CAの仕事に忙しい皆さん。

転職について考えた事ありますか?

なりたくてCAになったはいいけど、やっぱり大変なことも多いし、転職しようかなぁなんて思う方、いらっしゃるかもしれません。

私自身、全日空CAから転職した人です。そんな私が経験からCA転職のリアルについてお話ししていきます!

本記事の内容

・CAからのスマートな転職|やめる時期を決めていますか?
CAからのおもな転職先5つ|年収アップを目指せ

3分ほどおつきあいください。

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CAからのスマートな転職|やめる時期を決めていますか?

ボートは漕ぎ始めがしんどい。何事も一緒ですよね。

楽しくなる時期まで頑張れるかどうか

私がいたANAは、6、7年目になって、ようやくステップアップが落ち着き、仕事でも怒られることも減り、仕事がやりやすく楽しむことができるようになります

その時期まではやはり大変なことが多いので、辞めたくなる人が多いんです。

その時期を乗り切ると、フライトが楽になり、退職したいと思う人が減っていきます。

しかしCAの仕事が楽しくて、天職だと思って、そもそも辞めるなんて思わない!という人もいらっしゃるかもしれませんね。

辛い時期を頑張って乗り越えるか、転職するか、皆さん次第です!

年齢の問題

辛い時期を乗り越え、楽しい時期に入った皆さん、おそらく30代の方が多いのではないでしょうか。

今でこそ年齢の差別は減ってきていますが、やはりまだ職種によってはあります。

特に、受付など、企業の顔と呼ばれるような仕事の年齢制限は、20代となっていたりするんです。

また、これも悲しい差別ですが、やはり30代の既婚の女性だと、就職してもすぐ子供ができて辞めてしまうのでは、と思われているようです。

なので、正直なところ、20代の転職が圧倒的に有利なんです。

CAになって、転職したいな、と思えば自分の年齢や希望する職業と相談してみてください。

CAからのおもな転職先5つ|年収アップを目指せ

CAからの転職は様々です。よくある転職先をご紹介します♪

よくある転職先

・受付
・秘書
・一般企業や外資企業の事務
・別の航空会社のCA
・マナーなどの講師
・起業
・専業主婦

受付

受付への転職は、非常によく聞きます。

元CAのホスピタリティや見た目は企業にとっても欲しい人材だそう。求人サイトにも、「元客室乗務員の方歓迎!」なんて書いてあります。

しかし先ほどの年齢のお話の通り、実際受付は20代が採用されているようです。

秘書

臨機応変な対応ができるCAは、秘書の仕事にも向いています。特に一部上場企業の役員司書は高給でしょう。一流のサービスを経験したCAは「気配り」が得意。CAキャリアを最も活かして職業の1つでしょうね。

一般企業や外資企業の事務

CAという、ずっと動きっぱなしで、対お客様の仕事に飽きた方が、事務職を希望することが多いです。

簡単な事務なら難しい資格や経験は不要なので、ある程度の社会人経験があれば問題ありません

別の航空会社のCA

実は別会社に転職するCAも多いんです。

ANAからJALやその逆、外資から日系の航空会社、LCCからフルキャリアなど様々です。

やはりCAの経験者はCAへの転職が優遇されます

マナーなどの講師

CAを通して得たスキルなどを活かして、講師に転職する方も多いです。

例えば、ビジネスマナーやホスピタリティの講師、英語の講師、エアライン養成スクールの講師などがあります。

起業

様々な分野で起業している人がいます。

先ほどのマナーや英語の講師、習い事の教室などなど、活躍してる人が多いです。CAをしていた方は、じっとしていられなくて、バイタリティ溢れているんですね。

専業主婦

これは転職ではありませんが(笑)、かなり多いです。

CAの結婚相手は、一般よりもハイクラスな人が多いため、結婚後そのまま専業主婦になれるんです。その後は子育ての間にパートをしたりしています。

CAのセカンドキャリアについてもっと知りたい方は、CAの転職先ベスト5♪ 退職後のセカンドキャリアの作り方で詳しく解説しています。合わせてどうぞ。

CAが転職するのに何が必要?

さて、「転職しよう!」と思っている皆さん。

転職にはそれなりの経験値や資格があることが必要です。

CAからCAへの転職であれば、その経験だけですんなり受かることがありますが、その他の異業種だとそうはいきません。

では、どんな準備をしたら良いのでしょうか?

CAをしながらできる準備

転職をするのであれば、何かアピールできるものが必要です。

特にCAとしての勤務が浅ければ浅いほど、CAとしての経験値が少ないため、さらに求められます。

必要なこと、それは、資格を取ること。

自分の転職先によって、優遇される資格は違います。

英語の講師だったら、英語の資格、秘書だったら秘書検定など、その職業にあった資格を考えてみましょう。

これならCAをしながらできますよね。

もちろん資格があるからって必ずしも採用されるわけではありませんが、CAとしての経験が全く活かされない異業種だと、こういった資格があるとやはり優遇されます。

人脈を広げる

いつか起業したいという方には、人脈を広げることをお勧めします。

起業するのは色々な準備が必要で、全て自分でやらなくてはいけません。誰かにお願いすることもあるでしょう。

そういった場面で、人脈があれば、誰かに助けてもらえます。起業でなくても、企業への就職も、知り合いの紹介で転職した。という人もいます。

ライフプランを明確にする

「転職したいな」と思ったあなた。

「なんとなく転職したい」と思っていませんか?

それは危険です。

本当にCAという仕事に疲れ、転職したいと思うのであれば、本当にそれでいいのか、転職後のライフプランはどうするのか。立ち止まってしっかりと考えましょう。

そうでないと、せっかくCAになれたのに、無駄な経験になってしまいます。それは避けたいですよね。

CAからの転職の現実

私が知っている、CAから転職した人たちの例をご紹介します。

成功例(A子さんの場合)

新卒でCAになったA子さんは、5年目で退職し、マナー講師として活躍しています。

入社してすぐ、いつかは起業をしたいと思い、まずマナー講師として企業に転職をし、勉強をし、人脈も広げていきました。

その後独立し、活動の範囲も広げています。

仕事も楽しく、充実した日を過ごしています

失敗例(B子さんの場合)

新卒でCAになったB子さん。3年目で、CAの仕事に疲れ、寿退社をしました。

仕事も辛いし、なんとなく専業主婦になろうかな、と思って退職したものの、やはり働きたい気持ちが湧き、転職活動をはじめました。

しかし、仕事から離れたブランクや退職理由も不明確だっため、事務職にはつけましたが、自分がやりたい仕事ではなく、CAを辞めたことを後悔しています

まとめ|転職する前にしっかり考えること

本記事のまとめ
・転職する時期をしっかり見定める
・転職先は様々。入社後から計画を始める
・転職に必要なもの
 ①資格  ②コネ  ③明確なライフプラン
・転職の現実

CAの仕事は特殊です。

そこからの転職は、なんとなく」ではなく、しっかりとした準備をしてから臨んでください

CAに簡単になれた人はいないです。CAとしての経験が十分に活かせるような人生にしていきたいですよね。みなさんが、充実した日にを過ごせますように♪