JALの客室乗務員になりたい。
でもCAの条件って何だろう。

採用試験落ちた。。。
私にはCAの資質がないかも・・・(弱気)

スーツケースを片手に世界各地を飛び回り、きらびやかなイメージのある客室乗務員。そんな憧れのCAになれる条件・資質はなんだろう、と疑問に思っている方は多いと思います。

今回はこのような疑問に、元日本航空のCAJAL客室乗務員になれる人の3つの条件・資質を具体例と共にお伝えしています。

本記事の内容

JALのCAになれる条件・資質3つ!
・自分には無理かもと思っている方へ

周りのCA仲間がもっている資質・条件の共通している部分をまとめました。この記事を読めば「CAさんが持っている共通の条件・資質」がよくわかります。 

3分ほどお付き合いくださいm(__)m

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JALのCAになれる条件・資質3つ!

次の3つですが、正直、揃っている人は少ないです( `ー´)ノ

笑顔が素敵

接客力や、何か起きた時の対応力は経験とともに身につくものですので、まずその第一段階である「笑顔」が、CAになれる資質として大切だと思います。

人の第一印象は、出会ってから67秒で決まると言われており、例えば国内線の短距離路線である羽田–伊丹間を例に取ると、フライトタイムは短いものでおよそ50分、離着陸時を除くとサービス時間は1520分。

皆様にお飲み物をお渡しするためには、1人のお客様に対し35秒ほどしか接する時間がありません。

その短い時間で気の利いた会話をし、心を掴むことはなかなか難しいため、搭乗時の笑顔でその航空会社の印象は決まる、と日頃から指導されていました。 

「気づき」の力があること

お客様の感情の変化(寒そうにしていたり、何かを欲されているご様子であったり)や、機内環境の変化(温度、夜間便でキッチンから客席に漏れる光)など、小さな事に気づく力も、CAになるための大切な素質です。

例えば複数人で会話をしているときに、自分の話に夢中になるのではなく、誰が話をできていないか、つまらなさそうにしていたら何か話題を振ってあげよう、など、気づき→行動に移すことのできるCAの友人が大変多くいます。

また、CAは接客要員の前に保安要員であるため、機内の状況(不審な人物はいないか?機内でいつもと違う音が鳴っていないか?シートベルトはお客様全員がしっかりと着用しているか?)に、視野を広く持って気づく必要があります。 

体力があり、健康であること

CAという職業は、きらびやかなイメージの反面、体力を要する業務がたくさんあります。

機内でお客様にサービスするお食事やお飲み物の乗ったカートは重さが50100kgほどあり、揺れの中操作する場面もあり、足腰への負担は大きい。

国際線の普通席でお食事のトレーを回収する際は、何十回とスクワットのような動きをする必要があります(^^。

また、離着陸の回数の多い国内線では、気圧の変化で中耳炎になりやすく、国際線乗務時は、時差により体調を崩しやすい環境で仕事をすることになります。

JALでは、採用試験の最終面接の時に、健康診断と同時に平衡感覚などの運動能力チェックが、同業他社より細かく実施されます。

そんなCAへの条件・資質は自分には無いから無理かも?

…そう思った方でも大丈夫です!

日々の生活でちょっと気をつけていれば自然に身につきます。

[笑顔]学生の方は、アルバイトに、レストランやカフェなど接客業を選ぶ。→お客様と直接関わることで、どんな方に対しても自然な笑顔を出せるようになるはずです。

また私個人の話になりますが、就職活動の時期は、自分の部屋で1人の時も笑顔でいる特訓をしました!結局は頬の筋肉なので、鍛えることで緊張する場面でも笑顔でいられるようになります。

[気づきの力]友達や恋人といる時、相手への思いやりを行動に移すように意識をする。→その意識をお客様に向ければ良いので、日常的に気をつけていれば、良い特訓になります。

[体力、健康]無理せず続けられる運動(ウォーキング、ヨガなど)をする。 

こんな資質、性格だけどCAです、という友人達。解釈によっては短所も長所!?

私の周りには、こんな個性的なCAもいます。個性的でありながら、素敵な面も持ち合わせていたので、何人か例に挙げ、いろんなCAがいるということをお伝えしたいと思います。

そんな彼女たちも、上に挙げた3つの条件・資質をしっかりと持っています。

[負けず嫌い]→向上心が強いので、CAに生かせる資格を数多く取得。

[英語ができない]→配られたマニュアルを頑張って暗記すれば、接客に問題ないレベルの英語力は身につくので、業務に支障は出ず、楽しんで仕事をしている。

[面倒くさがり]→優先順位をつけることがうまいので、要領良く動け、THEできるCA

[ずっと文化系の部活に所属]→体調管理に気を付け、休日しっかり休むことで、問題なくCAライフを充実させている。

CAになれる3つの条件・資質を磨けば良いことが…?

これまで挙げてきた「笑顔」「気づきの力」「体力、健康」を日々の生活で身につけていくことで、あなたもきっと、CAという職業に近づけるに違いありません。

また、CAにならずとも、この3つのポイントを磨くことで、人生にメリットをもたらせてくれるはずです。常に笑顔であり、気遣いができる女性は、友人としても、恋人としても魅力的ですよね。

また、健康で、運動を続けている女性は、いつまでたっても若々しくいられ、憧れですよね。私自身、CAになる、という目標の奥にそういった素敵な女性像を思い描いていました。 

まとめ|JALのCAになるための条件・資質

今回の記事を3行でまとめます。CAになるための3つの条件・資質とは

・素敵な笑顔
・気づきの力があること
・体力があり、健康であること

JALの客室乗務員を6年間勤めた中で出会ってきたCAの仲間を思い浮かべ、分析した結果、この3つの条件・資質が皆に共通していました。

その上で、さらに英語力が高いCA、部活のリーダーをしていたため統率力があるCAがいたり、逆に、上述したような面倒くさがりなCAがいたり…。

CAはチームで働く職業ですので、それぞれの強みを生かして、助け合って日々の業務を行います。

誰かに無いものを、違う誰かが助ける…その協力し合っている様子はお客様にも伝わり、良いフライトと感じてくださる、私はそう考えていました。

ですので、就職活動の際、周りに自分より優秀そうに見える人がいても全く気にすることはなく、自分の強みに自信を持って挑めば良いと思います。素敵なCAに、なれますように♪