CAは、沢山のお客様とお会いし、フライト中に起こる様々なことに、限られた空間で最善を尽くす仕事です。

今日は私がCAをしていてよかったと思った、感動したフライトについてお話します!

CAの仕事のやりがいとはどんなものなのか知っていただければと思います。

本記事の内容

・CAしていてよかった|忘れられない感動のフライト
今からできる♪ CAになってから役立つ力! 

3分ほどお付き合いください♪

Sponsored Link

CAしていてよかった、忘れられない感動のフライト

私にとって忘れられないフライト

ある単距離路線で、ご旅行に行くために搭乗されていたご夫婦とのフライトのお話です。

お二人は上空でずっと景色をご覧になっていました。しかし、ちょうどその頃数日お天気が悪くなると言われており、上空も雲我厚くほとんど景色は見えませんでした。

「あいにくのお天気ですね」とお声がけすると「今日は全然見えませんね。」と少し寂しそうな表情でした。お帰りの日程を尋ねると、まだその日は天気予報では天気は回復していない日でした。

少し残念そうだったお顔が忘れられず、「今日はあいにくのお天気でしたが、お帰りの便では少しでも晴れ間が出て景色をお楽しみいただけますように。ご旅行お気をつけて楽しまれてください」といった内容でポストカードにメッセージを書いて、降機されるときにお渡ししました。

驚きながらも嬉しそうに受け取ってくださり笑顔で降機されました。

その後会社にそのご夫婦からお礼のメールが届き、「私たちにとって飛行機はただの移動手段ではなく飛行機ならではの風景を楽しむものなのでご親切なメッセージをいただき気持ちが温かくなりました」といった内容のものでした。

わざわざお礼をメールでくださったことに感動しましたが、それ以上に私の気持ちが届き、喜んでくださっていたことにとても感動しました。

忘れられないフライトから学んだこと

このご夫婦は、私が一言お声掛けをしていなければ、景色を楽しめず残念なフライトになっていたかもしれません。残念な気持ちを少しでも良い思い出にすることができるのがCAの仕事の醍醐味であり、やりがいだと実感しました。

そして、どんな気持ちで、どんな理由で飛行機に乗ってらっしゃるのかということは一人ひとり違って、なかなかそこまで知ることはできない難しさも感じました。

興味を持ってお声がけし、何かできることはないかと行動してみることでお客様に寄り添った本当のサービスができるのかなと学んだ出来事でした。感動と嬉しさ、そして接客やCAの仕事について深く考えさせられ、私にとって忘れられないフライトです。

今からできる♪ CAになってから役立つ力! 

CAとしてサービスをする上で大事だと感じ磨いていたポイント3つをお伝えします!

簡単なようで難しく、出来ているようでも自己満になってしまっていることも今からできることですので、ぜひこの力を身に付けて接客力をアップさせましょう!

よく観察する

まずは観察して状況を知ること!これができていなければ、自己満になってしまうことも。

会社からもお客様をしっかり観察することが大切だとよく言われていました。しっかりと観察することは忙しいと難しいんですよね。

そんな時はなにか一言でも声を掛けてみるとわかることがあります。他人に興味を持つには、自分の心に余裕を持つことも大事です。

自分だったらどんな気持ちかを考える

こういう状況だけど、自分だったらどう感じるだろう?
こう言われたけど、自分だったらどう思ってそう言うだろう?

とお客様の立場になって気持ちを考えてみると何か別の方法が浮かんだり、その方が欲しい言葉を掛けることができます。

特に相手が不安に思っていることや困っているときに相手の立場になってみることは大事ですよね。

フライト中はイレギュラーな事態が起こることがありますが、その時にこれを考えられると、お客様に安心させられるお声がけや対応ができます。そしてクレーム対応でも役立ちますよ。

今自分に何ができるか考える

限られた空間、限られた物品、限られた時間 その中でCAは対応しなければいけません。

フライト中はできることよりできないことの方が多いかもしれませんが、その中で最善を尽くすためには「今」何ができるかです。もちろんフライト中は先輩CAや後輩CAと相談して考えることもできますが、普段から考えることを癖付けておくことでアイデアが豊富になります。

アイデアが豊富で色んな提案ができるCAは本当にお客様を喜ばせる天才だなと思っていました。

まとめ|CAがいつか出会う感動の瞬間 

人と関わる仕事は、気持ちが伝わることが嬉しいですし感動します。

毎回お礼を言ってもらえたり喜んでもらえるとは限りませんし、忙しさでやらなければいけないことに必死になってしまうこともあります。

コツコツと真摯に向き合っていると、いつかとても感動する瞬間に出会え、この仕事をしていてよかったなとやりがいを感じることができます。

バイトやお仕事、家族や友人などの身近な人も

・常によく観察する

「自分だったら」と相手の立場になって考える

今なにができるか考えて行動する

の流れを癖付けて、いつか感動の瞬間に出会えますように。