全日空CA時代の私の1か月生活費・家賃を振り返ってみた【福利厚生のおかげ♪】

ANA CAの生活費ってどのくらいなの？
空港周辺の家賃が高いってホント？
お給料でカバーできるの？

 

これらはエアライン受験生によく聞かれる質問でした。あまり情報がなく、気になっているCA就活生も多いですよね。

ANAの長年CAだった私が、全日空CA時代の私の1か月生活費・家賃を包み隠さずお答えします！

全日空CA時代の私の1か月生活費・家賃を振り返ってみた【福利厚生のおかげ♪】

いきなりですが、ANA時代の毎月のお給料をぶっちゃけます！

毎月のお給料ですが、最初の等級の場合は手取りで30万円前後でした。

ステイ手当も込みでこのぐらいなので、ステイの日数によって変動があります。様々なフライト資格を取って等級が上がれば、1等級上がるごとに5~6万円アップするイメージです。

一流企業に比べて多いわけではありませんが、大卒1年目でこのくらいの手取りがあれば世間的には十分ではないでしょうか。

ANA CAの家賃事情って？

次に、気になる家賃事情をお伝えします。

ANAの新入社員は羽田近辺に住む人が圧倒的に多いです。大田区の1Kの相場は8万円台と言われていますが、実際は9万〜10万円程度のお部屋に住むCAばかりでした。

理由としては、夜遅くに帰宅したり、数日間家を空けることも多いため、セキュリティがしっかりしたマンションに住む傾向があるためです。

マンションの更新タイミングで引っ越すCAも多いです。そのタイミングでちょうどお給料アップもあったりするのです。大田区から引っ越しする場合は、成田にも通いやすい中央区や、おしゃれで人気の目黒区が人気のようです。

CAの生活費を大公開！

1ヶ月の収入と支出を見てみましょう。

個人差はもちろんありますが、私はこのような感じでした。同期も似たような状況で、入ってきた分出ていく〜！という声をよく聞きました（笑）

意外とかかるのは、食費です。フライトでステイがある場合では、ステイ先で外食をしたり、外食ができない場合はコンビニで食材を購入したりしていました。意外とステイ先でお金を使っていますね。

あとは、やはり美容・被服費と交際費が圧倒的です。

職業上、ネイルや美容院代をケチることはできません。また先輩や同期からも美容にまつわる様々な情報を得るので、どんどん美容費がかさんでいくのはCAあるかるかもしれませんね。

ANA CAの経済事情・生活費ってぶっちゃけどう？贅沢できる？

みんなどうやって貯金してるの？

毎月のお給料はほぼ出ていってしまうのですが、有り難いことにボーナスをいただけていたので、ボーナス分をまるごと貯金しているCAが多かったです。

気になるボーナスの額ですが、所謂大企業の平均値ぐらいと想像していただければ、だいたいそのくらいです。

毎月のお給料で買えないものを買ったり、旅行で使ったりして、残った分を貯金に回すことができました。ガッツリ貯め込める！というわけではありませんが、何かあった場合に備えて少しずつ貯金はできていましたよ。

手厚い福利厚生に助けられている！？

CAの生活費を語るうえで外せないのが手厚い福利厚生です♪

EFを使って旅行や地元への帰省をすることができるので、遠方への交通費はほぼかかりません。飛行機や新幹線の距離を帰省しようとすると万単位の出費になりますが、この交通費が大幅カットできるのはとっても大きなコストメリットです。

また、あまり知られていませんが、福利厚生サービスも利用できました。福利厚生サービスを使うと、映画をお得に見られたり、ホテルに格安で宿泊できたりなど、実は嬉しい特典が沢山ありました♪

CAの暮らしぶりを一言で言うと・・・！

ANA CAの募集要項に書かれているお給料の金額を見ると、生活できるのかな・・・と心配になるかもしれませんが、心配無用です。

新卒でも毎月のお給料でしっかりと生活できますし、福利厚生等で大きなコストメリットを得られ、ボーナスで貯金もできます。

一言でいうと、「生活には困らず、貯金もしっかりできる♪」です。

キャリアを重ねていくと、お給料もアップしますし、その分ボーナスもアップします。在職年数の長いCAは、結構な貯金額があるなんて噂もあるほどです。

まとめ｜セレブ生活ではないけれど、充実した暮らしができます♪

簡単にまとめます。

振り返るとやはり、給与形態はしっかりしていますし、貯金できるほどのボーナスをいただけていたのは有り難かったです。

セレブ生活を目指している方には物足りないかもしれませんが、堅実派にはやはりCAはおすすめです♪