JALの福利厚生が知りたいです。
給料も大切だけど、余裕をもって働きたいな。
EFの他にどんな福利厚生があるのか教えてください。

 

 

今回はこのような疑問にお答えします。

本記事の内容

・JAL客室乗務員の代表的な福利厚生、EF!
・JAL客室乗務員|EF以外の福利厚生
・福利厚生を利用したオフ・ステイ先の過ごし方

客室乗務員を目指している方も、またそうでない方でも、就職活動を続ける中で、「福利厚生」というものは企業を判断する上で大変重要なポイントですよね。

心身ともに元気で、意欲的に働くためにも、仕事以外の時間を充実させる必要があり、会社にもその責任があります。

本記事では、元JALのCAが「日本航空CAの福利厚生をすべて」を公開しています。この記事を読めば「JALがどれだけ働きやすい会社か」がよく分かっていただけます。

3分ほどおつきあいください♪

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JAL客室乗務員の代表的な福利厚生、EF

やはりCAの1番の特権はこのEFです。

EF」とは?

多くの方が航空会社に就職するにあたり一番魅力的に感じる福利厚生である「EF」はEmployee Free Ticketの略であり、その内容や、規則は航空会社により異なります。

JALでは本人+一親等まで

JALでは年度始めに、おのおの国内線で使用できるチケットが一定数付与されます。そのチケットは、無料で乗れるものから、本人が何割か負担するものがあり、本人と一親等のみ使用可能です。

また国際線に関しては使用方法が異なり、関連部署に事前に書類を提出し、申請をする流れになっています。割引率については、「かなり破格」と思って頂いて結構です。 

EFのメリット

実家が地方にあり、里帰りなどで帰郷する場合EFを使用することによって、その交通費を浮かせることができます。

例えば大阪に実家があり、月に二回、EFを使用すると、新幹線を使った場合に比べ、約54千円ほどお得になります。これは家計的に大変大きいですよね…!

また、やはり何と言ってもかなり格安で飛行機を利用できるので、普通だったら行かない県を旅行先にし、今まで知らなかった観光地や、郷土料理などの知識が増えたりするなど貴重な経験が増えます。

海外旅行が好きなJALの友人は、年に一回は国際線のEFを使用し、フランスや、ハワイなどに旅行をしており、大変充実したCAライフを送っているようです。 

EFのデメリット

これだけ聞くと「なんて魅力的な福利厚生なのだろう」とお考えになる方が多いと思いますが、実際私はJAL在籍期間6年のうち、EFを数えるほどしか利用できませんでした。

実家が都内にあるということと、そに制約の多さに、あまり活用に至りませんでした。その制約の一つが、EFを使用するにあたり大きなポイントとなる、空席が無いと乗ることができないという点です。

航空業界の繁忙期に当たるGWや、学生の夏休み、路線によりますが金土日も、空席が無く乗ることが難しいです。

ですので、繁忙期を除いた平日に、同じ会社の友人であったり、母などと、満席になりにくい就航地を選び、使用するのがおすすめ 

JAL客室乗務員|EF以外の福利厚生は?

実はCAにとっての福利厚生が少しずつ改善されてきました♪

寮制度

✔ 地方から出てきた新人のため「寮」あり♪

地方在住者がJALに入社した場合受けられる制度で、入社し国内線の訓練後に割り振られた配属によって、羽田もしくは成田の寮に入ることができます。

周りに知り合いがいない方がリラックスできると、寮に入らず、自分で選んだマンションに住むCAももちろんいますが、訓練期間や、仕事に慣れないうちは、同期が家族のような大きな支えになるので、とても有り難い制度であると思います。 

ママさんCAにも嬉しい、たくさんの制度

JALにはEF以外にも、女性が働きやすい環境となるよう作られた、さまざまな制度があります。

【育児休職制度】最長で満3歳に達する月の月末まで休職ができます。

【深夜業免除措置】小学校就学前のお子様がいる場合、深夜帯の勤務を免除できます。

【不妊治療休職制度】高度な不妊治療を受けるため最大1年間休職できます。

【短日数常務制度】小学校1年生までのお子様がいる場合、8or9割勤務を選択できます。

このような制度が充実しているからこそ、JALの客室乗務員の勤続年数は、他の航空会社に比べ、長くなっています。

長くCAを務められ、経験の多い先輩方が多いからこそ、JALの接客レベルは高くなっているのではないでしょうか。

 福利厚生ではないけれど…JALの客室乗務員の嬉しい勤務体系

他の航空会社もそうですが、フライトで外地に滞在中の勤務が無い日も、仕事日に換算されます。ですので、年間の休みに加え、ロングフライトを飛べば、その分の中日も自由に過ごすことができるのです。

基本は4勤務⇒2休日

JALCAは、基本的には4勤務→2休日のサイクルを繰り返していきますが、時差の負担が大きいアメリカ路線に限っては、大体の場合4勤務→3休日となります。例えば、スケジュールにニューヨークのフライトがあれば、7日間は以下のようになります。

4日間で成田→ニューヨーク/1日フリー/ニューヨーク→成田

3日間は日本で休日

このように、7日間のうち、4日間は自由な時間となるので、一度のフライトは長く体力の消耗は激しいですが、その回復もできるようスケジューリングされています。

体力さえあれば、休日を有効活用することができ、毎日の生活を充実することができます。 

 JAL客室乗務員の福利厚生を利用したオフ・ステイ先の過ごし方

JALCAの私が実際に経験した、福利厚生を存分に使った密度の濃い、ステイ先と休日合わせた7日間をお伝えします。

JAL客室乗務員の1週間スケジュール

1日目  成田発→アメリカ ダラス着
2日目  観光がてらテキサスバーガーを食べに。
3日目  アメリカの有名遊園地Six Flagsでジェットコースター
4日目  アメリカ ダラス発→成田着
5日目  (休日)JALの友人とEFを使い函館へ。
6日目  (休日)函館観光。フェリーや函館山からの夜景を見たり。
7日目  (休日)北海道の美味しい海鮮丼を食べ、EFを使用して羽田へ。

このように、ステイ先でその地ならではの食事や観光を楽しんだり、休日もフル活用して日々を過ごしていました。

だんだんと業務を覚え、やるべきことができるようになってからにはなりますが、上記のような濃い毎日を送ることができるはずです。 

まとめ|JAL客室乗務員の美味しすぎる福利厚生

今回はJALの客室乗務員の福利厚生についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。魅力的なJALの福利厚生のポイントは以下の3点です。

・働く女性に優しい!
・旅行好きにはもってこい!
・他の企業に比べ、休みが多い!

私は退職をしましたが、現在も充実の福利厚生を利用し、子育てをしながら、チーフキャビンアテンダントを目指しているJALの友人がたくさんいます。働き方は人それぞれだと思いますが、この記事を参考に、CAになった後の将来設計をしてみてください♪