JALCA面接ってどんな対策をしたらいいの?
スクールに通ってない…何から始めたらいいのかな。

この記事では、“絶対”に押さえておきたいJALのCA面接対策の基本項目5つを紹介していきます。

実際にJAL 採用面接に人事補助としてかかわった経験から鋭い目線でお届けします。

本記事の内容

・【徹底解剖】JALのCA面接、絶対に対策しておくべき5つの項目
・そこもJALの採用基準!?面接外でも見られてる意外な2つ

3分ほどおつきあいください。

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JALのCA面接、絶対に対策しておく5項目

①身だしなみ

身だしなみは、どの就職面接を受けるにしてもしっかりとしておきたい最低限のマナーです。ただ、JALCA面接ではかなり細かいところまで見られています。

具体的には、髪型が乱れていないか、メイクはきちんとされているか、スーツにアイロンはかかっているか、ストッキングは伝線していないか、靴は磨かれているか…ect.

面接官は、受験生がCAになれる素質があるかを短時間で見抜かなければなりません。CAは制服を着ると、いつ何時でも身だしなみは完璧です。

身だしなみができていない受験生イコールJALCAの制服を安心して渡せない、と思われてしまいます。

②面接マナー

当たり前ですが面接マナーは大切です。JALは社員平均年齢層が高い為、面接官の平均年齢も他社と比べると高めです。(特に選考が進むにつれて、面接官の年齢層は高めになります。)

つまり、“マナーを重視する年代”ということ。面接マナーは、頭ではわかっていても実際面接場面になると、緊張のせいか全然できていない受験生が多いです。

倍率が高いJALCA面接、会場には何百人もの受験者がいます。そんなライバル受験生たちを目の前にすると、誰でも緊張するはずです。

面接室へ入室する際はノックを3回、返事があってから「失礼いたします」と言い入室、カバンは椅子の横に置く等、簡単なことができない受験生を沢山見てきました。

是非自宅でシミレーションしてみたり、イメージトレーニングをして面接マナーを体に浸みこませましょう。

③JALフィロソフィー

JALCA面接対策をしている方、もしくはしようと思っている方で、もしJALフィロソフィーを知らない方は今すぐ調べてください!

JALフィロソフィーは、稲盛名誉会長によって作成された「JALがどのように経営されるべきか」「JAL社員一人ひとりがどのように行動すべきか」を示した“JALの哲学”と呼ばれています。

そのため、JAL全社員がJALフィロソフィー手帳を所持しています。もちろんCAも!JALCAは毎回フライト前にJALフィロソフィー手帳を読み、フライトに活かせるよう心掛けています。

JALフィロソフィーを知っていますか」や「好きなJALフィロソフィーを教えてください」なんていった質問もしょっちゅう面接で聞かれます。

何時間も時間をかけて調べなくて大丈夫なので、JALフィロソフィーの概要、好きなJALフィロソフィーを23個ピックアップ、なぜそのフィロソフィーが好きなのか、を答えられるようにしておきましょう。

④英語

英語のスピーキング練習をしておきましょう。JALでは2次選考の際に英語面接が設けられています。

JALでは国際化に伴い、近年さらに英語力にフォーカスしており、社内でも定期的にCATOEIC受験が義務付けされています。といっても、ネイティブレベルの英語力を求めているわけではありません。

JALの英語面接の目安としては、英検2級のスピーキングレベルと同じくらい、もしくは若干難しい位のレベルです。

英語が苦手な方は中学レベルの英語基礎をしっかり固めて、手軽に受講できるオンライン英会話などを使って“英語を話すこと”そして“外国人と話すこと”に慣れておきましょう。

また、面接官は英語力だけでなく、表情やジェスチャーもチェックしています。少しくらい英語がスムーズにでてこなくても、笑顔で乗り切ることが合格へ繋がります。

⑤ライバル会社の研究

JALだけでなく、他のライバル航空会社のリサーチも忘れずに!特にライバル社であるANAとの比較を行いながらのJAL企業研究がおすすめです。

JALの面接官は、JAL志望動機を一日で何十回、何百回と聞きます。…そう、正直聞き飽きています。笑 だからこそちょっとだけ変化球で「なぜANAではなくJALなのか?」という志望動機の聞き方をよくします。

これは、JALANA両方の企業研究をしていないと答えることができない質問ですよね。JALの企業研究をしていく中で、すべてではなくて良いので、気になる部分をピックアップしてJALANA、他航空会社を比較をしていきましょう。 

そこも採用基準!?受験生に絶対に知っておいてほしいこと

家に帰るまでが面接です!

面接を受ける際は家を出発してから帰ってくるまで気を抜かないでください。なぜなら、面接以外の時間も審査対象だからです!

JALの面接では待ち時間に現役CAや社員がお手伝いとして受験生と談話したり、会場の案内をしています。実はこの現役CAと社員、面接終了後に面接官と受験生の情報をシェアすることが頻繁にあります。

「あの受験生は面接では良かったけど、待合室では足を組んで無愛想だった」など。

さらに気を付けてほしいことは、面接後の解放感で電車の中で他の受験生と大きな声で面接内容について話す、といった行為です。面接会場の周辺には制服を着ていないだけで、JAL社員や現役CAがたくさんいます。

どこで誰が何を聞いて面接の判断材料にされているのかわかりませんよね?面接が終わったら一人でまっすぐ帰宅が無難です。

遅刻は絶対にアウト

面接の遅刻イコール不合格です。たとえ遅刻して面接の順番をずらしてもらえたとしても、合格の希望はほぼありません。CAの業務は時間絶対厳守です。

特にJALは定時性世界1位に輝いたこともあるくらい、飛行機の定時性には自信がある会社です。もう分かりますよね?

遅刻をしてきたということは、CAの業務を任せられないとみなされてしまいます。たった1分の遅刻で、これまで積み重ねてきた面接対策が一気に無駄になってしまうのを避けるためにも、会場までの道のりや交通機関のスケジュールは必ず前もって確認しましょう。

 まとめ|JALのCA面接対策

JALのCA面接対策の基本5項目

①身だしなみ   ②マナー  ③JALフィロソフィー  ④英語   ⑤ライバル社の研究

基本中の基本ですが意外とできていない受験生さんが多いです。

どんなに活躍しているスポーツ選手だって、基礎練習は欠かせないですよね。この5項目なくして面接に臨むことは、なんの基礎もない初心者がいきなり試合に挑むようなものです。

逆にいえばこの5項目ができていれば、JALの面接ではほとんどのことに対処できるはずです。JALCA面接対策にお悩みの方は、是非この5項目を基礎固めとして取り組んでみましょう。今すぐ始められますよ!