CAの英語力って高いんだろうなぁと思っている方が多いのではないでしょうか。ずばり、国内の航空会社に関しては、内定者の平均スコアはみなさんが思うほどではないんです。
元ANAのCAの私が「CAの英語力平均の実情、選考には欠かせないTOEICの勉強法」をお伝えしていきます！
・実はCAの英語力はそんなに高くない
・CA就活生がTOEICスコアをグンと上げる方法
3分ほどおつきあいくださいm(__)m
実はCAの英語力平均はそんなに高くない｜今足りていなくてもOK
CA受かる人って英語ペラペラなイメージありますか？＾＾ 実は内定時は全然ですよ。
CAになるには最低TOEIC600
ほとんどの国内の航空会社では、TOEIC600以上が応募条件とされています。ただし外資の航空会社では、TOEICのスコアを定めているところは多くなく、採用試験での高い英語のレベルが必要です。
TOEICが必要とされているのは、国内の航空会社でも海外のお客様や海外のクルーとのコミュニケーションが求められるため、平均的に英語力が高い人材を望んでいます。
ちなみにTOEIC600は、通常のシーンであれば問題なく英語が使える、ある程度基礎知識があるレベルであり、社会人に求められるスコアです。
最近は昔に比べて英語教育が良くなったのか、帰国子女が増えたのか、スコアが700くらいのCAも増えています。
実際にCAの英語の平均レベルは昔に比べると上がっているところもありますが、応募条件が600ですので、とりあえず600を目指しましょう！
英語が苦手なCAは多い
CAだからTOEICのスコアが高いからといって、全員が英語が得意なわけではありません。
先程お伝えしたように、TOEIC600スコアはある程度の英語の基礎知識があれば、頑張れば取れるレベルです。またTOEICのハイスコアを出すには、もちろん英語の基礎知識も必要ですが、解答テクニック・コツを掴むことが必要なんです。
実際に、TOEICハイスコアだけど、英会話はできない。というCAが大勢いました。
しかし、JALでは英語の面接があります。とはいえ英語を間違えてしまったり、流暢に話せなくても問題ありません。対応力を見ているのです。
英語話せない、、、と思っても採用試験に受かるという意味では、国内の航空会社であればどうにかなるところはあります。
スコアが600に足りていないと絶対受からない？
TOEIC600がなくてもCAに受かる可能性は十分にあります。
ANAではTOEICスコアが600以上だと、採用試験の英語の試験が免除されるだけで、英語の試験をクリアすれば大丈夫なんです。JALの英語面接も対策をしていれば乗り越えられます。
同期でもTOEICのスコアはない。そして選考の英語試験で会社の規定を取れなくても、受かってる人がいます。
ただある程度のレベルができないとさすがに落ちる可能性がありますし、実際のフライトで自分が困ることになるので、勉強はしておきましょう。
TOEIC600もないーとまだ諦めないでください。みなさんの頑張り次第で可能性は広がります！
足りないTOEICスコアをグンと上げる方法
TOEICスコアアップで大切なことは「英語力＋解答テクニック」です。これは断言します♪
TOEICのスコアが高くてもCAになれる可能性はあるとお伝えしましたが、やはり安心なのはTOEIC600以上を取得することです。スコア860の私が、TOEICの勉強法をご紹介します！
STEP①： TOEICの公式問題集をやってみる
まず TOEICがどんなものなのか理解するために、問題集を時間を測ってやってみましょう。TOEICは非常に問題数が多く、時間内に終われない方が多いです。
問題集をやることで問題パターンや頻出単語など傾向がわかってきます。
ステップ②：苦手パートを集中的に
問題集を一通り行ったら、自分の苦手パートをとことん勉強しましょう。
例えば単語力がないなと思ったら、TOEICの頻出単語集などで勉強する。文法が苦手なら文法のテキストを、リスニングが苦手なら何度もリスニングを繰り返し行うのです。
どんな場合でも、英語を学ぶには、聞く→書く→声に出して読む
これを繰り返していくことで自分のものにできます。
オススメなのは、ディクテーションと呼ばれる、英語を聞いて書き出す方法です。集中力も身につき、何度も何度も聞くことで耳が慣れていき、その文書から単語や文法を学べます。
ステップ③：TOEICのコツを掴む
TOEICはコツが必要です。どんなコツがあるのかご紹介します。
1.まず問題用紙にある選択肢を先に読み、どんな内容なのか想像する
2.わからなかったらすぐ次！悩んでる時間はない
1.問題は全部読まない
パート５と６に関しては、前後関係で文法や単語を予想できます。全部読まず必要な箇所だけ見ましょう。2.長文読解は、まず問題の選択肢を読んで話の内容を想像する。
そこも全部読まずに解ける問題があればどんどん解いていきましょう
ステップ④：コツを掴んで何度も問題を解く
各パートの解答テクニック・コツが掴めたら、また過去の問題集をひたすら解きまくりましょう。
おすすめなのは、公式問題集３冊を3回ずつやることですね。1回やっただけではなぞった程度ですから、最低３回やって確実に「英語力＋解答テクニック」を自分のものにする＾＾
ステップ⑤：毎日英語に触れる
語学は毎日少しずつでも触れないと忘れてしまいます。1日一問でも解いたり、単語を覚えたり、英語のニュースを流したりと、英語がある生活を作りましょう。
TOEICは集中力が要です。何度も解くことで慣れていきましょう！
まとめ｜CA就活生TOEICスコアが足りなければまず600｜
CA採用試験の英語力の実情、TOEICの勉強法ご紹介しました。
•CAになるにはまず内定時に最低600、できれば700が望ましい
•なくてもなれる可能性は十分にある。人物重視♪
•帰国子女などは稀。現役CAの英語力はあまり高くはない。
•TOEICはコツが大事！公式問題集を解きまくる。
CAの採用試験は、人物重視かもしれませんが、TOEICのスコアを上げたり、英語力を上げることで自信につながり、実際のフライトも楽しくなります。諦めずにコツコツ頑張ってください！
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