コロナで大変な状況の航空業界、
外資、国内大手CAの待遇や給料は違いあり?
コロナでの解雇大丈夫??

今回はコロナ後のCAの給料、待遇について、外資と国内大手を比較しながらお伝えしていきます。

本記事の内容

・【外資 vs 国内大手】コロナ後の CA給料や待遇を徹底比較してみた
・外資と国内大手、コロナ後の待遇・副業・解雇

3分ほどおつきあいくださいm(__)m

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【外資 vs 国内大手】コロナ後の CA給料や待遇を徹底比較してみた

結論は、コロナ後の給料は外資、大手国内ともに15~20万もらえればいい方です。

高収入というイメージがあるCAですが、いったいCAのお給料はどのように支払われるのでしょうか?

CAの給料は

基本給 +  乗務手当 + ステイ手当 (+深夜手当や残業手当)

これらの合計が支払われます。

・基本給 ⇒ 乗務時間や本数に関わらず毎月決まってもらえる金額

航空会社によって基本給の設定は違いますが、外資も国内大手も最初は10~15万円ほどに設定されており、勤続年数や役職によっても変わってきます。

・乗務手当 ⇒ 乗務時間に対して付加される手当

月に70時間乗務、時給が1500円とすると 70(飛行時間)×1500(時給) = 105000円
これが基本給に上乗せされます。多く飛べば飛ぶほどたくさんもらえるということです。

航空会社によって飛行機が出発した時点から乗務手当が発生する場合や、乗務員が飛行機に乗り込んだ時点から発生する場合などがあります。

・滞在手当 ⇒ ステイ先での食事などは自分で払うことがほとんどなので滞在手当としてお給料と一緒に支払われるもの

この3つが基本的な給料体制で、それに加えて、国際線など深夜のフライトで支払われる深夜手当や残業手当などが支払われることもあります。

つまり、基本給以外の手当が多いCAの給料は「飛んでナンボ♪」なんですね。だから今の飛べない状況というのは本当につらいのです。美味しい手当がもらえない。。。

外資と国内大手CA、コロナ後の待遇・副業・解雇を比べる

基本給の設定は外資、国内大手どちらも大した違いはありません。ボーナスも支給なし、または大幅に減額されているのでどちらにも大差はないでしょう。

CAは副業しても大丈夫?

外資の航空会社の多くは副業をOKとしているので、コロナになった今も変わりはありません。しかし場所によってはビザなどの関係で副業が出来ないところもあります。

大手国内航空会社については、コロナ以前は禁止や条件付きでの副業を許可したりしていましたが、コロナの状況の中、現在は副業の規制緩和を実施しているようです。

しかし、なかなかハードルが高いのも現状です。詳細はCAを活かした稼げる副業はこの5つだけ【退職後のお金の準備♪】で詳しく解説していますのでよければどうぞ。

解雇になる心配は?

外資系航空会社の多くでは実際に多くの航空会社が人員削減のための大規模なリストラを行っています。

その多くが Lay off (一時解雇)という形をとっており、経営状況などが回復し、再び人員が必要になった場合にはLay offにあっている社員から呼び戻すという約束の元、行われています。

それがいつになるのかが全くわからない現状で、急に職を失ったCAは新しい職を探したり、貯金で生活を繋いだりしている状態です。

現在、国内大手の航空会社ではリストラを行っていません。しかし、このまま状態が悪化すればいつ始まってもおかしくはありません。社員間ではそのような噂が絶えず流れています。。。

CA就活生が「今」しておくべきこと2つ

いつ航空業界が復帰し始め、CA募集が再開されても大丈夫なように今のうちにしっかりと準備をしておきましょう。では具体的に何をすればいいのでしょうか?

① さまざまな経験を積む

最近よく、このまま違う職種に就職するか、エアラインに特化した学校に通うか、どうしたらいいですか?などと聞かれる事があります。

私の答えはもちろん就職。

募集が再開されれば面接で聞かれる事は、コロナの苦境の中どう乗り切ったかや何をして過ごしてきたかなどです。

航空会社としても、復帰し始めこれから頑張っていかなくてはいけない時に、一緒に苦境を乗り越えていける即戦力になるような人が欲しいと思いませんか?

そこで接客業でも異業種でもとにかく何か経験を積んで、その経験を面接でアピール出来ればいい強みになります。

② 英語力アップ

今現在、そしてこれからの時代はさらに英語力は重要です。航空会社でも募集要項にTOEICが記載されています。
国内大手で600点、外資だと700点以上というところもあります。

TOEICについてはCA就活でTOEICはいつまでにとるべきか+3か月独学メニューをどうぞ。

基準値よりはるかに高くとる必要はないですが、せめて募集要項の点数は満たしておいてください。それより低い場合は書類選考の時点ではじかれてしまうことがあります。

そして、コロナ後の採用では、書類を通るのに600~700点、最終まで残るには800点がおよそのボーダーになりそうです。

まとめ| コロナ後のCA給料は外資、国内で違いなし・待遇は国内大手のほうが安心

今回のことをまとめると、

コロナ後の給料は外資、大手国内ともに15~20万前後

副業はしても大丈夫なところがほとんど

解雇になる心配は外資のほうが圧倒的に多い

CA就活生がしておくべきことは、①経験値+②TOEICスコアアップ

まだまだ以前のような状態に戻るには程遠い航空業界ですが、一つでも多くの航空会社がこの困難を乗り越えて生き残る事を祈ります。そして、募集が出た時に備えて「勝負できる人材」になっておきましょう♪