アシアナ航空のCAに興味あり。お給料事情やスケジュールについて知りたい。
職場雰囲気ってどんなだろう?働きやすいのかな?
今回はこのような疑問にお答えします。
・アシアナ航空CAの給料・スケジュール・福利厚生まとめ【働きやすさって大事】
・アシアナ航空CAの雰囲気は働きやすい?【上下関係あり】
3分ほどおつきあいくださいm(__)m
アシアナ航空CAのお給料事情とスケジュール
基本給について
アシアナ航空の日本人乗務員は日本支社採用になります。
これより説明する滞在費以外のお給料はすべて、日本円で日本の銀行に振り込まれます。ざっとお給料内訳を説明いたします。(1年目を参考にしております。)
日本円支給の内訳
基本給:約125,000円
飛行手当:約900円/時間
クリーニング費用:3000円
交通費:3000円(月額50,000円迄)
飛行手当ですが、1か月に60時間から80時間程度ですので、54,000円から72,000円となります。日本人乗務員は日韓線がメインですので、1回のフライトで飛行手当が稼げないのが難点なのかな…
ですが、その分拘束時間が少ない点では良いですね。
そしてこの合計から、日本の企業に勤めている方と同じように、法定控除項目、所得税、住民税、健康保険料等々が控除されます。
そのため外資系の企業でありながら、日本の健康保険証を持つことができるのが日本支社採用であるメリットなのです。
CAの滞在費について
滞在費について説明する前に、、、
アシアナ航空の日本人乗務員は成田、大阪、名古屋、福岡の4つの空港から自分のベース、いわゆる拠点地を選ぶことができます。
その拠点地で休日を過ごし、そして拠点地の最寄り空港から韓国へフライトすることになります。日本を離れ韓国にいる間は、飛行機で乗務する以外の間にもお給料が発生します。これが滞在費です。
この滞在費は、日本円ではなく韓国の銀行の外貨口座へドルでの支給となります。(口座の開設は会社がお手伝いしてくれます。)乗務が終わり韓国のホテルで休んでいる間、同期と食事を楽しむ間も滞在費としてお給料が発生するということです。
1時間に2ドルですが、韓国滞在が多い月は900ドルほど頂けることもあります。
日本円での基本給とドルでの滞在費を合わせると、フライト時間やドルのレート、控除金額によって違ってはきますが、手取りで毎月25万円~30万円はいただける計算となります。
また、賞与は年に1回で、日々の常務での頑張り次第で金額が変わってきます。1回1回のフライトが積み重ねになるので、やりがいがあります。
1か月のスケジュールについて
アシアナ航空の日本人CAは、基本的に日韓線乗務です。日本の拠点地でお休みを過ごす以外は、韓国で過ごしながらフライトをします。
韓国がお好きな方、また実家を離れてプチ一人暮らしを体験してみたい方には絶好の条件ではないかと思います。
アシアナ航空の日本路線は、9つの空港に就航しています。毎日1-4便運航しているためほぼ毎日往復で乗務し、多い時には5連勤、ステイなど泊りのフライトが挟む場合は9連勤する場合もあります。
私が新人の頃は、いかに体力勝負な職業か身をもって知らされました。しかし日本と韓国は近いので、朝に出発して遅くても夕方にはお仕事が終わります。
韓国に滞在する時間が多く、ホテルもソウルの繁華街ととても近いため、フライト後にショッピングや食事に出掛けるCA もたくさんいます。
また、年に2回リクエストフライトをすることができます。フライト先の時期や気候によってリクエストの数が多いと通らない事が稀にあるようですが、通ることのほうが多いです。
年に2回なのでステイ先でのto doリストを考える時間は、いつになく一生懸命になります。
アシアナ航空CAの雰囲気は働きやすい?【上下関係あり】
【上下関係がある】
外資系航空会社は上下関係があまりなく、オープンな雰囲気で働きやすそう!とかわきあいあいとしていそう!と思われがちです。
しかし、アシアナ航空は上下関係があります。というのも韓国は儒教の国なので、潜在的に目上の人を敬う文化が根付いているのです。
例えば、空港までのバスでの座席が勤続年数によって決まっていたり、そのフライトの一番新人の仕事があったりします。
しかし日系航空会社の友人に聞くと、こんなの当たり前のことみたいです。ですが、後輩をいじめたり、怖い先輩が多いのかなと心配する必要はありません。
お仕事をまじめに笑顔でがんばっていれば、先輩方はきちんと見ていてくださります。また、日本人乗務員は何年も前から在籍しており、歴代の先輩方の評判も良いため、心配しなくても大丈夫です。
【背が高く、肌がきれいなCAが多い】
韓国人は日本人よりも、平均身長が高いといわれています。
わたしも日本にいると自分は高いほうなのかと思っていましたが、韓国人と乗務をしている中で、そんなことないと実感します。(笑)
採用面接では、身長測定や飛行機の荷物棚に手が届くかどうかをチェックするために、アームリーチ測定があります。そのためわたしは面接の前数日間整体に通い、背や腕を伸ばしてもらいました。
またアシアナ航空の採用面接は、半そでブラウス・膝上の丈のスカート・コーヒー色のストッキング着用を指定されます。ここまで細かく指定されるのは珍しいですよね。
スキンチェックとО脚でないかをチェックをするためにこの服装を指定しているのです。ここまで細かいところまで見定められ、入社したクルーがアシアナ航空のCAとして働くことができるのです。
また業務外のクルーとの会話での8割は美容情報交換なので、必然と美意識が高まります。
韓国語ができるとより楽しい!
アシアナ航空CAの入社条件には、韓国語は必須ではありません。そのため、面接の時点ではできなくても大丈夫!
しかし、訓練を終えていざフライトをすると韓国語力の必要性をとても感じます。入社の時は必要ないといったのに!!と思いますが、韓国語は日本人が学びやすい言語といわれているので、すぐにできるようになります。
わたしの同期も入社当時は四苦八苦していたものの、今はコミュニケーションばっちり取れています。それに一か月のほとんどを韓国で過ごすため、いやでも身に付きますね。(笑)働きながら第三言語を学べるなんて一石二鳥だと思います。
それに韓国語を話せれば、一緒に働く韓国人クルーとより仲良くなることができます。韓国人先輩の美の秘訣やおいしい韓国のレストラン、おしゃれなカフェの情報なども聞くことができちゃうかも!
まとめ|アシアナ航空のCAお給料とスケジュール
今回の記事をまとめると、
・お給料は日本円とドルで分けられて支給され、頑張れば評価をしてくれる。
・韓国滞在の多いスケジュールで、自分の時間も割と多め。
・外見はもちろん、語学の面や対人関係の面でも磨かれた女性になれるかも。
この記事でアシアナ航空CAをめざす皆様のお手伝いができたなら幸いです。コロナ禍のこの期間、TOEICをはじめしっかり準備して外資CAを勝ち取ってください♪
JALANAに比べて外資エアラインのほとんどは個人尊重、同調圧力などなし、好待遇で、最高の職場環境が手に入ります。