ANA客室乗務員の体力勝負1週間・1日のスケジュールCAになりたいけど、大変そう・・・私やっていけるのかな。。と思っている就活生の皆さん。

実はその通り、CAはやはり一見華やかだけど、大変なんです。

しかしCAだからこそできる一流にふれられる経験・楽しいことが沢山あります。

今回は元ANAの客室乗務員が「ANA客室乗務員の1週間スケジュール」を公開させていただきますね。

本記事の内容

・ANA客室乗務員の体力勝負1週間・1日のスケジュール
・CAスケジュール管理のコツ|醍醐味はステイ先

確かに仕事はハード。でもCAだからこそできる経験が何よりの報酬・やりがいです。イメージを膨らませて、夢に向かって頑張りましょう♪

3分ほどで読めます。

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ANA客室乗務員|体力勝負の1週間・とある1日のスケジュール

まずは1週間のANA客室乗務員のスケジュールを公開します。

ANACAの1週間

ANAのCAのモデルスケジュール公開します。
入社してすぐは国内線だけですが、最近は入社して1年以内に国内線と国際線をマルチにフライトします。
・国内線のみの場合
1日 羽田→熊本→羽田→富山(ステイ)
2日 富山→羽田→高知→羽田→千歳(ステイ)
3日 千歳→福岡→羽田
4日 羽田→福岡→羽田
5日 OFF
6日 OFF
7日 羽田→沖縄(ステイ)
国内線のみは基本的に4日働いて2日休みを繰り返します。
・マルチの場合
1日 羽田→フランクフルト
2日-3日 フランクフルト(ステイ)
4日 フランクフルト→羽田(AM着)
5日 OFF
6日 OFF
7日 羽田→沖縄→羽田
国際線と国内線を組み合わせてシフトが組まれます。国際線は様々な準備などが必要なので、たまの国内線が非常に楽に感じます。

ANACAのとある一日

CAのとある一日をご紹介いたします!
羽田-フランクフルト路線(11:15発)
6:00 起床
  7:15 家を出発
 7:45 羽田出社
     ・着替え
     ・フライトの準備
  8:35   デスク集合
  9:35 ブリーフィング開始、客室部出発
10:05 飛行機搭乗
      ・機内準備
      ・全体ブリーフィング
10:45 お客様搭乗開始
11:15 テイクオフ
      ・フライトタイム12時間10分
16:25 フランクフルト到着
(0:25)・入国審査
17:45 ホテル到着
(1:45)
18:30 夕食
(2:30)
22:00 就寝
(6:00)
長距離フライトの場合、機内で仮眠できる時間はありますが、フランクフルトの場合2時間程度です。なかなか眠れない人は気づいたら24時間起きているなんてよくある事で、ナチュラルハイになっています笑

フライトタイム

ANAのCAのフライトタイムの月平均約70〜80時間です。
国際線の長距離を3本くらいフライトすると、すぐに90時間になってしまうのですが、身体はかなりしんどいです。
国際線は時差や13、14時間のフライトで辛いですが、国内線は基本的に1日3から4便フライト(たまに5便)するので、それもそれで大変なんです。

休暇

ANACAの休みはある程度確保されています。決められている休日は、月10日程度、年間126日です。

マルチでフライトするCAの事前の休みは所属の班によって変わっているのですが、予めわかっているのは月に4日くらいで、月末に発表されるスケジュールで初めて自分の休みを全て知ります。

ですのでなかなか先の予定を組めないのが辛いところです。2連休や3連休があったりしますが、1日だけしか休みがないと身体が休まりません。

又有給休暇は中堅層になればなるほど取得しづらくなります。友人の結婚式に出られなくて悲しい思いを何度もしました。

しかし長期休暇があったり、必ず取れる有給が一度だけですがあったりするので、それを使って旅行に行ったりしていました。

先の予定は立てづらいですが、長期休暇でリフレッシュができます。

CAスケジュール管理のコツ|醍醐味はステイ先

体力勝負のCAですが、CAだからこそ経験できることがたくさんあります。

ステイ先ではエンジョイ♪

国内線でも国際線でも、ステイ先で時間があるときは、外に出かけて食事をしに行ったり、観光したりと、ステイ先で楽しんで過ごすことができます。

CAの間で、必ず行くレストランや観光地があり、そこに行ったり、アクティブなCAは新しいところを開拓したりしています。 また海外にしかないものが買えたり、安く買えるのも嬉しいポイントです。 

しかし中距離路線(アジアやハワイ)などはフライトが大変なのに、ステイ時間は24時間もないので結局寝て終わってしまうこともしばしば。 

大変な仕事でも、ステイ先で楽しめるのがCAの良いところです。

機内で出会えるお客様

毎日フライトしていると、様々なお客様に出会います。機内だからこそ出会えるのが、芸能人や政治家やVIPのお客様です。 

好きな芸能人のお客様と同じフライトになったこともあり、テンションが上がりました。ただそれを前面に出すことができませんが・・・・。また社会的地位の高いお客様と会話をできるのは、CAだからこそできることです。

 しかし難しいお客様ももちろん多いので、対応が大変で困ったこともたくさんありました。様々なお客様に出会えるにも、CAだからできる経験です。 

気軽に飛行機が使える♪

ANAの福利厚生で、航空券を国内線だとほぼタダ、国際線だと激安で購入することができます。

 地元が地方のCAはそれを使って地元に帰ったり、長期休暇でチケットを使って海外旅行にいったりしていました。 

またビジネスクラスのチケットも激安で購入できますし、家族もそのチケットを使うことができるので、家族を乗せてあげられるのも親孝行になりますね。

 しかしこのチケットは空席があったら乗れる前提で、もし他のお客様がいたら有無を言わず飛行機に乗ることができません。海外からの帰りだと、帰れなかったどうしようとヒヤヒヤすることもあります。

 気軽に飛行機に乗れるのがCAの特権です。

まとめ|ANA客室乗務員のスケジュールはハードだが充実♪

今回の記事内容を3行でまとめます。
・CAのフライトタイムは多く、実は体力勝負・体が資本
・予定は立てづらいが、休暇はある程度ある。平日休みがメリット大
・CAだからできる経験がたくさんある・一流の人・モノに出会える♪

CAの仕事は体力がないと続けられません。しかし他の仕事ではできない、CAだからこそできる事がたくさんあります!

ぜひ夢を叶えて、CAだからできる楽しみを経験してください♪

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