CAを目指している皆さんは、CAとしていつまで働くのか考えたことはありますか?CAになった後の人生設計のイメージは出来ていますか?

実は私、CAになった頃はいつか転職するんだろうな、と考えていました。CAの仕事は若くて体力のある人がする仕事だし、家になかなか帰宅出来ない、家庭との両立に不向きな仕事だと思っていたからです。

でも、それは昔の話。今は育児や家庭との両立もしやすい環境が整っていて、そのおかげで定年退職まで働いているCAが増えています。

では、JALとANAのCA。どちらが育児休暇やサポートが充実しているのでしょうか?3つのポイントで比較してみましょう。

JALとANAの育児休暇くらべ

➀育休はどちらが長く取得できる?
➁パートナーの転勤があった場合は?
➂育児と両立しているCAのスケジュールは?

3分ほどお付き合いくださいm(._.)m

書いている人:Milly
大手国内航空会社にて12年間CAを経験。またCAとしてだけでなく、社内で韓国語セミナーと韓国語アナウンスの講師を担当。152センチの低身長からCA受験で工夫した点や育児しながらのフライト経験をCAを目指す人に伝えていきたい。
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JALとANA、CAの育児休暇やサポートが充実しているのはどっち?

➀育休はどちらが長く取得できる?

答えは、JALの方が長期間育児休暇を取得することが出来ます。

【JAL】
出生日以降、最長で子供が満3歳に達する月の月末まで取得可能。産前地上勤務制度もあり、妊娠後、出産特別休暇取得までの間、地上勤務に就ける制度あり。

【ANA】
最長で子供が満2歳に達する日が属する月末まで取得可能。

JALには地上勤務制度もあり、懐妊による休職以外にも地上勤務の選択が可能です。

実はCAは妊娠がわかったその日からフライトが出来なくなる為、休職に入ります。そこからは産前産後手当が適応される期間まで9か月程無給なんです。フライト以外の地上勤務が出来る制度があれば、給料も出て安心ですね。

➁パートナーの転勤があった場合は?

JALはパートナーの転勤があった場合、休職することが出来ます。ANAはパートナーが海外へ転勤の場合は休職が可能です。

【JAL】
小学校就学前の子を養育する社員が、配偶者の転勤による転居に伴い、その配偶者に同行し転居先において生活を共にすることにより通勤が困難となる場合に、最大2年間休職できる。

【ANA】
配偶者の海外転勤に同行し、一定の要件の下で最長2年間休職できます。(特に子供の年齢の縛りはないようです)

➂育児と両立しているCAのスケジュールは?

JAL、ANA共に育児と両立しているCAの為に、月間の勤務日数を少なくする制度が設けられています。

JALに関しては、深夜業(ステイ)免除措置がありますし、ANAのCAも乗務希望日を一日おきにしたり、有給休暇を上手く利用してステイ(宿泊)がないように工夫しています。

【JAL】
・短日数乗務制度…小学1年生までの子供がいる方が希望に応じて、月間の勤務日数を「6割勤務」「8割勤務」「9割勤務」から選択することができる。小学2年生、3年生の子供がいる方は「8割勤務」もしくは「9割勤務」から選択することができる。

・小学校就学前の子供の養育のため、原則として所定労働時間を超えた就業を制限することができる。→残業なし。

・小学校就学前の子供が、負傷または疾病にかかった場合の世話、あるいは予防接種または健康診断を受けさせるために取得することができる。 取得日数は年間5日間、小学校就学前の子供が2人以上いるときは年間10日間の取得が可能。

【ANA】
・短日数乗務制度…子どもの小学校3年生修了時まで、勤務日数を「約5割」「約7割」「約8割」の中から選択することができる。この制度を利用した場合、月間の勤務日数がそれぞれ10日、14日、16日程度となる(月により変動あり)。家庭の事情に合わせて年度ごとに選択できる。

・育児日・・・フルタイムで勤務する場合、通常の休日や有給休暇とは別に、月間3日の休暇を必ず取得することができる。

・育児看護日・・・未就学児を持つ場合、育児・看護のための特別休暇をさらに年5日(2人以上の場合は10日)取得することができる。

JALとANA、一度辞めたのにCAに戻れるって本当!?不妊治療でお休みできる?!

女性社員が多いCA業界。両社ともに女性ならではの制度が充実しています。他企業にはない女性に嬉しい制度を3つご紹介します。

➀不妊治療のための休職が出来る

【JAL】
社員が高度な不妊治療(体外受精・顕微授精)を受けるために、最大1年間休職できます。

CAの仕事は毎日離着陸を繰り返し、宿泊もあり深夜早朝勤務の多い体力のいる不規則な仕事。また、上空での仕事で放射線を地上よりも多く浴びているという話も。

宿泊(ステイ)も多く妊活も思うようにいかない為か、なかなか妊娠出来ずに悩んでいるCAも多くいます。その為、不妊治療をしている人も結構います。しかし、不妊治療をしながらフライトをすることは簡単なことではありません。仕事を休職して不妊治療に専念出来るのは嬉しいですね!

➁40歳を超えるとフライト日数を半分に減らすことができる

【ANA】
短日数就労選択制度(30歳以上)…満30歳に達した社員は、勤務日数を約9割とすることができます。短日数就労選択制度(40歳以上)…満40歳に達した社員は、勤務日数を約5割または約7割とすることができます。

30歳を超えたあたりからフライトが体力的にきつく感じます。年齢による体力の低下や疲労の感じやすさは女性だと30代後半から40代にかけて急激に進むので、40歳以上のCAが勤務日数を半分や7割に調整できるのは有難い制度です。これなら、定年まで働けそうですよね。

➂一度辞めてもCAに戻れる再雇用制度がある

JAL,ANA共に一度退職したCAを再雇用する制度があります。採用試験はありますが、合格すれば離職期間に関わらず、退職した時の等級、給料で復職することが出来ます。

結婚や妊娠、子育てやパートナーの転勤など、退職をしたけれど、ライフスタイルの変化でCAに復職したいと思う方も多いです。航空会社側も経験者は即戦力になる為、積極的に採用しているようです。再雇用してもらえる会社は珍しいので、CAならではと言えるでしょう。

まとめ|CAの育児休暇・サポートはJAL・ANA共に充実♪

JALとANA、育児休暇やサポートの比較

➀育休はどちらが長く取得できる? →JAL

➁パートナーの転勤があった場合は? →JALは2年休職可能。ANAは海外転勤の場合2年休職可能。

➂育児と両立しているCAのスケジュールは? →JALは小学1年生までの子供がいる場合は6、8、9割勤務が可能。ANAは小学3年生までの子供がいる場合は5、7、8割勤務が可能。

航空会社は長く働いてくれる人材を採用する為、CAになった後のライフイメージを面接で問うことも多くなっています。具体的には、「転勤には対応できるのか?」「早朝深夜問わずの勤務に適応できるのか?」と私自身も面接で問われました。

今や会社を選ぶ上でも重要になっているワーク・ライフ・バランス。企業研究をする際に是非CAになった後の人生を想像してみてください。企業選択のヒントになるかもしれません♪