ついにJAL/ANAの最終面接。倍率はどれくらいなんだろう?
合格まであと少しなのかな?最終面接前にすべきことが知りたいです。

 

今回はこのような疑問にお答えします。

大手航空会社CA面接を控えており、最終面接まで通過できるか不安なあなたへ。CA内定の倍率は50100倍と言われています。

最終面接まで進めてもまだ倍率3倍、決して油断はできないのがCA面接です。

一般企業によれば、「最終面接=入社への意思確認」とみなされる会社もありますが、航空会社は一切違います。

最終面接敗退の経験、CAとしての経験を持ちつつ、現在はエアライン講師として働く私が、最終面接に落ちないための方法をお伝えしましょう。

本記事の内容
  • 最終面接の倍率は約3倍!落ちる人の共通点は?
  • 最終面接を突破するための最終確認2つ
    書いている人:REI
    ANA客室乗務員と外資系航空会社の両方でCA経験あり。現在はCAを養成するスクール講師に加え、キャリアコンサルトとしてキャリア全般の講師として活躍中。エアライン就活生に内定までの秘訣を伝えている。英語と中国語が堪能で、外国人のキャリア育成にも携わっている。
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    JAL・ANAの最終面接で落ちないために絶対すべき3つのこと【一緒に働きたい人になる♪】

    CAの最終面接ってどのくらいの倍率?

    最終面接でも、まだ面接の予約枠は多くあり、まだまだ合格者は絞られてしまうということがわかります。

    毎年の採用数にもよりますが、平均して最終面接でもまだ3倍以上の倍率があります。つまり、合格間近ではないということ。

    だから、最終面接まで進んだー!って喜んでいる人は落ちます。。

    現在、エアライン講師をしていてノウハウや知識を蓄積するたびに、自分が付け焼き刃での対策や準備しかしていなかったことを痛感しました。

    最終面接ともなると、受験生の質も洗練された方ばかりになり、更に難易度が上がります。

    その中でも選ばれるための準備さえしっかりしておけば、手強い受験生や厳しい倍率、難しい質問にも対応できますよ。

    CAの最終面接で落ちる人の特徴

    一番多いのが、自己PR1.2個しか用意していない人です。

    最終面接は個人面接で、いろいろな側面からの質問がされます。

    面接官が何を聞いてもアルバイトのエピソードばかりを話したり、自分が用意していなかった質問に対してはおどおどしてしっかり話せない人は不合格でしょう。

    実際私も、自己PRにつながる強みを考えてはいましたが、具体的なエピソードがなかなか言えず面接で固まってしまった経験があります。

    次は表情や声の調子など第一印象が大きく左右しますが、最終面接はそれを超えたぐっと内面の部分を探る質問がされます。

    今一度、多方面からの自己分析と、会社ごとに自分のどの強みが活かせるのか考えましょう。

    キャリアプランがしっかりしているか

    最終面接で、よく聞かれるのが「キャリアプラン」です。

    なんとなく、「数年後にチーフパーサーになっていたい。」というようなアンサーでは確実に不合格ですね。

    3年後・5年後・10年後のキャリアプランを自分なりに考えておきましょう。

    会社によってチーフパーサーも主客室乗務員と呼んでいたりと、名称が異なるのも注意です。

    CAのキャリアプランは、フライトするだけでなく地上で人事や商品企画、教官など多くの道が用意されています。

    その中で、現段階でのキャリアプランを明確にするとともに、その理由までを具体的に述べられることが求められます。

    最終面接を突破してCAに合格を手にするために

    エントリーシートを網羅する

    エントリーシートには学部、ゼミや資格欄など基本情報を入力する部分がたくさんあります。

    多くの受験生は、その後のPRに繋がる設問にばかり注力して面接に挑みます。しかし最終面接では、基本情報の欄からも質問される可能性が大いにあります。

    例えば、「なぜこの資格を取ろうと思ったの?」「なぜ、このゼミにしようと思ったの?」と言ったきっかけを聞かれることもあります。

    また、「それらの活動で学んだ力をどうCAとして発揮していきたいのか?」についても質問されることがあります。

    小さい基本情報の欄一つひとつに対しても、しっかりと自分の考えや具体例を整理しておくことが重要です。

    最終面接で人事が見ているポイントの把握

    最終面接となると、「受験生の人となり」や、「この子と一緒に働きたいか。」と言った視点で、受験生をジャッジします。

    そのため、会社の求める人物像をしっかり捉えることが重要です。

    国内線で地方と地方を結ぶことを掲げる会社で、国際的なコミュニケーション力をPRしても、人事からすれば「うちでなくてもいいのでは。」と感じてしまうでしょう。

    会社の求める人物像に加えて、「どうして御社でないといけないのか」を、論理的に答えることが、採取面接通過の鍵となります。

    大手2社において「それって、ANAでもいいんじゃないの?」またその逆パターンにも思われないように、会社独自の取り組みや大切にしている考えを頭に叩き込みましょう。

    最後の一言の工夫

    最終面接に限ったことではありませんが、「最後に言い残したことはない?」「まだ、時間があるので最後に一言あればどうぞ。」などと投げかけられることがあります。

    まずは、自分のPRよりも何よりも先に感謝の言葉を述べることです。「このたびは、御社の最終面接にお呼びくださりありがとうございました。」から始めましょう。

    その後は、皆さんの面接の質問内容に沿って内容を変える必要があります。

    自己PRに関する話はたくさんできたけど、志望動機に関することは伝えられなかった場合は、簡単に志望した動機と今後の抱負を伝えましょう。

    一方で、志望動機に関する質問が多く、自己PRがまだ足りないと感じた場合は、手短に自己PRした上で御社でどうしたいのか抱負を述べましょう。

    まとめ|CAの最終面接突破のために

    • CAの最終面接はまだまだ倍率が高い。深い自己分析やいくつもの志望動機の準備が必要になります。
    • キャリアプランを明確にさせることも必勝法。会社により、役職名が違うので間違わないようにしましょう。
    • 自己PRだけでなく、基本情報記入欄からの質問も多いです。質問されてもいいような内容を心がけましょう。
    • 最終面接で見られているのは「一緒に働きたいか。」です。そう思っていただけるような具体的な抱負を述べましょう。
    • 最後の一言も重要です。感謝の言葉+伝えきれなかったことを話せるようにしましょう。

    皆さんが最終面接を突破し、見事CA合格を手にされることを祈っています。