もしCAになれたとしても、
コロナ禍で航空業界の業績不振のニュースが目立ち、
人員削減でクビなんてこともあるのかな…?!
今回はこのような疑問にお答えします。
結論、今の状態だと「解雇(早期退職)」は十分ありえます。。。。
もし仮にそんなことになってしまった時、真っ先に解雇されそうなのはどんなCAなのか、その共通点についてお話します。
・コロナ後に解雇・クビにされそうなCAの共通点3つ
・コロナ後にCAとして求められる人材
3分ほどお付き合いください。
コロナ後に解雇・クビにされそうなCAの共通点3つ
CAは解雇されるのか
現在は日系航空会社で解雇のニュースは出ていませんが、外資系航空会社では早々にCAを解雇している会社も沢山あります。
ANAやJALなどは、東京オリンピックでの需要の高まりを想定しCAを増やしていましたが、オリンピックが延期となり、更にコロナによって旅行者が激減しCAが余ってしまうという事態になってしまっています。
最近は国内航空会社のCAは正社員として雇用されているので、簡単にクビになることはありませんが、これ以上コロナが収束しなければ経営状態が厳しく、日系航空会社でも解雇は時間の問題かもしれません。
解雇・クビにされそうなCA
それではクビになりそうなCAとはどんな人なのか、そんな恐ろしい共通点3つをお話します。
① 与えられたこと(訓練など)をしっかりとこなせないCA
これは社会人として当たり前のことかと思いますが、会社から指示されたことをきっちりとこなせないCAは会社から必要とされません。
CAは1年に1回訓練がありますが、たとえばそういった訓練の筆記試験でも満点を取れない、最悪不合格という評価をもらってしまうようなCAは真っ先にクビ候補にあがるのではないでしょうか。
基本的には追加訓練などを受け、再試験を受けることができていましたが、今後はどうなるかわかりませんし、もちろん上司に報告がいくため人事評価は下がることになります。自分のやるべきことをしっかり行うことは基本です。
② 周りの人のことを考えられないCA
これは新人というよりは、ある程度経験を積んだCAに当てはまります。
マニュアルを無視し、理不尽に後輩を怒鳴ったり、いじめたり、不機嫌なオーラを出したりするようなCAはクビですよね。エアラインの仕事はチームワークがとても大切です。
そんな輪を乱すような人はお客様にも会社にも悪影響を与えますし、今はパワハラで訴えられる可能性もあるため、そういった周りを大切にできないCAはクビ候補になるでしょう。
③ 自分で考え行動できないCA
言われたことしかしない・できないCAは会社から求められません。
フライト中だけでなく、常に自分にできることを考え、自分の成長にも繋げていかなければいけません。
基本的に、指示を待っているようなCA=やる気もないと思われます。こういった会社の危機的状況の時に、指示待ちの社員は必要ないと思われます。
こんな状況だからこそ、受け身ではなく積極的にできることを探して会社に貢献しなければいけません。
この共通点、意外と「あ、そういう人いる…」って思いませんでしたか? 私もCAとして働いていた時、こういう先輩や後輩がいましたが、やはり仕事ができないというレッテルが貼られていたり上司にマークされていたりしました。
コロナ後にCAとして求められる人材
スキルを持った即戦力
コロナが落ち着き、航空需要が増えれば必然的にまたCAが必要となります。採用を見送っていた分、一気に採用の可能性もありますが、一気に採用すると大変なのは教育です。
訓練は平等に行われますが、現場に出てしまうと、新人の頃からある程度自分の力も必要です。
そのため、CA経験者や接客経験者など、訓練を終えて現場に立った時にすぐに活躍できるような人材を求めるのではないでしょうか。コロナの影響で泣く泣くCAを辞めた人や他業種で仕事をしながら既卒のCA受験していた人たちはチャンスがやってくるかもしれません。
語学力・接客スキル・中間管理職経験 etc…
そんなチャンスを掴めるようにスキルを磨いておきましょう。
コロナ禍で努力していた人
CA採用が出ない今、CAになるために努力をし続けられた人は評価されます。
採用がないからと諦めたり投げやりになるのではなく、自分磨きをする機会だと前向きにとらえてチャンスを待てる人は、いざ採用が始まった時にESや面接でのネタにも困りませんし、きっと夢を掴むことができます!
色んな事に挑戦してみたり、何か目標を持ってコツコツ努力することできっとその頑張りは認められます。
「うちの会社に入社するためにチャンスを待って頑張っていたんだな」と思ってもらい、一緒に働きたいと思わせられる人になれるように、このコロナ禍を乗り切りましょう!
まとめ|指示待ちCAではなく自ら動ける人材
クビになりそうなCA・コロナ後に求められる人材、
どちらにも共通することは、言われたことだけの指示待ちではいけないということです。
“会社のために、ひとりのCAとしてできること” “CAになるために今できること”
立場は違えど、そうやって自ら考え行動できる人は大切にされ求められます。みなさんも、こんな危機がきてもクビ候補にならないCAを目指しましょうね!