英語がペラペラで、容姿端麗、頭脳明晰なイメージの客室乗務員。

「客室乗務員は、きっと高学歴で、偏差値の高い大学を出ているんだろう。」
「私は偏差値の低い大学出身だから、客室乗務員なんて、無理!」

そんな風に思っていませんか? 実は、客室乗務員の出身母体は多種多様です。

  • 大学院卒
  • 4年生大学卒
  • 女子大学卒
  • 短期大学卒
  • 専門学校卒

    学歴は気にする必要はありません!むしろ、「大学時代に何を経験したか」の方が大切です。

    今回は、某女子大出身・既卒でCAになった私が、CAの出身大学についてや、大学で経験しておくといいことについて、お話しします。

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    客室乗務員と大学偏差値

    客室乗務員に偏差値は必要?

    客室乗務員は高学歴だと思われているかもしれませんが、決してそんなことはありません。実際に、エアラインの募集要項について、いくつか見てみましょう。(2018年度現在)

    • ANA
      専門学校・高等専門学校・短期大学・四年制大学または大学院の文系・理学学部を卒業または修了見込みの方
    • JAL
      専門学校・短期大学・高等専門学校・四年制大学または大学院を卒業見込みの方
    • スターフライヤー・スカイマーク
      専門学校・短期大学・高等専門学校・四年制大学または大学院を卒業見込みの方
    • ジェットスタージャパン
      1年以上の接客業務経験があること(アルバイトを含む)
    • ピーチアビエーション
      専門学校・短期大学・四年制大学を卒業後、就労経験がある方、または高等学校を卒業後、3年程度以上の就労経験がある方

    これらを見てお分りいただけるように、学歴がなんであろうと、出身大学の偏差値が高かろうと低くかろうと、客室乗務員になるのには全く関係ありません!

    実際に入社してしまえば、入社までの経歴について聞かれることもありません。もっと学歴フィルターについて知りたい方はCA就活生へ|学歴フィルターの実態とその対策【新卒と既卒は違いますよ】で詳細を書いています。

    偏差値の高い大学は面接で有利になる?

    それでもやっぱり「偏差値の高い大学だと、そのブランド力が有利になるのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

    私も女子大出身でしたので、そう思う気持ちはよく分ります。

    確かに、偏差値の高い有名大学出身というだけで、「自分の自信」につながることはあると思いますが、面接官はそんなところを見ているわけではありません。

    面接官のチェック項目
    • 第一印象
    • 接客業に向いているか
    • 親しみを持てる性格か
    • 笑顔と真顔の差がないか
    • コミュニケーション能力
    • 英語力

      どんなに偏差値が高い有名大学出身だからって、その大学の出身者のすべてが「CAに向いている人材」ではないですよね?

      もうお分かりだと思いますが、本当に大事なのは、その人の「人間性」です!

      これから進学するなら「外国語大学」がオススメ

      CAという職業は、必ず英語力が求められます。今後、外国からの観光客が増えると考えられているため、その必要性はさらに高まってくるでしょう。

      もし、CAになりたいあなたが、現在大学進学を考えているのなら「外国語大学」をおすすめします。

      「外国語大学」をすすめる理由
      • 使える英語をしっかり身につけられる
      • 元CAが講師として招かれている場合がある
      • エアライン専門科目がある
      • CAに卒業生が多く、情報が入りやすい
      • 航空会社向けの就活講座がある
      • グローバルな考えが身につく

        外国語大学は「大学に通いながら、自分の夢を叶えるための知識や国際的なセンスを身につけられる」最高の環境ではないでしょうか。

        ただ、何度も言いますが、外国語大学を出たからといって、必ずCAになれるという保証はありませんので、悪しからず。

        大学にいかずにCA受験を考えている方はこちらをどうぞ。高卒CA、結構いますよ^^
        高卒でもCAに採用されている人の共通点には3つありますよ【学歴より魅力】

        大学時代に経験したことを生かす

        客室乗務員になるには、大学時代に「どんな経験をしたか」が重要です。

        決して「これらをやっておけばOK!」というものではありませんが、参考までにいくつかご紹介します。

        コミュニケーション力の向上

        コミュニケーション力をつけるには、とにかく人との関わりを持つことが一番です。大学時代であれば、サークル活動や接客のアルバイトなどでしょうか。

        機内では、さまざまなお客様がいらっしゃいますが、自分と同い年くらいのお客さまは、むしろ少ないように思います。

        あなたは、年配の男性とどんな会話ができますか?赤ちゃん連れのお母さまだったら、何をお話ししましょうか?初めて飛行機に乗る修学旅行生に対してはどう対応しますか?

        老若男女、いろんな人と話せるようになりましょう。

         グローバルな考えを持つ

        グローバルな考えとは、自文化中心の視点ではなく、世界のさまざまな文化や考え方を尊重した考えのことです。

        グローバルな考えを持つためには、留学や海外旅行など、実際に他の国へ赴き、その国の文化や考え方を経験してみるのが良いでしょう。

        留学や海外旅行の予定がない場合には、世界のニュースから「ニュースになったその出来事が、今後の自分の生活にどう影響をもたらす可能性があるのか」「ニュースになったその国の社会情勢、国民性など」について、調べてみるのもいいかもしれませんね。

        機内では、さまざまな国籍のお客さまがいらっしゃいます。場合いよっては、日本の常識が通用しないこともあります。そんな時に、相手に寄り添って考えられる力があれば、とても心強いですよね!

        今は学生さんで、今からどんなことやっておくべき?という方は以下の記事を参考にしてください。ひと言で言うと「魅力アップ」ですね。
        CAになるための高校生活の過ごし方【採用条件から逆算する】

         おもてなしのこころを身につける

        日本の良さ、日本らしさを知らなければ、グローバルな考えを持つことはできません。

        2020年の東京オリンピック招致の際、滝川クリステルさんがプレゼンをしたことでも注目された「お・も・て・な・し」という言葉。

        外国から日本にいらっしゃるお客さまの多くが「日本のおもてなし」という、形の見えないものに興味をお持ちです。日本人同士ですら、もてなされていることに気がつかないほど、「おもてなし」は繊細で見えにくいものです。

        現在、JALの新人訓練では授業の中で「茶道のこころ」について学ぶ時間が設けられていますが、これらの精神を学び取るには一朝一夕にはいきません。

        日本のこころ・おもてなしのこころを学ぶには、実際に日本文化に触れてみなければなりません。この機会に、茶道や着物の着付け、書道や花道を学んでみてはいかがでしょうか。

        CAになるための大学での過ごし方

        自分の興味を探す

        大学生の間は、比較的時間に余裕がありますので、いろんなことにチャレンジしてみましょう。一見、CAとは関係のなさそうなことでも、何かの役に立つ時がくることもあります!

        実際に、CAには理学部や商学部、工学部の出身者もおり、大学時代にはCAになるなんて考えていなかった」という人もいるくらいです。

        大学時代に自分のできることや、趣味などを見つけておくことは、CAになったのちの気分転換にもなりますよ♪

        ダブルスクール

        大学時代にCAを目指す人は、CAの専門学校が行なっている「CAスクール」に通ってみるのもいいかもしれません。

        社会人になってからCAスクールに通うのは、なかなか大変ですので、ちょっとでもCAに興味を持ったなら、早めの「情報収集」がおすすめです。

        このスクールには、長期のものから、夏休みなどを利用した短期のものまで、色々あります。ご自身の予算や都合に合うものを選んでくださいね!

        CAスクールのメリット・ディメリット|4つのスクールタイプから選ぶ

        語学はしっかりと学んでおく

        語学の習得には、ある程度の時間がかかりますので、大学時代を有効に使って学べるといいですね!

        英語はもちろんですが、できればもう1ヶ国語くらい学んでおくと、CA就活の際の自己アピールになるかもしれません。大学生の間は、TOEICを一般より安く受験できることもあるので、積極的に活用し高得点を狙いましょう。

        海外留学生とお友達になって、日々のスクールライフの中で自然に英語に親しめる環境を作ってしまうのもいいですね♪

        まとめ| 客室乗務員の世界は実力主義!

        偏差値よりも経験!

        客室乗務員の世界に学歴は必要ない!ということをおわかりいただけましたでしょうか。今回は、皆さんが気になっている「客室乗務員になるには、偏差値の高い有名大学が有利なのか」ということについてお話しました。簡単にまとめておきましょう。

        • 客室乗務員に偏差値は関係ない
        • 偏差値の高い有名大学が、面接で有利になることはない
        • 面接で重要なのは「人間性」
        • 外国語大学では客室乗務員に必要な英語力と、エアラインに関してのことが同時に学べる

        大学ではいろんな経験をしよう!

        大学生活では、いろんな経験をしておくことが、将来客室乗務員として働く上できっと役に立ちます。

        • 老若男女と話せる機会を作る
        • 世界にも目を向け、日本以外の国の常識、国民性、社会情勢にまで考えを巡らせる
        • 「日本のおもてなしのこころ」を体現できるようにする

        皆さまが、日本のこころを伝えられる素敵なCAになられますことを願っています。いつか、皆さまの経験が空の上で役に立ちますように!