数年前から、CA就活においてもインターンシップが始まりました。

普段は決して見ることのできないCAの仕事の裏側を体験できたり、現場で働くCAの生の声を聞くことができるなど貴重な体験ができるということで、CAのインターンシップの競争率は就活の選考にも引けを取らないほど人気です。

今回は、そんな就活生に超人気のCAインターンシップの活用法と、メリット・デメリットを質疑応答形式でお伝えします。

本記事の内容

・CAインターンでは、どんなことが体験できるの?
・CAインターンに参加するには?選考とかはあるの?
・インターンシップの期間はどのくらい?
・インターンシップが実施される場所は?
・CAインターンの交通費は?自己負担?
・インターンシップに合格した人は、内定にも有利?
・CAのインターンシップのディメリットは?

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☆CAインターンでは、どんなことが体験できるの?

エアライン事業や客室乗務職についての理解を深めるための座学など、CAを目指している就活生の皆様にとっては、非常に役立ちそうな内容が盛りだくさんです。

また座学だけではなく制服を着て実際のCAのサービスを体験したり、現場のCAからフィードバックを頂ける機会が設けられているなど、参加して損はない内容ですね。

普段立ち入ることのできない施設や職場に行くことができるので、就活のモチベーションは間違いなく高まります。

☆CAインターンに参加するには?選考とかはあるの?

インターンシップを開催している会社のホームページからエントリーができます。書類審査としてWEBエントリーシート、もしくは郵送で紙のエントリーシートを提出し、その後は面接を受け、合否が決まります。エントリーシートの提出とともに、適性検査を受検しなければならない会社もあります。

エントリーできる期間は会社によって異なりますので、チャンスを逃さないようにこまめに情報収集をしておくことが大切です。

☆インターンシップの期間はどのくらい?

会社によって異なりますが、ANAは1日のみです。

JALは4日間コースを実施した後に、少し期間を空けて1日行われるので、計5日間となります。

☆インターンシップが実施される場所は?

会社によって異なりますが、東京都内のみの会社もありますし、他の都市(名古屋・大阪・札幌・福岡など)でも実施される会社もあります。

☆CAインターンの交通費は?自己負担?

会社によって、自社航空券が手配される会社もありますが、基本的には自己負担のことが多いです。ま、そりゃそうですよね。社員じゃないのですから♪ あくまで勉強させていただいている身、勉強させてもらっている立場です♪

☆インターンシップに合格した人は、実際の内定にも有利?

インターンシップの合否と実際の採用試験の結果には、因果関係はないです。筆者の周りにも、インターンには落ちたけど採用されたという声や、反対にインターンには合格したけれど実際の試験には落ちてしまったという声が耳に入っています。

なので、インターンシップの結果に一喜一憂することなく、あくまでインターンシップは企業研究の一環と割り切って考えた方が良いですね。

ですが、インターンシップに合格するために特定の企業について深く調べたり、なぜ他の業種ではなくCAになりたいのかや、自己分析などを行っておくことにより、実際の就活が始まってからは焦らずに選考に臨むことができるので、インターンシップに費やした時間は合否関係なく無駄にはならないと思います。

☆CAを目指すかどうか迷っています。インターンシップには参加しておいた方がいいですか?

インターンシップは、CAという職業を深く学ぶことのできる非常に良い機会であると筆者は感じます。

実際にそこで働くスタッフと交流したり、職場の環境を体験することができるので、自分がCAに向いているかどうかという点を、実際に入社する前に判断した上で就活を進めることができるので、職種や会社のミスマッチのリスクを最小限に減らすことができるので、CAを目指すかどうかや、どの会社にしようか悩んでいるけど、敢えて参加してみるというのもおすすめです。

ただ、先にも述べましたが、CAのインターンシップは非常に競争率が高いので、採用側を納得させることのできるエントリーシートの作成や、的確な面接の受け答えができるよう、企業研究や準備はしっかりしておいてくださいね。

☆CAのインターンシップの唯一のディメリットは「費用面」

ここまでは比較的インターンシップのメリットや参加する意義など、ポジティブな内容について述べてきましたが、皆様気になるであろうデメリットに関してもお答えしたいと思います。

筆者が思うに、インターンシップのデメリットは1つだけ、費用面です。

CAのインターンシップの多くは、開催場所が都内や大都市圏など、非常に限られています。もしあなたが開催場所に住んでいるなら迷わず挑戦してみることをお勧めしますが、開催場所からかなり離れた場所にお住まいの場合は、少し考えた方が良いかもしれません。

遠方から参加する場合、交通費や宿泊費などの費用は参加者の全額負担になることが多いので、学生さんにとっては痛い出費ですよね。

「インターンシップは貴重な経験ができるので、そのようなお金を払うのは全く苦じゃない!」と思う方は参加することをお勧めしますが、あくまでインターンシップは企業研究の一環であり、選考には直接的な影響はないということを忘れないでくださいね。

お金の使い道は完全に個人の自由なのですが、長い目で見るとインターンシップに参加するために数万円~10数万円の大金を費やすことを考えるなら、採用に確実につながるTOEICの点数アップなどの勉強代に費やした方が効率的かな、と筆者は感じます。

以上、様々な噂があり実態が見えないと思われているであろうCAのインターンシップに関して、CA経験者の目線から色々ぶっちゃけました。少しでも、CAを目指している方や、CAのインターンシップに興味がある方のお役に立てたなら幸いです☆

最後までお読み頂き、ありがとうございました!