新型コロナの感染・防止を受けて世界中のビジネスに影響が及んでいますね。

アメリカやヨーロッパ多くの国でロックダウン措置がとられ、日本でもついに外出自粛が始まっています。

予定していた旅行のキャンセルや、急いで帰国した人たちなど多くいますが、航空業界は今どうなっているのでしょう。

 世界中を飛び回っていたCAは解雇?待機?無給?

様々な疑問にお答えします。 

本記事の内容

・外資系CAのリアルな現状まとめ+給料・今後のスケジュール
・航空業界・CAのこれから・・・給料やスケジュールは?

 

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新型コロナによる外資系CAたちのリアルな現状まとめ【給料カット?】

コロナでもフライトしなきゃいけない?

他の職場と同じようにCAも飛行機が飛ぶ限りフライトしなければなりません。コロナが世界的に広がってからはCAも機内でのマスク着用が許され、手袋をしてなどしてサービスをしています。

また極力お客様と至近距離で話すことを避けるために、必要なコミュニケーションは指差しで行えるように食事の種類などが記載されたボードを持ってサービスしたりもします。

 フライト中はもちろんこまめに隅々を消毒、手の消毒なんてみんな15分に1回程していてカサカサになっていました。そこまで?と思いますが、実際に筆者の最後のフライトでは、感染者の多い地方からの観光客が何十人も団体で乗っていてさすがに怖くなった覚えがあります。

 コロナが蔓延してからは、「フライトをすることに対して肯定的である人のみオペレートすること」と、ブリーフィング前に必ず聞かれるようになりました。それでも飛行機が飛ぶ以上、私たちのフライトを必要とする人がいる以上は、飛ばすことが絶対になりますね。

コロナ後のスケジュール

筆者は最終フライトを3月初旬に飛んでからもう2カ月間フライトをしていません。日本人の同僚たちは、日本で外国からの訪問・帰国者が14日間の自主隔離処置が取られ始めた3月末から飛んでいません。

航空会社によって取られる処置は違うと思いますが、日本ベースの日本人CAであれば基本的には日本で待機でしょう。 

正直なところ会社側もこれっぽっちはわからないのです^^。 最初は日本人CAを乗務させずに、現地のCAのみでフライトをしていましたが、3月に入ってからは減便しています。日本よりも先に中国・韓国へのフライトを調整し、日本線も大幅に少なくなっています。 

スケジュールはもちろんブランク。そりゃあそうですね、日本人を飛ばす度に隔離措置が取られたらたまったもんじゃありません。多くの外資系CAは同じ状況だと言えるでしょう。 

休暇中ってCAは給料はでるの?

 

これは正直なところ会社によって全く違います。フライトを飛ばせなければもちろん雇用者に払うお金もありません。給料に関して取られる処置はどちらかです。 

① 基本給のみ支給
② 無給休暇。。。

 基本給のみ支給の場合は額は会社と雇用形態によります。CAのほとんどは基本給とフライト給で給料が計算されるので、飛んでいない分フライト給はつかなくなります。基本給の大切さが身にしみますね。

 無給休暇とは言葉のまま無給です。会社の経営も怪しくなるため、無給で休みを取ることを余儀なくされます。最悪の場合解雇も考えられる状況ですから、無給でも在籍できるならありがたいと思うことです。  

航空業界・CAのこれからが気になる・・・給料やスケジュールは・・

 

空き時間に副業ってOKなの?

仕事がない間CAはどう過ごしているのでしょう?趣味に時間を費やしたいこの頃ですが、外に出られないととても限られたことしかできませんね。

 多くの同僚は外出自粛に従い自宅で皆さんと同じように過ごしています。中には副業をしている人もいます。筆者の会社は副業が認められているため、空き時間を利用してアルバイトをしている人や、友達の会社を手伝っている人や、普通にオフィスで働いている人もいます。

外資系CAたちはその英語力を活かして英語を教えていたり、逆に外国人に日本語を教えている人もいます。また、自ら起業して自分のビジネスをしていてもはやCA業が副業なんて人も。ノートパソコン1台で稼げる時代ですので、みんな何かしら始めています。 

航空業界・CAのこれから。

 

CA希望の皆さんが一番気になる航空業界のこれから!

それは私たちCAも気になっています(笑)今のところ世界的に外出禁止・自粛が続く中で国と国をまたぐことは非常に難しくなっています。世界では破綻してしまう航空会社もあります。

コロナの感染者が減り、またフライトができるようになっても不況がこれだけ長い間続いてしまうと、経営問題はすぐ解決できる問題ではありません。 

現役CAの契約問題にもかかわってきますが、新しいCAの募集はコロナ終息までしばらくなさそうです。ただ、飛行機は必要な交通手段であるため、景気が良くなればまた活気づくのは間違い有りません。来年の東京オリンピックまでには元にもどっていることを筆者も願っています。 

まとめ|コロナ後の外資系CAの給料・働き方

2020年が明けて誰がこんな状況を予想したでしょうか?

スケジュールは空白で、無限の休みだけが数カ月続いています。それでもどこかで今日も誰かのためにフライトしくれているCAがいます。現役CAにとっても、CAを目指す人たちにとっても苦しい1年になりそうですが、こんな時こそ落ち着いて自分を見直す時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

先行き不透明だからといってモチベーションが下がっている場合ではありません^^
募集が出た時にいつでも自信持って応募できるように、今は「すべき準備」に全力を尽くすことだけですね。