たかが志望動機、されど志望動機

CA受験において書類ってどんな役割を果たしているのかご存知でしょうか。

 外資系においては国内エアラインのようなクリエイティブさはあまり必要ありません。でも、普通に作成するだけじゃ不安ですよね。

外資系CAの応募書類の中でも「志望動機」ってとくに何を書けばいいのかわからない、特に英語だともっと書けない!と、いう悩みをお持ちの方、

外資系現役CAの私が「受かる志望動機の書き方・ポイント3つ」をお伝えします。この3つのポイントだけ抑えれば簡単!

本記事の内容

・外資系CAの志望動機の書き方|外していけない基本事項3つ
・外資系ならではの書類作成の基本事項・特別ルール

 

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外資系CAの志望動機の書き方|外していけない基本事項3つ

まずは会社を知ろう!

 志望動機に突入する前に、一旦一歩下がってみましょう。

志望する会社のこと、どのくらい知っていますか?なんとなく入社したいと思っていませんか?もちろん、皆その「なんとなく」の気持ちから始まるので焦る必要はありません。

 まずは、会社のホームページをじっくり見ること。エアラインに特化した雑誌などを読むのも手です。その会社の何に共感するのか、どういった面を好むのか、自分がその会社を志望するきっかけとなるものを探ってください。これは後々面接に進んでからも大事な鍵になります。

 会社を知ることでもっともっと一緒に働きたくなりますよね、その気持ちが大事です。面接で会社のこと聞かれたらどうしよう、CEOの名前はなんだっけ、そのために覚えるのではありません。 

3つのポイントを押さえて書類選考突破へ

 

以下の3つです。

1) CAを志望する理由
2) その会社を志望する理由
3) 自分が成長していきたいか

1)まずは単純にCAを志望する理由。

経験者であれば、なぜCAという職にこだわるのか。未経験者であれば、なぜCAに転職・就職したいのか。ここも差別化を図って、自分だけの理由を探しましょう。典型的な理由であっても、言い方によってオリジナリティを出すことが重要。「小さい頃飛行機に乗った時に、、、」なんてありがちな文頭だと、読む方もワクワクしませんね。

2)その会社を志望する理由

きっかけになったことや、その会社のビジョンやゴールに共感すること、他の会社にはその会社だけのどんな魅力にそそられたのか、等を書きましょう。ただホームページを見て~~だけでなく、現役CAの方の話や、会社が経営しているブログ、数値などを導入すると生きた志望動機になります。

3)最後はどうやって自分が成長していきたいか

CAになりたい理由と会社を志望する理由の2つを踏まえて、じゃあ自分がそこでどのように成長したいのか?どのように貢献できるのか?自らのスキルを入れ込んでアピールします。ここで最大のポイントは、面接に進んだ時のことを考え、自分が話したい内容を暗示することです。単語、単語で構わないので、自信のある部分を書きだしましょう! 

外資系ならではの書類作成の基本事項・特別ルール

書類作成の基本について教えて

 外資系エアラインでは指定の書類形式がないことがほとんどです。なので、自分で作成しなければなりません。どうやって作ればいいのか不安になりますが、実はこれチャンスなんです!

なんなら自分の書きたいことを書けるからです。

 

基本的な構成は、履歴書の場合は、基本情報・学歴・職歴、資格、志望動機、自己PR、となります。

英語書類も求められている場合は、同じことを英語版にも記入しましょうね。

英語の場合はPersonal Information、Statement of Purpose、Education、Career History、Foreign Language/Qualities and Abilitiesを書くのが一般的な形式です。

志望動機と自己PRは、「私はこれだけの資格とスキルを持っていて、こういう風に貢献・成長できるから、お願いします。」といった形で同じ枠に書いてしまうことが多いですね。 

だらだらと長文で書かずに、シンプルに仕上げることもポイントです。 

外資系CAに向いている人はどんな人?

日本人らしい謙虚さ、マナー、大和撫子な雰囲気、素敵ですね。しかし、外資系CAを目指すのであれば、これよりも更に大事なことは「自己主張」です。強く勇ましく、自分の意思がはっきりしていて、それをためらわずに伝える能力が試されます。

 とは言え、王様みたいにワガママにわが道をいけ、という意味ではありませんよ。日本人らしさを忘れずに、でも言うときは言う、その姿勢が大事です。特にアジア圏を出ると、自我が強い人たちばかりで周りの人の意見に押しつぶされそうになります。自分を失わないためにも重要なんです。 

外資系CAのメリットとは?

 そもそもなんで外資系CAに憧れるのか、

外資系エアライン7年目の筆者が思う外資系CAで良かったと思う時は、とにかく会社内における人間関係ストレスがないこと。

 もちろん接客業である以上、お客様との間のストレスや、性格の合わない同僚だっています。しかし、多くの企業と比べ圧倒的に上下関係から起こるストレスがありません。

基本的にフライトのたびに働く人が入れ替わることが一番大きいと思います。また多くの同僚が、フライトを楽しもうとする思いがあることも自分がポジティブに働ける理由になっているのかもしれません。 

まとめ|外資系CAの志望動機は「日本人らしさ+ほど良い自己主張」

 

書類作成は決して難しくありませんが、しっかりと考えて時間を費やしましょう。

外資系においてみられる点は、しっかりと自分を持っているか、はっきり自己主張できるか、など国内系とは少し違ってきます。それは書類の時点でも同じこと。

自由に作成できる場合、枠取りを工夫してアピールできることは全面的に押し出しましょう!シンプルに、かつ読み手にもっと知りたいと思ってもらえるように書きましょうね。