CAって仕事きつそう。。。
先輩CAさん達ってフライトしながらどんな体調管理しているのかな?

今回はこのような疑問にお答えします。

本記事の内容

・国際線CAに学ぶ♪ 体調管理5つのコツ【完全に体育会系】
CAたちのプロ意識からくる健康習慣

CAは体調管理が大切だと言われていますが、まさにその通り。

CAは、特殊な環境で働いているので、各自が責任を持って、自分の体調管理を行っています。
手洗いやうがいは当たり前!他にどんな工夫をしているのでしょうか。

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どこでも寝られる、CAの特殊能力!?

体調管理の一番の方法は、やはり「睡眠」です。
CAは、いつでも・どこでも寝られる人が多いです。
宿泊先のホテルで、20時間ぶっ通しで寝ていた、という話もよく聞きます。

宿泊先で、質の良い睡眠をしっかり取るための工夫5例!

・アロマオイルを持って行く(香水は宿泊先のホテルに迷惑がかかる場合があるので、注意!)
・加湿する(ホテルは乾燥していることが多いので)
・パジャマを持参する(外国のホテルにはパジャマ、部屋着はありません)
・靴下、カーディガンを持って行く(暖かい国でも、冷房によって冷えたりします)
・湯たんぽを持参する(私たちの中では、ドイツ製のFashyという湯たんぽが人気でした)
・入浴剤を持って行く(ただし、シャワールームしかない場合もあります)

時差をどうするか、問題

睡眠と関連して、国際線を乗務するCAにとっての課題「時差をどうするか」。
これは大きな問題で、時差が辛くてCAを辞めた人もいるくらいです。

私のオススメは「現地の時間で行動すること!」です。
・日中であれば、お散歩に出かける
・早朝に到着して、どうしても眠い時は2、3時間だけ寝る(寝すぎると、夜に寝られなくなります)
・ホテルに着いたら、すぐに活動を開始する(ゆっくりし始めると、外出が億劫になります)
・3食の食事を意識する
・時計はすぐに現地時間に合わせ、日本時間は気にしない

CAは、次の乗務が始まる時間から逆算して、その前に寝られるように、工夫しています。
たまに、時間調整に失敗して、一睡もできないまま、翌日のフライトを迎えてしまうこともありますが・・・

カラダの声に耳を傾ける

とにかく、カラダの声に耳を傾けること!
「なんかしんどいな?」と感じたら、そのままにせず、「どこが、どうしんどいのか」というところまで、しっかりと感じましょう。
ちょっと腰が痛い、熱っぽい、精神的に疲れている・・・
理由は色々とあると思いますが、決してそのままにせず、対処法を考えてください。

・マッサージに行く
・早めに受診してお薬を処方してもらう
・予定をキャンセルして、ゆっくり休む
・友達に話を聞いてもらう
・消化のいいもの、暖かいものを食べる

自分のカラダに無理をさせず、しっかりとケアをしてあげることが重要です。
CAは、自分のカラダの声を聞いてあげるのが、とても上手です!

体調管理が命!

CAはいつも体調管理を万全にして、乗務できるように工夫をしています。

フライトは数日間に及ぶものが多く、途中で体調を崩しても、簡単に家に帰ることができません。

「ちょっと風邪気味かな?」といった程度でも、気圧差で航空性中耳炎になってしまい、その後しばらく、乗務停止になることもあります。

もし、フライトの途中で離脱することになってしまったら、周りにかける迷惑は計り知れません。そんなことにならないよう、十分気をつけているのです。

CAたちのプロ意識からくる健康習慣

食事には、自分のルールを作る

基本的に外食、機内食ばかりの生活ですので、普段から食事に自分のルールを取り入れているCAが多いです。

・宿泊先では、新鮮な野菜やフルーツを摂取する(海外のスーパーによく行きます)
・なるべく温かいものを摂取する(機内では、あまり温かいものを食べられないので)
・意識して、食べる量・食べ方をコントロールする(野菜から食べる、半分残す、冷たいものは食べないなど)

本当は、ゆっくりと、よく噛んで、腹八分目の食事をし、食後はゆっくり過ごすのが、身体の為だとは思うのですが、CAにそんな余裕はありません。

CAは、「決まった時間に、好きなものを食べられる」という環境ではありません。仕事の合間を見て、「食べられるときに食べる」必要があるので、早食いで、体力勝負なので、大食いでもあります。

CAは、それを自らコントロールし、できるところで、できる限りの工夫しています。

身体を動かす

軽く身体を動かすと、血行が良くなり、疲れが取れます。

CAは仕事から帰ると、ぐったりと疲れていますが、ちょっとでも身体を動かした方が楽!という人もいます。現に、体力作りとリラックスのために、ヨガやジムに行っているCAはとても多いです。

中には、マラソンを趣味としている人や、CAを辞めた後、ヨガのインストラクターになった人も。CAはみんな、割とストイックです!

あなたのリフレッシュ方法は?

・ゆっくりお風呂に入る
・旅行に行く
・音楽を聴く
・友達と騒ぐ
・カラオケに行く
・趣味の時間に没頭する
・お買い物

CAは各自、ストレス解消法・リフレッシュ方法を持っています。どの方法が自分に合うのか、色々と試してみてください。

没頭できる趣味がないのであれば、これを機に探してみるのもいいでしょう。CAはストレスの多い環境で働いているので、これらを解消する、なんらかの方法を持つ必要があります。

健康習慣は、メンタル面のケアも大切です!

CAは体力勝負!

なぜ「体力勝負」なのか

・不規則な勤務体系
・気圧の低いところでの業務
・気温差

これらの要因が、CAが体力勝負だと言われる、主な理由です。ひとつずつ、詳しくみていきましょう。

・不規則な勤務体系

早朝・深夜勤務、ニューヨークなどの長距離乗務、国内線であれば、1日に多い時で4便〜6便乗務することもあります。

また、香港日帰り(ほぼ丸一日拘束されます!)などのハードなパターンも存在します。

一度フライトに出ると、体力をかなり消耗するので、いかに自分の体力をキープしながら働くかが課題となります。

・気圧の低いところでの業務

飛行中の機内は0.8気圧に保たれています。

これは、だいたい富士山の5合目あたりと同じ気圧です。

その環境の中で、重いカートを操作したり、歩き回ったりしているCAは、日々高地トレーニングをしているようなものです。鍛えられているのかもしれませんが、体力の消耗の方が激しいように感じます。

・気温差

冬、モスクワのフライトから帰った数日後に、バンコクのフライトが入っていたりすると、その気温差は、30度近くあったりすることもあります。

それなりの準備を整えて行くものの、身体はなかなかついていきません。急激な温度差は体力を消耗します。仕事から帰って、ホッとした時に、体調を崩しがちです。

活躍するママさんCA

こんなハードな仕事なので、女性の身体には、相当な負担がかかっていると思います。将来、子供を産みたいのだけれど・・・と心配になりませんか?

大丈夫です。

実際に子供を産んで、その後CAの最前線に復帰している人は大勢います。CAとママさん、二つの顔を持つ先輩は「以前よりハードで、体力的に随分キツいけど、子供の顔をみると頑張れる!」と言っていました。

まとめ|CAは体調管理と健康習慣のプロ!

誰でもできる!体調管理・健康習慣

CAの体調管理・健康習慣について、参考になりましたか?  ここで、全体をまとめてみましょう。

・睡眠はとても大切
・カラダの声に耳を傾けよう
・適度に身体を動かそう
・食事は自分でルールを作る
・リラックスする方法を見つける

体調管理や健康習慣について、完璧にできない事情や、制限があったとしても、ちょっとの工夫で、無理をせず、健康に過ごすことができます。今年はCAによる体調管理・健康習慣を利用して、元気に過ごしましょう!

ストレスがいちばんの敵!

体調管理・健康習慣に色々と工夫は必要ですが、何と言ってもストレスを溜めないことが大切です。食事の時は、なるべく楽しく、美味しくいただきましょう。

運動することがストレスならば、運動をせず、ゆっくり休むことが、あなたには合っているのかもしれません。体調管理も健康習慣も、ストレスにならない程度に、楽しんで取り組んでくださいね。