CAのシフトはいつ発表される？【有給とれるのは〇年目から】

CAといえばシフト勤務。シフト勤務は良い点も悪い点もあり、CAになってからは土日休みの９時－１７時勤務の仕事に憧れる人も少なくありません。

でも、平日に休みがあると人が少ない時に遊びに行けたり、意外と他の人と予定を合わせやすかったり、色んな予約も取りやすい！など、私は結構シフト勤務が好きでした。

今回は、日系航空会社CAのシフトや有給などスケジュールやお休みに関することをお話しします！

本記事の内容

・CAのシフトはいつ発表される？【有給とれるのは〇年目から】
・CAビビる・・・恐怖のシフト・スケジュール変更

CAの勤務パターンは基本、４勤２休です。国内線乗務だとこれが崩れることはほぼありません。ですので、所属する班が決まると１年間は勤務パターンが決まり、１年間の公休を把握することができます。

そこから年間休日に合わせるために調整で休みが増えることがあったりしますが休みの部分が出勤に変わることは基本的にはありません。土日休みではないですが、休みがわかっていると予定を組みやすくていいですよね。

勤務の初日は早パターンのことが多く、3日目4日目辺りで遅パターンに切り替わることが多いです。1日目の勤務は早朝でタクシー出社のことが多く、前日の休みはなかなか遠出したり夜に予定を入れるのが難しかったりすることもあります。これはCAだけではなく、航空業界で働く宿命だと思ってください。

スケジュールは月末に次の月分が発表されます。スケジュール発表日は緊張の時です。調整休が入っているかな？とか、どこに何泊フライトするのかな？とか、気になることは沢山ありますが、CAが一番気になるのは誰とフライトするのかということです。

１回フライトすると、基本的には帰ってくるまで最大４日間、同じクルーとフライトをします。楽しいフライトになるのか、ピリピリしたフライトになるのかはメンバー次第です。

このメンバーをチェックする時に、要注意な先輩の名前がないかを確認するのは日系CAではよくあることだと思います。新人であればあるほど、スケジュール発表は緊張し、ハッピーな１か月になるのかが決まる大事な日になります。

CAの有給消化率はとても良いと思います。私が働いていた会社では、有給を取っていないCAはいませんでした。まとめて連休にしたり、ちょこちょこ有給を入れて体を休めているCAもいました。

有給は試用期間が終了して、本採用されると取得できるようになります。現在は正社員として採用されることがほとんどですので、大体どの会社も入社後3か月くらいで申請できるようになり、1年目は10日、その後毎年1日ずつ増えていくのが一般的かと思います。

基本的に月初に来月分の有給を申請する会社が多く、会社のスケジュールのサイトから簡単に申請できるので有給はとても取りやすいです。

私が働いていた会社では、有給申請が通っているかはスケジュール発表より少し前に確認することができたので、旅行などの予定もたてやすかったです。

CAビビる・・・恐怖のシフト・スケジュール変更

先ほどスケジュール発表日のお話をしましたが、CAのスケジュールは発表された通りにはいきません。悪天候、飛行機のメンテナンス、CAの体調不良などでスケジュールが変更されることは日常茶飯事です。

月によっては、ほとんどが元のスケジュールでは無くなってしまった！ということも。行きたくないフライトだな…と思っていたところが変更されるとラッキー♪ですし、変更になったメンバーを見て驚愕する時もあり、ギリギリまで気が抜けません。

これは会社によりますが、CAには有給以外にも様々な休暇があります。リフレッシュ休暇や季節休と呼ばれる有給とは別のまとめてとれるお休みもあります。

私のいた会社ではリフレッシュ休暇は4日間お休みを取ることができたので、前後の公休と合わせると1週間連続で休暇を取ることができました。

ここに有給もくっつけることができるので10日間ほどの休暇を取って、海外旅行をするCAが沢山いましたよ。あとは、結婚休暇というものもあり、自身の結婚式などの日にその休みを充てることができます。

そして、CAの職業病である航空性中耳炎になってしまった時などに特別休暇を取ることができました。

CAのシフトや休暇についてまとめます。

・日系CAのシフトは4勤2休が基本
・スケジュールは月末に発表
・有給は試用期間が終了したら取れる
・1年目、有給　年10日スタートの会社が多い
・有給申請はサイトからできることがほとんど
・リフレッシュ休暇を毎年取得できる会社も

CAを目指しているときは、有給やシフトのあれこれをあまり気にしない人は多いと思います。私もそうでした。でも働いてみると、楽しく元気に働くには休みもとても大事だと感じました。

特に長く働きたい人やプライベートも充実させたいと思っている人には、休暇制度は大事なポイントかと思いますし、入社後のイメージのためにも自分が働きたい会社はどんな制度があるのか一度調べてみるのもいいかもしれませんね。