CAに合格したいけど、進路を決める際に大学に行くのか、専門学校に行くのか悩まれている方も少なくないのでしょうか。

実際の合格率や合格できる航空会社も学校によって傾向があります。私は、CAとしてフライト経験を重ね現在ではエアライン講師として働いています。

大学や専門学校で講義をする中でのリアルなCA合格率や実態についてご紹介しましょう。

本記事の内容

・CA合格率がズバ抜けて高い大学・専門学校まとめ【最短距離をいこう♪】

・ CA絶対合格のための大学・専門学校選びのポイント

3分ほどおつきあいくださいm(__)m

 

 CA合格率がズバ抜けて高い大学・専門学校まとめ【最短距離をいこう♪】

CA受験生の実態

CA合格者で一番多いのが大学と専門学校をWスクールする方法をとる受験生です。CAになるために、大学のみに通う、大学と専門学校をWスクールする、全日制の専門学校に通うという選択肢があります。

大学に通いWスクールせずにCA合格する受験生もいますが対策が複雑なため非常に稀です。またそういった受験生も実は、単発でエアライン学校で対策を受けている場合が多いのです。

大学で学びつつも専門学校にも行くのは大変ですが、私もこのWスクーリングする方法で合格を手にしました。

全日制の専門学校は、CA合格者は前者に比べて少ないですが、グランドスタッフやグランドハンドリングなど幅広く合格者が出る傾向もあります。

 CA合格率ナンバー1大学って?

日本一のCA合格率を叩き出しているのが、関西外国語大学です。

その理由として

ANAビジネスソリューションと提携して6日間にも渡る集中講義があり受験に必要な知識を得ることができます。

・モックアップと呼ばれる飛行機の客室を再現したものや、チェックインカウンターなどがあり、学生時から実地に役立つトレーニングができます。大学でこのような施設を設けているのは非常に稀であり人気の1つです。

・大学内にエアライン業界出身の講師やキャリアアドバイザーが多く在籍しています。より専門的なアドバイスを受けることができたり専門的な知識を早い段階で学ぶことが可能ですよ。

・オールイングリッシュという予習復習がかなり大変な授業もあり、語学力の向上も合わせて期待できる総合学習ができる学校です。

 CA合格率ナンバー1専門学校って?

航空会社受験のための専門学校は全国に多く存在します。それぞれの特色があるため個人のニーズに合わせた学校選びが可能です。

ECCエアライン学院

4ヶ月同じクラスで担任制のクラスを受講します。全国にかなり多くの校舎があり地方の方でも通いやすい学校。JALANA出身の講師が多いため実体験を聞けるチャンスも多いです。

 VICアカデミー

主要都市を中心に全国展開している学校です。大学生は卒業まで何コマでも好きな授業を取ることができます。積み上げ式のカリキュラムではなく気になる授業を自分で考えて選ぶ形式です。

 アイザック・エデュケーション

主要都市4つに絞って展開する学校です。4ヶ月の積み上げ式カリキュラムを終えた後ジョイン制度を使い卒業しても永久的に授業を再履修できます。そのため既卒生も学校に来て勉強する場合もあります。

ちなみにアイザック・エデュケーションの前年の合格率は113%だそうです。これは異例の数字であり、一人の学生につき2.3社内定を取っていることになります。

 専門学校の特徴として、レッスンが終わってしまうと途中でエアライン受験を諦めてしまうケースも多いので、レッスンを全て消化した後でもサポートが充実している学校を選ぶと良いでしょう。

 CA絶対合格のための大学・専門学校選びのポイント

 

カリキュラムの内容

ここではCA受験で一番メジャーな道である、大学に通いWスクールする場合の専門学校についてのアドバイスをいたします。

・カリキュラムの内容・・・学校によって内容が全然違うため、入学して後悔しないためにもしっかりチェックが必要です。学校によっては、日系CAコース、外資CAコースと最初から別れてしまっている場合があります。

しかし受験中に最初は日系航空会社にしか興味がなかったけど外資も合わせて受験したいといった受験生が多くいます。

そういった経緯からカリキュラムに日系・外資航空会社の対策が含まれている学校が良いでしょう。

・カリキュラムの期間・・・4ヶ月コースに入学し、その後のサポートがなければ実際に受験する直前に学校に通えない可能性があります。卒業まで何度でも好きな授業を履修できる学校がオススメです。 

サポート制度

入学させた後の受験生のケアがずさんな学校も残念ながら存在します。

具体的に受験で悩んだ際に相談できるカウンセリング制度があるかを確認しましょう。それに加えて、エントリーシートの添削のサポートについても非常に重要です。

添削は1社何回までと制限したり、添削は有料としている学校もあります。その一方で何回でも何社でも添削無料で、であれば電話でもサポートしてくれる学校もあります。

添削はCA受験をするにあたって非常に大切なことです。通常授業に加え、各社エアラインの過去問に合わせた直前対策講座を実施しているかもチェックポイントの一つです。

 学校の雰囲気

何と言っても学校の雰囲気は大事です。

学校は受験生1人ひとりとの相性で決まると思います。そのためまずは、カウンセリングや説明会に足を運んで実際の雰囲気を肌で感じてみるようにしましょう。

そこで学校の雰囲気だけでなく講師やスタッフにたくさん話しかけてみるといいです。その対応によってあなた自身が感じるものが必ずあるはずです。

学校の雰囲気は千差万別です。高層ビルの中にあり校舎もスタイリッシュな雰囲気の学校、壁一面に合格者のエールや合格者の名前や航空会社名がありアットホームでなんだか元気が出る学校など。

学校によっては積極的に卒業生の現役客室乗務員が来校する学校もあるのでそういった学校はモチベーションも上げやすくなります。

 まとめ|CAになるための専門学校・大学選び

ポイント2つにまとめます。

・大学、専門学校、またはダブルスクールというようにCA合格には様々な道があります。主流なのは大学と専門学校のWスクールです。

Wスクールを選ぶ際のポイントを押さえて学校選びをしましょう。カリキュラム内容、サポート制度、学校の雰囲気を軸に考えると良いでしょう。

実際に何校か見学してみて比較するのも良いと思います。学校選びは慎重にされることをオススメします。

 みなさんがCA受験の第一歩を踏み出し一歩一歩成長されることを祈っております。