ANAとJAL、絶対にどちらかのCAになりたい!
福利厚生に違いはあるのかな。
手当てや待遇が手厚いのはどっちなんだろう?

ライフステージが変わっても長く働きたいならとても大事になってくる福利厚生。今日はANAとJALの福利厚生や待遇についてお話します!

本記事の内容

・ANA・JAL のCA福利厚生・待遇を徹底比較してみた
・【手当がおいしいのはどっち?】① お給料や手当 ② 休暇 ③ EF(航空優待)

3分ほどお付き合いください。

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ANA・JAL のCA福利厚生・待遇を徹底比較

① お給料や手当の違い

一番気になるのはお金のことですよね。入社数年の基本給はJALが若干高いですがあまり変わりません。

ここにステイに行った日数分のステイ費とフライトした分のフライト手当がつきますが、こちらは若干ANAが高いようです。トータルすると両社ともほぼ変わらない金額になります。コロナ禍以前は、世間の同年代の平均年収よりは貰えているイメージです。

ただし、ステイ日数は月によってばらつきがあり、絶対に保証された金額ではないところは頭に入れておかなければいけません。ステイ費が良い分非課税の部分が多くなり手取りが増えますが、不安定な収入部分が増えるということです。

給料や手当、ボーナスでは両社大差なし!違いとしては、リスクを取るか、安定を取るか…です。

② 休暇の違い

女性として気になるのは、産休と育休。両社とも女性が多いこともあり、取りやすく復帰しやすい環境です。CAは妊娠がわかるとフライトできなくなり、ANAではその時点から休職となり給料は出ません。

ですが、JALでは希望すれば産休まで地上で勤務することができます。急に仕事できなくなりお金に困ることがないので、地上勤務制度はとても良いですね。

また育休もJALの方が長く、最長3歳まで取ることができます。仕事上、フライト中はなかなか連絡を取ることが難しいので、ある程度の年齢まで育休を取ることができるのは有難いです。

そのほかの特徴的な休暇としては、ANAではリフレッシュ休暇制度があります。有給休暇の申請と同じように申請し、取得することができます。この制度、旅行に行ったり帰省したりがしやすくて便利です。

妊後や産休・育休制度の充実度は圧倒的にJAL!毎年の休暇の充実度はANA!子育てをしながら働きたいと考えている方にはJALの制度はとても魅力的です!

③ EF(航空優待)の違い

エアライン業界での一番の特権は自社便優待のEFですよね。実はEF制度、本人だけでなく家族も使用することができるんです!その家族の対象範囲がANAとJALでは違ってきます。

JALでは両親と配偶者、子供となっており、兄弟や祖父母は使用することができません。ANAでは両親、配偶者、子供に加え、兄弟や祖父母も対象となります。もちろん空席がなければ使用できない制度ですので繁忙期などは難しいですが、活用できればとてもおいしい制度。

ちなみにこれは国内線優待で、国際線はまた制度が違い、ANAも対象範囲は両親と夫、子供となります。

国際線はZEDといって自社だけでなく、世界中で加盟している航空会社同士で優待を受けられる制度があり、加盟している航空会社であれば破格で搭乗することができます。ZEDは両社でありますが、それぞれの加盟航空会社は公開されておりません。

またJALよりANAの方が路線、便数が多いのでその分EFも利用しやすいです。国内線EFの充実度は圧倒的にANA!

④ Clue Mealsやステイ先ホテルの違い

細かいポイントですが、CAとして毎日フライトする上で重要になってくる待遇について。

国内線のフライトの合間(便間)で規定の時間になるとクルーミールが出されます。ひとそれぞれ好みや感覚の違いはありますが、ANAのミールは豪華♪ 基本的にA4サイズぐらいの箱に入ったしっかりとしたお弁当がでます。

またステイ先で宿泊するホテルのグレードもANAの方が良いと言われています。日常のことなので、こういったところも大事なポイントですよね。

まとめ|CAの福利厚生は非常に重要

今回はCAとして働くうえで気になるポイントをお話しましたが、もちろんこの他にも基本的な福利厚生は両社ともしっかりあります。

  • 長く働きたい!安定を求める ⇒ JAL
  • 今を楽しみたい・福利厚生の良さを実感したい ⇒ ANA

「何が何でもCAになりたい!」とCAを目指していると、福利厚生のことは考えが後回しになってしまいがちです。

しかし、結婚・出産を経験すると福利厚生の有り難み・大切さを身にしみて解ります。ライフステージが変わった時に自分はどうしたいのかを考えて各エアラインの福利厚生もしっかり確認することをおすすめします!