上がっていくので毎年TOEICを受けているCAもいました。
まとめ：キャリアプランを考えてCAの転職に必要なスキルを身に着けておく
高い競争率を勝ち抜き、苦労を乗り越え憧れの職業CAに就いて満足しているかもしれません。また、ハードな仕事をしながら他の事をするのは難しいでしょう。
しかし現実は、CAを長く続けていくのは体力面や環境の変化などで難しい場合もあるので、将来のキャリアも考えて何か出来ることをやってみてください。
現状に満足して終わらずに将来のことを考えながら働いてみてください。少しやっているだけでもきっとあなたの将来のキャリアに役に立つことは間違いありません。
やらなくて後悔することはあってもやって後悔することはありませんよ！ぜひ後悔しない行動を！！
