最近、JALやANA CAの内定時のTOEIC平均スコアが上がってきている?!

これって本当?
600点じゃないの?!
スコアが低い人はどうしたらいい?

 

疑問は沢山ですよね。

確かに採用条件には「TOEICスコア600点以上」と明記されています。

しかし、実際のJAL/ANAのCA内定者のTOEICスコア平均は実はもっと高いのです。。。。ただ、現時点でスコアが足りていなくても大丈夫。この記事を読んで対策をしていきましょうね。

スコアはいつまで取っておけばよいの?という方はCA就活でTOEICはいつまでにとるべきか+3か月独学メニューの記事で詳しく解説しています。合わせてお読み下しさい。

本記事の内容

・JAL・ANAの「内定時」TOEIC平均が上がってきている2つの理由
・今、TOEICスコアが足りないCA志望生がやるべきこと

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JAL・ANA客室乗務員の「内定時」TOEIC平均が上がってきているお話 

募集要項にはTOEICスコアはどう書かれている?

各日系航空会社がこれまで募集要項に記載しているTOEICスコアを確認してみましょう。

600点以上との記載がある会社

・JAL・ANA
・エアージャパン・ANAウイングス

・バニラエア・ピーチ・アビエーション
・ソラシド航空・スターフライヤー

550点以上 との記載がある会社テキストが入ります。

・ジェイエアー ・アイベックス航空 ・フジドリームエアラインズ

やはりJALやANAは600点以上との記載がありますね。

600点に満たないスコアの方が合格されることは毎年あるので、募集要項に記載のスコアで足切りということはありませんが、やはりTOEIC600点以上の英語の実力を持っている方を求めています。

CA内定時のTOEICスコア平均が上がっている理由①ー東京オリンピック!

やはりなんといっても、東京オリンピックの影響が大きいでしょう。

これまでは、乗務中に英語を使用するのは国際線がメインでした。しかし、東京オリンピックに合わせて日本に来られた外国からのお客様は、期間中国内線にも多数搭乗されることが予想されています。

これまでは、国際線に乗務するまでに英語力を磨いていけばいいとの考え方もできました。ですが、近年採用されるCAは、デビュー後すぐに多くの外国からのお客様と接することになるため、即実践できる英語力が必要とされています。

そのため、選考時すでにTOEICスコアが高い受験生を多く採用する傾向にあると言えます。TOEIC600点で募集のエアラインの実際の内定者平均は700点近くはあります、間違いなく。

意外と納得の理由ですよね。

CA内定時のTOEICスコア平均が上がっている理由②ーTOEIC勉強法の多様化♪

最近は様々な英語学習サービスが低コストで利用可能で、TOEICスコアアップがやりやすくなっています。

これまでは留学経験者や英文学科出身の受験生のみがTOEICの高スコアをもっている傾向にありましたが、今では留学経験がなくても、努力すれば誰でもハイスコアを取得することができます。

CMなどでもよく、TOEICスコアアップのサービスが宣伝されているのを見ますよね。

航空会社側も、英語学習サービスの多様化は折り込み済みのため、このように時代に合わせて実際に採用する受験生に求めるスコアも実は上がってきているようです。

時代の流れをよく見て、最近の受験生が置かれている状況を鑑みて選考をしているわけですね。

今、TOEICスコアが足りないCA志望生がやるべきこと

とにかく、まずは最大効率のTOEIC対策を始める!

受験までまだ時間がある方は、すぐにTOEIC対策を始めましょう。

高額な語学スクールに通ったりする必要はありませんが、独学だと時間がかかります。TOEIC対策アプリも多数あるので、ご自身にあったTOEIC対策を実施してみてくださいね。ベスト3のTOEIC対策を挙げておきます。

エアライン就活生のTOEIC対策

その1 TOEIC公式問題集を2~3冊購入する
その2 リスニング中心にスコアアップ
その3 「スタディサプリTOEIC」で細切れ時間を活用

ちなみにおすすめは、ご自身の生活にTOEIC対策を組み込むことです。通勤や通学の30分はTOEIC対策の単語アプリをやる、など小さなステップでも積み重ねると結果は必ずついてきますよ。

TOEICは、学習した分だけスコアに現れます。ただし、TOEIC公開テストは約2ヶ月に1回程度のみの開催、かつスコアレポートが届くまで時間を要します。必ずCA受験までのスケジュールをよく考えて、計画性をもって勉強・TOEIC受験をしていきましょう。

別の語学ができるCAは依然強い!

TOEICのスコアがあまり高くなくても、別の語学ができる人はやはり強いです。

K-popや韓国ドラマが好き♪という方は是非韓国語を伸ばしてみてください。中国語も同様です。

東京オリンピック以降も中国・韓国からのお客様は大幅には減らない見込みのため、それらの言語ができるのは大きな武器になります。

英語と違って、必ずしも検定の上位級が必要というわけではありません。機内で想定されるやりとりができるまで練習して、書類に記載したり面接でアピールできれば最高です。

語学以外であなたの魅力をアピール!

語学はもちろん大切ですが、あなたにしかアピールできないこともきっとあるはずです。

接客業での経験や、これまで努力してきたことをしっかりと伝えましょう。英語が大の苦手、他の言語もできなくてもJALやANAを内定した方に話を聞いてみました。

私は事前準備が足りず、エアライン受験までにTOEICのスコアを上げることができませんでした。その代わり、アルバイト先での接客経験をアピールし、大変だったことや、それをどのように乗り越えたかを話しました。

選考が進むにつれて、TOEICスコアが足りていないことを面接で聞かれましたが、現在英語学習中であること、入社までに必ずスコアアップすることを伝え、無事に内定をいただくことができました。

このように、これまでの経験をアピールしつつも、TOEICスコアも上げるよう努力していることを伝えられれば、チャンスはありますね。

まとめ|令和時CAに求められているTOEICスコア平均

現在、JALやANAを始めとする日系大手航空会社では、時代の流れに沿ってTOEICスコアが高い人を採用する傾向にあります。実際に私の周りの現役CA・元CAに聞いたところ、内定時ですでに700点はあった人がほとんど。

東京オリンピックに向けて、あなた自身が苦労されないためにも、高いTOEICスコアを取得できるよう、コツコツ努力なさってくださいね。

その上で、選考までにスコアアップが叶わなかった場合は、語学力の低さをカバーできるような魅力を前面に押し出してアピールしていきましょう。