CAといえば、
ニューヨークやロンドンなどでお買い物しまくる国際線CAをイメージしますか?
それとも福岡や北海道で美味しいものを食べまくる国内線CA?
時差に耐えられるか、朝が早くて起きられないかもなど心配ごともありますよね。今回の記事では、国際線と国内線、それぞれの仕事内容、働きやすさ、メリット・デメリットをご紹介します。
・【国内線・国際線でどう違う?】CAの仕事内容・1日の流れを比べてみた。
・国内線・国際線、それぞれのメリット・ディメリット
3分ほどおつきあいくださいm(__)m
国際線CAの仕事内容
国際線CAの1日
例ですが、ニューヨーク行きをイメージしましょう!
1/1
7:00起きる
8:00家を出る
9:30ブリーフィング開始
11:00出発12/31
21:00(現地時間)一食目のご飯
合間に書類を書いたり、二食目の準備
1/1 7:00 二食目のご飯
1/1 9:00 到着
「あれ、時間戻ってる….?」となったみなさん、正解です。日本―ニューヨークだと14時間の時差があります。13時間くらいのフライトを終えて、着いたらアメリカは朝です。
体はベタベタだし足は臭い、早くお風呂に入って寝たいけどアメリカは朝です。これが国際線CAの辛いところです。
国際線CA|ステイ先の過ごし方
現地に着いた後の過ごし方は2パターン。
① 現地の時差に合わせるため買い物やジムに行く
② とりあえず寝る
現地の時差に合わせられる方はかなりタフですね。いままで聞いた中で一番強烈だったのは、現地について寝ずにディズニーランドに行って、3時間くらい寝て次のフライトをした方です。
一方すぐ寝る方は、夕方くらいに目が覚めて、そこから夜ずっと寝れない夜を過ごす人もいます。時差調整はCA全員の悩みです。睡眠薬を飲んでるCAも少なからずいます。
そのことを考えると、「いつでもどこでも寝れるわよ♪」って方が国際線CAに向いてるといえます。
国際線CAのメリットデメリット
メリットは、
・いろいろな国の観光地に行ける
・日本より安くお買い物ができることが多い
・長距離だとフライトタイムが稼げる
お買い物については、乗務員は免税範囲が旅行の方より少なくなっていますが、現地の方が安くブランドなどを買えたりしますよ。
またアジアだとマッサージも安いので、班フライトに行くたびに全身オイルマッサージを受けたりもできます。
国内線CAの仕事内容
国内線CAの1日の流れ
3:30起きる
4:30 タクシーで出社
6:00ブリーフィング開始
3便ほど乗務
14:00 福岡到着
16:00 一人でもつ鍋を食べに行く
18:00帰りに駅前でお買い物
21:00就寝
こんな感じです。これは朝早いパターンですが、夜遅いパターンだとこれに7時間くらいプラスして考えて下さい。朝が苦手な方は辛いかもしれませんが、まだ皆が仕事をしているうちにちょっとお出かけするのも優越感があります。
仕事内容は搭乗のお手伝いやドリンクサービス、安全に関わるチェックなどです。東京―大阪間などの短い路線ではかなりバタバタします。中には忙しすぎて、LAV(お手洗い)に行くのを忘れることもあります。
国内線CAのステイ先は自由度高い、でもお酒はNG…
国内線は仕事が終わってから、次の日の仕事までの約14時間くらいが自由時間です。
ステイ先でご当地の美味しいものを食べたり、同乗CAやパイロットの人たちとお食事に行くこともあります。残念ですがお酒は飲めない会社が多いです。
北海道の海鮮丼、福岡のもつ鍋、富山のお寿司、宮崎の地鶏など「ご飯あんちょこ」が先輩から後輩に受け継がれています。またそれぞれのステイ先にお気に入りのマッサージ屋さんを作ったり、ヨガに行く方もいます。
東京にはない超大きいショッピングセンターやドラッグストアで爆買いする人もいます。だいたいのホテルは街の中心地にあることが多いので、観光やショッピングに便利です。
国内線CAのメリット
国内線CAのメリットは、
・時差がない
・ご飯が美味しい
・自由に移動できる
・家に帰って家事ができる
です。国際線だと周りにお店が何もなくて一人で持ってきたカップラーメンをすすることもありますが、国内線は近くにコンビニや美味しいレストランがあるので、食に困ることはほぼありません。
また国際線だと電車を使うのもちょっと勇気がいりますが、国内線だと好きなところに行くことができます。
またお子さんがいる場合は、4日家を空ける国際線CAより、次の日の夜には帰って来るような国内線CAが人気。また子育て中は必ず当日に帰ってくる日帰りパターンを選べる会社もあるようです。
まとめ|国際線と国内線、「どっちが向いているか」はあなた次第
国際線CAと国内線CA、あなたはどちらが向いてるでしょうか。
国内線CAになったけど、英語を活かしたくて外資に転職する方。国際線に憧れて転職したけど、時差が体に合わなくて辞めてしまう方も中にはいます。
国際線CAと国内線CAに優劣はありませんので、自分のライフスタイルや睡眠のパターン、ご家族の状況によってどちらのCAを目指すか選ばれることをお勧めします。