CAに転職したいけど、実際未経験で既卒でCA受験って難しいのでは?

年齢が心配だけど実際の採用年齢の実態は?

色々な不安がある方がいらっしゃると思います。私もグランドスタッフからCAへの転職に成功し、現在ではエアライン講師として働いています。

日頃からCA転職のサポートをしている私が、リアルなCA転職の実情についてご紹介しましょう。

本記事の内容

・CAに転職したい!未経験でも大丈夫?!年齢は?【スクール講師の本音】
・未経験者がCA転職を成功させるコツ

3分ほどおつきあいください。

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CAに転職したい!未経験でも大丈夫?!年齢は?【スクール講師の本音】

 

CAに転職する受験生の現職

 CA転職する受験生の現職は百人百様です。

実際に私がエアライン講師として数百人の受験生を指導する中で、サービス業からの転職の方もいれば、商社、銀行、さらには警察官など本当に様々な業界出身者が受験します。

職種に関しても、事務、営業、人事など多岐に渡ります。

もちろん雇用形態も同じで正社員からアルバイトの方まで本当に幅広い印象です。

ですから、CAとは畑違いの職種だから転職は厳しい。などと最初から決めつけないことが大切です。

会社によれば、新卒よりも社会経験があって即戦力になりやすい既卒生を優遇して採用する会社もあります。

時々受験生で無職の方がいますが、既卒受験でエントリーシートや面接での質問は現職についてばかりですので、派遣やアルバイトでも何か仕事をしながら受験することをお勧めします。

 CAに未経験で転職する年齢層

 CA転職をする受験生の年齢層もさまざまです。

実際に私の教えている生徒さんも2335歳まで幅広いです。

25歳までであれば日系航空会社・外資系航空会社どちらも問題なく受験できると言えるでしょう。

25歳以上となると外資系航空会社のタイ航空など一部アジア系では年齢制限を設けている会社があるのも事実です。

また、募集要項には年齢について書かれていなくても25歳くらいまでの受験生しかとらない外資系航空会社もあります。

しかし、日系航空会社では30歳くらいまでは合格する人がたくさんいますし、経験者であればジェットスタージャパンやフジドリームエアラインズで38歳で採用されたという実績もあります。

LCCは年齢よりも受験生の経歴やこれからのポテンシャルに焦点を当てている会社が多いので年齢はあまり気にしなくていいでしょう。

外資系航空会社も欧州系では40歳でも採用されることがあります。キャセイパシフィック・エミレーツなどの多国籍のCAが働く会社での年齢制限も緩めなので英語が得意な方にはお勧めです。

CA転職する受験生がこっそり行なっていること

CA転職に挑戦する受験生の現職や年齢のハードルについてお伝えしましたが、本気でCA受験を目指す方は見えないところでの努力を相当されています。

働きながらの受験となるため、時間がない中での書類作成や、仕事の休みの合間をぬっての受験をしなければなりません。

そのような環境の中で、エアラインスクールに一時的に通う受験生も多いです。

エアラインスクールによれば合格するまでサポートがついている学校や、書類添削が何回でも無料な学校、受験したい会社の対策だけを効率的に受けられる学校などさまざまな形式の学校があります。

情報もたくさん入ってきたり現役CAの来校も頻繁に行われるためモチベーションを保つことにも繋がります。

エアラインスクールに行かなくてもCA合格される方はたくさんいらっしゃいますが、効率よく忙しい既卒受験をこなすために役立つことは間違いなしです。

 未経験者がCA転職を成功させるコツ

CA募集の情報収集

 既卒CAの募集は新卒のようにあらかじめ時期が決まっている場合は少数です。

また、外資系航空会社は募集してから締め切りまでがとても早いため、情報を素早くキャッチしていく必要があります。

そのために、前述のエアラインスクールに通学すること以外にも、クルーネットという航空会社就職応援サイトに登録することが有効です。

無料でサイトに登録するだけで日系外資系、CAだけでなくGSや総合職など航空会社のあらゆる採用情報をいち早くキャッチすることができます。

そして、エアライン情報雑誌エアステージを活用するのも良いでしょう。

もうすぐ募集が出そうな会社の記事が載っていたり、募集中の会社の企業研究に役立つ情報が中心に掲載されています。

さまざまなツールを駆使してスピーディに欲しい情報を手に入れていくことがCA転職成功の秘訣です。

 エントリーシート作成の工夫

次のCA転職成功の秘訣として、エントリーシートを工夫することが挙げられます。

私が受験生の書類を添削していると第二新卒の方などは、学生時代の話を中心に強みをPRされることが多いです。

職歴が浅くてもエントリーシートの中身のメインは現職にしましょう。

たくさん設問がある場合に現職の話が複数箇所に書かれることは全く問題ありません。しかし、現職のさまざまな話をPRしましょう。お客様へのホスピタリティのPRと、同僚と力を合わせてプロジェクトを成功させたチームワーク力のPRといった感じです。1枚の紙からあなたらしい色々な角度から見た強みが溢れる書類作成をすることが大事です。

現職以外にも学生時代の留学など国際コミュニケーション力のPRとなるものなどは現職に加えてPRに積極的に使っていきたいエピソードとも言えます。

CA転職ならではの面接対策

CA転職の際の面接は新卒時とは違う点が多いです。

まずは現職について詳しく聞かれるということです。

今の仕事にやりがいが感じられないという方もそれを面接でお話するわけにはいきませんよね。

現職で力を入れたこと、失敗談、難しいこと、成長したこと、どんな力を培ったのか掘り起こして自分の言葉で話せるようになることが大事です。

また、ほとんどの確率で質問されるのがなぜ、現職をやめてCAになりたいのか。

という質問です。なるべくポジティブな内容になるように工夫しましょう。

曖昧なことを答えると厳しい面接官はさらに深掘りをしたり、今の会社でいいんじゃないの?などと圧迫面接のようになってしまう事例もよく報告されます。

最後に、転職後のキャリアビジョンを明確にすることも大切です。

転職に成功するのはゴールではなくスタートです。これから貴社でどのようなキャリアを歩んでいきたいのかも答えられるようにしましょう。

まとめ|未経験でもCAに転職できる年齢♪

  • 現職の経歴や年齢は百人百様であり、すべての受験生はCA転職を成功させられる可能性があります。しかし、年齢に関しては航空会社によれば制限がある会社があります。
  • エアラインスクールへの通学以外にも航空業界専用の転職サイトや受験をサポートする雑誌を上手に活用することが大切です。
  • 既卒CA受験者に適したエントリーシートの内容、面接での頻出問題があります。重点的に対策していきましょう。

コツをうまく掴んで、諦めず継続すれば必ず夢は叶います。皆さんが1日でも早く空で活躍されることをお祈りいたします。